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バルトーク:ミクロコスモス(全153曲)
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曲目リスト
ディスク: 1
1 | ミクロコスモス 第1巻 (2a) |
2 | ミクロコスモス 第1巻 (2b) |
3 | ミクロコスモス 第1巻 ユニゾン |
4 | ミクロコスモス 第1巻 ユニゾン |
5 | ミクロコスモス 第1巻 ユニゾン |
6 | ミクロコスモス 第1巻 ユニゾン |
7 | ミクロコスモス 第1巻 付点音符 |
8 | ミクロコスモス 第1巻 同音反復 |
9 | ミクロコスモス 第1巻 シンコペーション |
10 | ミクロコスモス 第1巻 交互する両手 |
11 | ミクロコスモス 第1巻 平行進行 |
12 | ミクロコスモス 第1巻 鏡影 |
13 | ミクロコスモス 第1巻 位置の移動 |
14 | ミクロコスモス 第1巻 問いと答え |
15 | ミクロコスモス 第1巻 村の歌 |
16 | ミクロコスモス 第1巻 平行進行と位置の移動 |
17 | ミクロコスモス 第1巻 反進行 |
18 | ミクロコスモス 第1巻 ユニゾン |
19 | ミクロコスモス 第1巻 ユニゾン |
20 | ミクロコスモス 第1巻 ユニゾン |
21 | ミクロコスモス 第1巻 ユニゾン |
22 | ミクロコスモス 第1巻 模倣と対位法 |
23 | ミクロコスモス 第1巻 模倣と倒置 |
24 | ミクロコスモス 第1巻 牧歌パストラーレ |
25 | ミクロコスモス 第1巻 模倣と倒置 |
26 | ミクロコスモス 第1巻 同音反復 |
27 | ミクロコスモス 第1巻 シンコペーション |
28 | ミクロコスモス 第1巻 8度のカノン |
29 | ミクロコスモス 第1巻 模倣と鏡影 |
30 | ミクロコスモス 第1巻 下方4度のカノン |
31 | ミクロコスモス 第1巻 カノン形式による舞曲 |
32 | ミクロコスモス 第1巻 ドリア旋法 |
33 | ミクロコスモス 第1巻 ゆるやかな舞曲 |
34 | ミクロコスモス 第1巻 フリギア旋法 |
35 | ミクロコスモス 第1巻 コラール |
36 | ミクロコスモス 第1巻 自由なカノン |
37 | ミクロコスモス 第2巻 リディア旋法 |
38 | ミクロコスモス 第2巻 スタッカートとレガート |
39 | ミクロコスモス 第2巻 スタッカートとレガート |
40 | ミクロコスモス 第2巻 ユーゴスラヴィア風に |
41 | ミクロコスモス 第2巻 伴奏を持つ旋律 |
42 | ミクロコスモス 第2巻 分散和音による伴奏 |
43 | ミクロコスモス 第2巻 ハンガリー風に(43a,b) |
44 | ミクロコスモス 第2巻 反進行 |
45 | ミクロコスモス 第2巻 瞑想 |
46 | ミクロコスモス 第2巻 増大と縮小 |
47 | ミクロコスモス 第2巻 大市場 |
48 | ミクロコスモス 第2巻 ミクソリディア旋法 |
49 | ミクロコスモス 第2巻 クレッシェンドとディミヌエンド |
50 | ミクロコスモス 第2巻 ミヌエット |
51 | ミクロコスモス 第2巻 揺れて |
52 | ミクロコスモス 第2巻 換え手をもつ単声旋律 |
53 | ミクロコスモス 第2巻 トランシルヴァニア風に |
54 | ミクロコスモス 第2巻 半音階 |
55 | ミクロコスモス 第2巻 リディア旋法における3連符 |
56 | ミクロコスモス 第2巻 10度による旋律 |
57 | ミクロコスモス 第2巻 アクセント |
58 | ミクロコスモス 第2巻 オリエンタル風に |
59 | ミクロコスモス 第2巻 長調と短調 |
60 | ミクロコスモス 第2巻 保持音をもつカノン |
61 | ミクロコスモス 第2巻 五音音階の旋律 |
62 | ミクロコスモス 第2巻 短6度の平行進行 |
63 | ミクロコスモス 第2巻 ぶんぶんうなる |
64 | ミクロコスモス 第2巻 線と点(64a,b) |
65 | ミクロコスモス 第2巻 対話 |
66 | ミクロコスモス 第2巻 分割された旋律 |
67 | ミクロコスモス 第3巻 単旋律と3度 |
