『伊福部昭 全歌曲/藍川由美』の帯にタイトルを見つけ購入。
名匠 木下恵介の実弟で同監督の映画やドラマをはじめ
102年の生涯に数多くの作品に楽曲を提供してきた音楽家 木下忠司の
代表的歌曲を熱唱しています。
初っ端の2曲、
『私だけの十字架(特捜最前線)』『ああ人生に涙あり(水戸黄門)』
は、長年男声歌唱を聴き込んできただけにインパクト計り知れず。
木下先生、『カリメロ』や『バーバパパ』の作曲もなさってたんですね?
コッチもすごかった。
今さらながら『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』に主題歌がなかったのが悔やまれてならない。
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喜びも悲しみも幾歳月 ~木下忠司作品集
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曲目リスト
1 | 私だけの十字架 |
2 | ああ人生に涙あり |
3 | 挽歌 |
4 | 氷の花 |
5 | 二人の世界 |
6 | もがり笛 |
7 | 記念樹 |
8 | 春の岬 |
9 | 海の聲 |
10 | 要 |
11 | 月夜 |
12 | かはら |
13 | 萩の里の子守歌 |
14 | 破れ太鼓 |
15 | そばの花咲く |
16 | 喜びも悲しみも幾歳月 |
17 | 灯を抱く人たち |
18 | 惜春鳥 |
19 | 十三の砂山 |
20 | ぼくはカリメロ |
21 | バーバズーのうた |
22 | 子守歌 |
23 | なな山越えて |
商品の説明
メディア掲載レビューほか
日本歌曲をはじめ,いわゆる日本の歌のスペシャリスト・藍川由美。前半の木下忠司の作品への思い入れは,そのまま歌となって表現され,彼女ならではの世界が広がる。しかし,その他は,単なるバラエティに終わってしまったところもあって,残念。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : (株)カメラータ・トウキョウ
- EAN : 4990355304853
- レーベル : (株)カメラータ・トウキョウ
- ASIN : B00005F3RN
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 168,416位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,328位オペラ・声楽 (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画「カルメン故郷に帰る」のテーマ曲だった「そばの花咲く(作中では「ああ、わが故郷」)」の歌詞を調べるために購入しました。木下忠司作品をクラシック歌曲のように扱い、ピアノのみの伴奏で女性声楽家が歌います。こういうのもアリかなとは思うのですが、全体に発表会ムードが漂っており、何かもうひと味出せなかったものかとやや疑問を感じます。が、バーバパパや、安寿と厨子王丸の挿入歌など、資料的に価値ある作品だと思います。
2012年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
木下忠司の曲が大好きです。このCDは『記念樹』を聞きたくて購入しました。
足踏みオルガンの音が懐かしく、当時のTV番組を思い出しながら聞いています。
足踏みオルガンの音が懐かしく、当時のTV番組を思い出しながら聞いています。
2012年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
記念樹が聴きたくて購入しました。他の楽曲も大変味わい深く、昭和少年(還暦)の心にグッとくる曲ばかりです。家内とのドライブにも最適のCDでした〜♪♪
2009年9月30日に日本でレビュー済み
既に「普通に歌えばいいのでは?」という優れたレビューがある。が、少し別な角度から記したい。
木下忠司(木下恵介の実弟)の作品が1枚のCDにまとまったということだけでも多としたい。
木下恵介監督の映画『カルメン故郷に帰る』の挿入歌「故郷」の作曲は木下忠司である。それは、足踏みオルガンの伴奏による子供たちの歌である。一方、藍川の「そばの花咲く」は藍川自身の足踏みオルガンの伴奏で歌われている。どちらかと言えば素朴な「故郷」の方が好きだがクリアな「そばの花咲く」も捨てがたい。藍川には不本意であろうが、この1曲だけのためにCDを買った。
『カルメン故郷に帰る』では、挿入歌の「故郷」とオルガンが重要なのである。それで、映画を観ているか否かによって印象(評価?)も異なるであろう。
※『カルメン故郷に帰る』のDVDの購入は中国の正規版をお薦めする。中国語の字幕をオフにして観ればよい。
