ジャズやロックをベースにしたルパン三世と発展途上だった頃のシンセでは相性があんまり良くなかったんだと思います。
この1800CD文庫シリーズのうる星やつらがかなり良かったので興味を持って買ってみましたが、音が薄い感じでなんだかなあと言う感想です。まだNTネットワークとかが活躍する前だったのかな。
購入を決めた理由の一つが『デインジャラスゾーン』だったのですが、これがまさかの原曲破壊。ライナーノーツでは「評判が良かった」と書いてあるのですが、シンセ音>原曲再現の法則であるらしく、今の感覚では微妙でした。
この時期に『炎のたからもの』が入っているのは驚きですが、これが本当に当時のシンセと相性が良くない。
むしろSF要素が大きいパート3の方が相性が良かったんじゃないかなあ。
いっそチップチューンに割り切ればまだ価値があったかもしれない。