68 | ミクロコスモス 第3巻 ハンガリー舞曲 |
69 | ミクロコスモス 第3巻 和音練習 |
70 | ミクロコスモス 第3巻 旋律に対する重音 |
71 | ミクロコスモス 第3巻 3度 |
72 | ミクロコスモス 第3巻 悪龍の踊り |
73 | ミクロコスモス 第3巻 6度と3和音 |
74 | ミクロコスモス 第3巻 ハンガリー民謡(74a) |
75 | ミクロコスモス 第3巻 3連符 |
76 | ミクロコスモス 第3巻 3声体 |
77 | ミクロコスモス 第3巻 小練習曲 |
78 | ミクロコスモス 第3巻 五音音階 |
79 | ミクロコスモス 第3巻 バッハ頌 |
80 | ミクロコスモス 第3巻 シューマン頌 |
81 | ミクロコスモス 第3巻 さすらい |
82 | ミクロコスモス 第3巻 スケルツォ |
83 | ミクロコスモス 第3巻 中断される旋律 |
84 | ミクロコスモス 第3巻 陽気な遊び |
85 | ミクロコスモス 第3巻 分散和音 |
86 | ミクロコスモス 第3巻 2つの長5音音列 |
87 | ミクロコスモス 第3巻 変奏曲 |
88 | ミクロコスモス 第3巻 芦笛のひびき |
89 | ミクロコスモス 第3巻 4声体 |
90 | ミクロコスモス 第3巻 ロシア風に |
91 | ミクロコスモス 第3巻 半音階的インヴェンション |
92 | ミクロコスモス 第3巻 半音階的インヴェンション |
93 | ミクロコスモス 第3巻 4声体 |
94 | ミクロコスモス 第3巻 むかしむかし・物語 |
95 | ミクロコスモス 第3巻 きつねの歌(95a) |
96 | ミクロコスモス 第3巻 でこぼこ道 |
ディスク: 2
1 | ミクロコスモス 第4巻 夜想曲(97) |
2 | ミクロコスモス 第4巻 親指をくぐらせる(98) |
3 | ミクロコスモス 第4巻 交差する両手(99) |
4 | ミクロコスモス 第4巻 民謡風に(100) |
5 | ミクロコスモス 第4巻 減5度(101) |
6 | ミクロコスモス 第4巻 倍音(102) |
7 | ミクロコスモス 第4巻 短調と長調(103) |
8 | ミクロコスモス 第4巻 調から調へとさまよって(104a,b) |
9 | ミクロコスモス 第4巻 遊び・2つの五音音階で(105) |
10 | ミクロコスモス 第4巻 子供の歌(106) |
11 | ミクロコスモス 第4巻 霧の中の旋律(107) |
12 | ミクロコスモス 第4巻 レスリング(108) |
13 | ミクロコスモス 第4巻 バリ島から(109) |
14 | ミクロコスモス 第4巻 ぶつかりあう音(110) |
15 | ミクロコスモス 第4巻 間奏曲(111) |
16 | ミクロコスモス 第4巻 民謡による変奏曲(112) |
17 | ミクロコスモス 第4巻 ブルガリアのリズム(113) |
18 | ミクロコスモス 第4巻 主題と転回(114) |
19 | ミクロコスモス 第4巻 ブルガリアのリズム(115) |
20 | ミクロコスモス 第4巻 歌(116) |
21 | ミクロコスモス 第4巻 ブーレー(117) |
22 | ミクロコスモス 第4巻 9/8における3連符(118) |
23 | ミクロコスモス 第4巻 3/4の舞曲(119) |
24 | ミクロコスモス 第4巻 5度の和音(120) |
25 | ミクロコスモス 第4巻 2声の練習(121) |
26 | ミクロコスモス 第5巻 同時に、また交互に弾かれる和音(122) |
27 | ミクロコスモス 第5巻 スタッカートとレガート(123a,b) |
28 | ミクロコスモス 第5巻 スタッカート(124) |
29 | ミクロコスモス 第5巻 ボート漕ぎ(125) |
30 | ミクロコスモス 第5巻 変化する拍子(126) |
31 | ミクロコスモス 第5巻 新しいハンガリー民謡(127) |
32 | ミクロコスモス 第5巻 農民舞曲(128) |
33 | ミクロコスモス 第5巻 交互に弾かれる3度(129) |
34 | ミクロコスモス 第5巻 田舎風のブルレスク(130) |
35 | ミクロコスモス 第5巻 4度(131) |
36 | ミクロコスモス 第5巻 同時に、分散された、長2度(132) |
37 | ミクロコスモス 第5巻 シンコペーション(133) |
