「swing for joy」はデビューアルバム「Blue speaker」、「His choice of shoes is ill!」に続くエゴラッピンの3枚目である。曲数は5曲と少なく、トータルでの演奏時間もわりと短いが、彼らの楽曲のセンスのよさが光っている。エゴラッピンは全部それぞれいいと思うが、強いて言えばこの一枚がフェイヴァリット。独特のなじみやすいジャジーな世界が繰り広げられている。かっこいいと思うし、こういう音楽が日本にあるんだってことを知ったときはうれしかった。おすすめは3曲目の「a love song」、軽快なリズムの中でちょっと古い好きだった場所を思い出す。