20年近く前になりますが、『レニングラードカウボーイズ・ゴー・アメリカ』という映画で彼らに出会った時は、今は無いソビエトとアメリカのカウボーイスタイルの組み合わせという奇抜な設定に度肝を抜かれました。10代の一番多感な頃だったからか、あの時以上、何かに心を揺さぶられた事がいまだにありません。
日本でも何枚かCDが発売されましたが、この『宇宙へ行く』は持っていなかったので今回注文しました。
ちょっと懐かしいロックサウンドに、ゲスト参加している旧ソビエト赤軍の音楽隊の野太いコーラスが渋くてかっこいいです。ロシア人になりきった彼ら(本当はフィンランドのバンドです)の宇宙での活躍が歌われています。日本語の訳詞がライナーに付いているので、詞の内容もわかります。
ドライブで掛けたら、運転が楽しくなりそうです。機会があれば、映画も面白いので一緒に鑑賞されることをお薦めします。