38 | ミクロコスモス 第5巻 重音の練習(134,1~3) |
39 | ミクロコスモス 第5巻 無窮動(135) |
40 | ミクロコスモス 第5巻 全音による音階(136) |
41 | ミクロコスモス 第5巻 ユニゾン(137) |
42 | ミクロコスモス 第5巻 バグパイプ(138) |
43 | ミクロコスモス 第5巻 道化師(139) |
44 | ミクロコスモス 第6巻 自由な変奏曲(140) |
45 | ミクロコスモス 第6巻 鏡影形(141) |
46 | ミクロコスモス 第6巻 蠅の日記から(142) |
47 | ミクロコスモス 第6巻 分割されたアルページォ(143) |
48 | ミクロコスモス 第6巻 短2度と長7度(144) |
49 | ミクロコスモス 第6巻 半音階的インベンション(145a,b) |
50 | ミクロコスモス 第6巻 オスティナート(146) |
51 | ミクロコスモス 第6巻 行進曲(147) |
52 | ミクロコスモス 第6巻 ブルガリアのリズムによる6つの舞曲(148) |
53 | ミクロコスモス 第6巻 ブルガリアのリズムによる6つの舞曲(149) |
54 | ミクロコスモス 第6巻 ブルガリアのリズムによる6つの舞曲(150) |
55 | ミクロコスモス 第6巻 ブルガリアのリズムによる6つの舞曲(151) |
56 | ミクロコスモス 第6巻 ブルガリアのリズムによる6つの舞曲(152) |
57 | ミクロコスモス 第6巻 ブルガリアのリズムによる6つの舞曲(153) |
商品の説明
メディア掲載レビューほか
バルトークが教育のために書いた「ミクロコスモス」の全6巻,全153曲が収められている。山崎は曲の難易にかかわらず各曲に誠実に取り組んでいる。日本人による全曲録音のCD化の意義,教材用としての存在価値の大きさに注目したいアルバムである。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- メーカー : フォンテック
- EAN : 4988065091286
- レーベル : フォンテック
- ASIN : B00005F017
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 133,785位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,210位現代音楽
- - 1,561位オペラ・声楽 (ミュージック)
- - 3,373位グローバルミュージック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
7グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2007年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
CDケースの裏面に、全153の曲名が日本語で書いてあります。Bookを一々捲らなくとも、曲目をさらさらと目で追いながら聴くことができます。演奏ですが、分析的(analytical)です。
2012年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハンガリー領トランシルヴァニア生まれの作曲家=ピアニスト、
バルトーク(1881年 - 1945年)による『ミクロコスモス』、
作曲は、1926年から1939年にかけて。
もはや戦車とマシンガンと長い長い長い塹壕の大戦争を経て、
民族主義が素朴に信じられる時代は去っていた。
初期ストラヴィンスキーのバーバリズムは、
浮かれたジャズの流行に取って代わられていた。
かれは孤高に、かれの音楽世界のなかへ内向していった。
バルトークはもともと方法意識が高く、
「作曲は教えられるものではありません」と言いながらも、
かれの曲の骨組には、一曲ごとに、明快なアイディアがあって、
後世の作曲家たちへのまたとない贈り物になっている。
『ミクロコスモス』全6巻は、ピアノ教則本と作品集が合体したようなもの。
構成は、たんじゅんな曲から、少しづつ、複雑な曲へ。
いかにも民謡収集家らしい、五音階への関心、
旋法への着目、旋法と和音の共存のあり方、
それでいて、ときおりはバッハをおもいだす対位法への恭順、
