木下はわびた管弦楽曲「壷天」でデビューした本来器楽志向の人だが,いつのまにか合唱界の顔になり,いかにもコンクール向けの曲を連発してる。①は大岡信,②は池澤夏樹の詩による,共に技巧的な組曲。③は立原道造の詩による愛唱歌風の小品。③がいい。 -- 内容(「CDジャーナル」データベースより)