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ベートーヴェン : 交響曲第9番 「合唱」&ミサ・ソレムニス

4.8 5つ星のうち4.8 9個の評価

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新品 中古品
CD, 2000/7/26 2枚組
¥2,565

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曲目リスト

ディスク: 1

1 合唱*交響曲第9番ニ短調

ディスク: 2

1 ミサ・ソレムニス・ニ長調

商品の説明

メディア掲載レビューほか

あまりにも有名な「合唱」と、友人で後援者だったルドルフ大公に捧げるために作られた壮大なミサ曲「ミサ・ソレムニス」。交響楽と合唱が一体となった、ベートーヴェン晩年の代表作だ。
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
  • メーカー ‏ : ‎ BMGインターナショナル
  • EAN ‏ : ‎ 4988017096413
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 16 分
  • レーベル ‏ : ‎ BMGインターナショナル
  • ASIN ‏ : ‎ B00005EH04
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 2
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 9個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
9グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
迅速、丁重なご対応ありがとうございました。
2020年3月7日に日本でレビュー済み
古いcdを全集で持っているが、このcdは音が全く違う。ようやくトスカニーニの素晴らしさが分かるようになってきた。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 これまで、”ミサソレムニス”は、ガーディナー、バーンスタイン新盤、クレンペラー、ジンマン、と聴いてきたが、今回、トスカニーニを聴いてビックリ!何という、優しさだろう。75分弱の演奏時間が示すとおり、ゆっくりな部分はクレンペラーより遅い位。ブラインドテストでは、誰が指揮者か、わかるまい。オーケストラは、ヨーロッパ(ベルリンフィル?)のような落ち着いた音色、しかもいつものNBC響のようなミスもない。リマスタリングは、ライナーノーツ(遺族とRCAがタイアップした公式のもの)にあるように、今までの、あの、キンキンした、薄手の低音で、残響なしと言うイメージを払拭する素晴らしいもの(今までの盤は何だったのか?)。そして、オケ、合唱、独唱のバランスが見事なのだ。つまり、歌手陣は誠実で、絶叫しない、古典的な歌唱で(ちょっとヴィブラートが多めだが)出しゃばらないバランスを保ち、全然オペラティックでない(予想と全く違う)。そのためか、モツレクを思い出させてしまう程。合唱は、これまたなぜか、後ろに引っ込んだ録音で、後ろから包み込む、落ち着いた歌声で、少人数のバロック音楽での合唱団を彷彿とさせる。この曲は、同じ歌詞をぐるぐると何回か歌うので、明晰に聞こえる必要もないし、特に独唱と重なっているときにはなおさらで、このバランスは最高。オケは、思い切ったバランスで録られ、ホルンとトロンボーンがよく聞こえ、合唱と重なってもベートーヴェンのオーケストレーションがよく分かるので、とても発見が多く、これも全然キンキンしない!キリエ(主よ哀れみ給え)がこんなに真に迫ったものもなかったし、最後のアニュスデイの優しさには、本当にビックリした(ワルターを思い出させる)。オケのメンバーもびっくりだろうなぁ・・終結部分も、他の演奏で聴くと、”何でベートーヴェンはこんな終わり方にしたんだろう?”と物足りなさだけが残るもの(バーンスタインのようにどんなに立派にリタルランドしてフェルマータ気味に最後の音を延ばしても)が、”ああ、水泡が無に帰すように(シャボン玉がはじけるように)、最後の音が大空に舞って(飛び散って)無常に終わるんだなぁ・・”と納得させられてしまうのです。
 一方、第九の方は、快速、きっぱり、トスカニーニらしいイタリアのベートーヴェンだが、とても気持ちがよい。現代感覚、スポーティー、カラヤンの原型、と言った意味がよく分かるし、現在の古楽器の指揮者たちがやっていることを、もう50年以上前に、より徹底した形でやってしまっている、と思えてしまう(苦笑)、未だに新鮮な演奏です。また、デッドなライブ録音等では、なかなか分からなかったNBC交響楽団の”超”優秀さがはっきりと記録され、私には驚きの一枚でした。

 つい先日(2009年3月)、BS1でトスカニーニの回顧録のような番組を見ましたが、彼が尊敬する作曲家は、ヴェルディ、ワーグナー、そして誰よりもベートーヴェン。その中でも第九の第3楽章、そして最上の音楽として、”荘厳ミサ曲”を挙げて、絶賛していましたね。その理由がはっきりわかる演奏です。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年2月21日に日本でレビュー済み
50年以上昔にこの演奏に出会って以来、ミサ・ソレムニスはほぼこの演奏一筋。このCDは、トスカニーニの録音の中では一番聞きやすい良い音ではないか。高音はあまりシャリつかず低音は厚みがあり、トスカニーニによく見られる音のきつさ、聞き苦しさといったものが非常に軽微である。そのせいで、この演奏が優しいという印象を持たれるのかもしれないが、やはりトスカニーニらしく渾身の力が入って激しく、清清烈々と神に迫るような気魄に圧倒される演奏である。この故に、50数年聞き続けてきたのだと思っている。神を称える心が灼熱のように燃え上がるグローリア。クレドのある部分では、「神は人のために降臨された」いう祈りの言葉が次第に高まって強烈な絶唱となり、それを受けて管絃楽も爆発咆哮、大きな余韻を残して閉じる。神を求める心が圧倒的な烈しさで炸裂するのである。この部分、他の大部分の演奏は屁みたいなものである。そして、聖なる闇から一筋の光が降りて来るかのようにヴァイオリンが歌い始めるベネデイクス、美しいが厳しく清清烈々として祈りの歌が繰り広げられ、あたかも聖なるものが眼前に迫ってくるかのような恍惚感に襲われる。他の演奏では、ここのヴァイオリン、多くの場合、砂糖水のように甘い。このクレドとサンクトスの二つだけでもお釣りがくるというのに他の部分ももちろん良い。私はトスカニーニの録音では一番好きだし、曲としても第9よりも高く評価している。トスカニーニの宗教音楽としてはヴェルデイのレクイェムの方が評価されているが、トスカニーニ自身はミサ・ソレムニスの方を高く評価していた。そして、この録音、晩年になってわざわざもう一度録りたいと申し出て実現し、彼自身満足していたものでもある。これを聞かずして、ミサ・ソレムニスの何を聞こうというのであろうか。出来れば、この録音もXRCDにしてほしかった。それから、第9の方も素晴らしい演奏であるということも言っておきたい。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第9番については昔フルトヴェングラーでそのすさまじさに度肝を抜かれたことがあったが、今回のトスカニーニも同レベル。
とてもとても新鮮でこんなに第9番って別格の曲だってことを知らせてくれる演奏だ。
ミサ・ソレムニスについては他で余り聴いていないので偉そうなことは言えないが、
これ以上の演奏、歌ってあるのかしらって思うくらい凄い。
怒涛の嵐のごとく繰り広げられる音。
耳、脳みそ、ハートに突き刺さる音楽でしょう。
熱すぎてしばらくは興奮状態が続く。