早い話が、あるものはなんでも使い、
西ヨーロッパ音楽観を脱構築しようとする意思と戦略がある。
バルトークはかれの作曲の道具箱を見せながら、
同時に、作品集を示していて。
しかも、その道具箱は、現代の作曲家の道具箱と、
(たぶん)ほぼ同じものです。
バルトークは西ヨーロッパとその外部の境界で、
東欧的な(それでいて西欧的なるものも使えるものはどんどん使う)
独自の音楽世界を作った。
ただし、バルトークの方法は、民謡から幾何学を取り出すような感じ。
そこがおもしろく、そこが古く、その古さのなかに未知のなにかがありそう。
バルトークって、気難しくてそれでいてお茶目、
気さくにフィールドワーク(民謡収集)をこまめにおこないながら、それでいて理屈っぽい、
そんな人柄がもちろん音楽にも現れていて。
山崎孝さん(1937年生まれ)の演奏は、
いかにも音がやわらかく、響きは澄みわたって綺麗、
そんな音たちが、スタッカートや変拍子で、俊敏に跳ね、踊る。
他方、昏い、水のしずくのような、リズムがあるんだかないんだかわからないような曲には、
ふしぎで謎めいた叙情性が与えられる。
五音階を介して、バルトークの世界が、
きわめてバルトークの世界でありながら、
同時に、あろうことか、日本人にも懐かしい音楽として、よみがえる。
しかも、このCDにおいては、それぞれの曲に、作曲語法がかんたんに示されていて、
曲への理解がひじょうに深まります。
録音は1981年、フラットで、綺麗な音が綺麗に録れていて、
ただし、いわゆる録音による造形的な加工はなく、
もう少し「作っても」良いようにおもうけれど、
それであってなお、いつのまにか聴き手を
『ミクロコスモス』のなかへ、引き込んでゆく。
バルトーク(1881年 - 1945年)による『ミクロコスモス』、
作曲は、1926年から1939年にかけて。
もはや戦車とマシンガンと長い長い長い塹壕の大戦争を経て、
民族主義が素朴に信じられる時代は去っていた。
初期ストラヴィンスキーのバーバリズムは、
浮かれたジャズの流行に取って代わられていた。
かれは孤高に、かれの音楽世界のなかへ内向していった。
バルトークはもともと方法意識が高く、
「作曲は教えられるものではありません」と言いながらも、
かれの曲の骨組には、一曲ごとに、明快なアイディアがあって、
後世の作曲家たちへのまたとない贈り物になっている。
『ミクロコスモス』全6巻は、ピアノ教則本と作品集が合体したようなもの。
構成は、たんじゅんな曲から、少しづつ、複雑な曲へ。
いかにも民謡収集家らしい、五音階への関心、
旋法への着目、旋法と和音の共存のあり方、
それでいて、ときおりはバッハをおもいだす対位法への恭順、
早い話が、あるものはなんでも使い、
西ヨーロッパ音楽観を脱構築しようとする意思と戦略がある。
バルトークはかれの作曲の道具箱を見せながら、
同時に、作品集を示していて。
しかも、その道具箱は、現代の作曲家の道具箱と、
(たぶん)ほぼ同じものです。
バルトークは西ヨーロッパとその外部の境界で、
東欧的な(それでいて西欧的なるものも使えるものはどんどん使う)
独自の音楽世界を作った。
ただし、バルトークの方法は、民謡から幾何学を取り出すような感じ。
そこがおもしろく、そこが古く、その古さのなかに未知のなにかがありそう。
バルトークって、気難しくてそれでいてお茶目、
気さくにフィールドワーク(民謡収集)をこまめにおこないながら、それでいて理屈っぽい、
そんな人柄がもちろん音楽にも現れていて。
山崎孝さん(1937年生まれ)の演奏は、
いかにも音がやわらかく、響きは澄みわたって綺麗、
そんな音たちが、スタッカートや変拍子で、俊敏に跳ね、踊る。
他方、昏い、水のしずくのような、リズムがあるんだかないんだかわからないような曲には、
ふしぎで謎めいた叙情性が与えられる。
五音階を介して、バルトークの世界が、
きわめてバルトークの世界でありながら、
同時に、あろうことか、日本人にも懐かしい音楽として、よみがえる。
しかも、このCDにおいては、それぞれの曲に、作曲語法がかんたんに示されていて、
曲への理解がひじょうに深まります。
録音は1981年、フラットで、綺麗な音が綺麗に録れていて、
ただし、いわゆる録音による造形的な加工はなく、
もう少し「作っても」良いようにおもうけれど、
それであってなお、いつのまにか聴き手を
『ミクロコスモス』のなかへ、引き込んでゆく。