木下忠司(木下恵介の実弟)の作品が1枚のCDにまとまったということだけでも多としたい。
木下恵介監督の映画『カルメン故郷に帰る』の挿入歌「故郷」の作曲は木下忠司である。それは、足踏みオルガンの伴奏による子供たちの歌である。一方、藍川の「そばの花咲く」は藍川自身の足踏みオルガンの伴奏で歌われている。どちらかと言えば素朴な「故郷」の方が好きだがクリアな「そばの花咲く」も捨てがたい。藍川には不本意であろうが、この1曲だけのためにCDを買った。
『カルメン故郷に帰る』では、挿入歌の「故郷」とオルガンが重要なのである。それで、映画を観ているか否かによって印象(評価?)も異なるであろう。
※『カルメン故郷に帰る』のDVDの購入は中国の正規版をお薦めする。中国語の字幕をオフにして観ればよい。
2009年9月8日に日本でレビュー済み
藍川氏は、著書や演奏活動を通して、日本歌曲に対する鋭い問題意識を持っている。
西洋から輸入したクラシック音楽の歌唱法のまま、日本語の本来持っている発音などに無頓着なまま歌う現状に対する疑問から、日本語の美しさ、発声などに問題意識を持って活動に取り組んでいる。
著書『これでいいのか、にっぽんのうた』などで日本歌曲を「芸術作品」として高めていこうとする著者の姿勢は評価に値すると私は思ってきた。
と同時に違和感も感じてきた。
このCDを聞いてその違和感の原因がわかった。
というのは、日本語の歌をクラシック音楽の歌唱法で歌う必要があるのか、ということだ。
彼女は日本歌曲に思いいれがあり、ここには、いわゆるクラシック音楽の作曲家のみならず、戦前の歌謡曲の作曲家の歌にも「芸術的価値」を認め、「芸術的」に高めようという努力が見られる。
このCDに収録されているのは歌謡曲、映画音楽などと一般的に呼ばれている歌である。
収録曲を見れば分かるように、映画、アニメの主題歌、特に有名なのはドラマ「水戸黄門」の主題歌だろう。
収録された演奏を聴くと、クラシック音楽の歌唱法で日本語の歌を歌うこと自体が誤った方法なのでは、と思ってしまう。
はっきり言って、音大で声楽を学んだクラシック音楽の歌手が歌う必要はなく、むしろ普通に歌謡曲歌手などが歌えば済む話では?と思ってしまう。
クラシック音楽の歌唱法でわざわざ「芸術性」なる価値をつけて歌おうとしても、私にとっては歌謡曲歌手が歌うもの、はっきりいえば「水戸黄門」のテーマで言えば「助さん格さん」が歌っているもの、他のものも実際映画で歌われたような俳優さんや歌謡曲歌手が歌ったオリジナルなものの方が、歌としては聴けると思う。
なんか「芸術性」なる価値をつけることによって、余所余所しさを感じてしまう。
クラシック音楽の発声法は西洋の言語体系の中ではぐくまれたもので、基本的に日本語と相容れないものだ。
そのことに気付いた藍川氏の問題意識はすばらしいとは思うが、それが現実の作品となってあらわれたものを聞いてみると、普通の一般的な歌い方で歌うのが日本語が一番生かされるのでは、と思ってしまった。
きつい評価になってしまったが、ここにはクラシック音楽の歌唱法が正統な歌い方だといわんばかりの姿勢を感じてしまったため、あえてこの評価を付けさせていただいた。
西洋から輸入したクラシック音楽の歌唱法のまま、日本語の本来持っている発音などに無頓着なまま歌う現状に対する疑問から、日本語の美しさ、発声などに問題意識を持って活動に取り組んでいる。
著書『これでいいのか、にっぽんのうた』などで日本歌曲を「芸術作品」として高めていこうとする著者の姿勢は評価に値すると私は思ってきた。
と同時に違和感も感じてきた。
このCDを聞いてその違和感の原因がわかった。
というのは、日本語の歌をクラシック音楽の歌唱法で歌う必要があるのか、ということだ。
彼女は日本歌曲に思いいれがあり、ここには、いわゆるクラシック音楽の作曲家のみならず、戦前の歌謡曲の作曲家の歌にも「芸術的価値」を認め、「芸術的」に高めようという努力が見られる。
このCDに収録されているのは歌謡曲、映画音楽などと一般的に呼ばれている歌である。
収録曲を見れば分かるように、映画、アニメの主題歌、特に有名なのはドラマ「水戸黄門」の主題歌だろう。
収録された演奏を聴くと、クラシック音楽の歌唱法で日本語の歌を歌うこと自体が誤った方法なのでは、と思ってしまう。
はっきり言って、音大で声楽を学んだクラシック音楽の歌手が歌う必要はなく、むしろ普通に歌謡曲歌手などが歌えば済む話では?と思ってしまう。
クラシック音楽の歌唱法でわざわざ「芸術性」なる価値をつけて歌おうとしても、私にとっては歌謡曲歌手が歌うもの、はっきりいえば「水戸黄門」のテーマで言えば「助さん格さん」が歌っているもの、他のものも実際映画で歌われたような俳優さんや歌謡曲歌手が歌ったオリジナルなものの方が、歌としては聴けると思う。
なんか「芸術性」なる価値をつけることによって、余所余所しさを感じてしまう。
クラシック音楽の発声法は西洋の言語体系の中ではぐくまれたもので、基本的に日本語と相容れないものだ。
そのことに気付いた藍川氏の問題意識はすばらしいとは思うが、それが現実の作品となってあらわれたものを聞いてみると、普通の一般的な歌い方で歌うのが日本語が一番生かされるのでは、と思ってしまった。
きつい評価になってしまったが、ここにはクラシック音楽の歌唱法が正統な歌い方だといわんばかりの姿勢を感じてしまったため、あえてこの評価を付けさせていただいた。
2011年3月10日に日本でレビュー済み
木下忠司さんの作品から23曲を選んだアルバムです。映画やテレビ番組の主題歌や挿入歌として有名な曲ばかりです。大衆曲を作る場合、自分の個性や芸術性を追求したい一方で、万人に歌いやすく覚えやすい旋律という拘束条件があります。そもそも、ここまでは芸術歌曲、ここからは大衆歌謡という線は引けるのでしょうか。
藍川さんの歌い方の特徴は、作曲家と詩人を尊敬していて、その意図を忠実に再現しようとしているところにあると思います。声楽家が日本の歌を歌う場合よくあるのですが、イタリア語のような発音のため歌詞が聞き取りにくいことがあります。彼女は正しい日本語の発音で譜面通りに歌っていることで評価されるべきです。自分の解釈で芸術を目指そうとしているようには感じません。
俳優などが歌う場合、作曲家の意図通りに歌わない(歌えない)ことがあります。それはそれで味なのですが、様々な癖が入ることもあります。どれが普通でどれが普通でないか、主観的な判断でしかありません。百人の歌い手がいれば百通りの歌い方があります。
彼女の歌い方を私は普通に感じます。地声の部分などが素朴な感じで、それも味だと思います。年齢の割に声が若いですね。星五つにしましたが、歌唱の技巧ではなく、この試みに対してです。世界的に一流の歌手と比較しないでください。
発売元のカメラータ・トウキョウには、このページで試聴版を提供してほしいと思います。ここにあるレビューを読む人たちは、実際に聴いてみないことには普通か普通でないか判断できません。
[追記]
藍川由美さんの歌う「そばの花咲く」の動画がネットにあります。「藍川由美 そばの花咲く youtube」で検索すれば見付かります。
藍川さんの歌い方の特徴は、作曲家と詩人を尊敬していて、その意図を忠実に再現しようとしているところにあると思います。声楽家が日本の歌を歌う場合よくあるのですが、イタリア語のような発音のため歌詞が聞き取りにくいことがあります。彼女は正しい日本語の発音で譜面通りに歌っていることで評価されるべきです。自分の解釈で芸術を目指そうとしているようには感じません。
俳優などが歌う場合、作曲家の意図通りに歌わない(歌えない)ことがあります。それはそれで味なのですが、様々な癖が入ることもあります。どれが普通でどれが普通でないか、主観的な判断でしかありません。百人の歌い手がいれば百通りの歌い方があります。
彼女の歌い方を私は普通に感じます。地声の部分などが素朴な感じで、それも味だと思います。年齢の割に声が若いですね。星五つにしましたが、歌唱の技巧ではなく、この試みに対してです。世界的に一流の歌手と比較しないでください。
発売元のカメラータ・トウキョウには、このページで試聴版を提供してほしいと思います。ここにあるレビューを読む人たちは、実際に聴いてみないことには普通か普通でないか判断できません。
[追記]
藍川由美さんの歌う「そばの花咲く」の動画がネットにあります。「藍川由美 そばの花咲く youtube」で検索すれば見付かります。
2011年7月7日に日本でレビュー済み
「私だけの十字架」とは,かつての人気刑事ドラマ『特捜最前線』(1977-87)に用いられていた,あのセンチメンタルなエンディング曲だ。木下の作品をクラシック発声で歌った本作には,何かのコンプレックスに囚われたような感情的反発の見られるレビューが既にあるが,確かに粋な曲,くだけた曲には真面目すぎる場面も多い。しかしながら,この曲のように意外にはまっている発見もあるし,三好達治と堀口大学の詩による「5つの歌曲」の演奏は貴重なものだろう。大変優れた歌曲作品と思う。藍川由美さんは強い意志と信念をお持ちの方だが,だからこそこうした貴重な企画のCDを多く発表してこられている。むやみに反発することなく,企画の意図を素直に受け止め,欠点より美点を求める聞き方をして頂きたいものである。
ともあれ,「私だけの十字架」は,歌曲リサイタルのアンコールピースに好適ではないだろうか。これがまさかあの『特捜最前線』の歌とは,お釈迦様でも気がつくめえ(笑)
ともあれ,「私だけの十字架」は,歌曲リサイタルのアンコールピースに好適ではないだろうか。これがまさかあの『特捜最前線』の歌とは,お釈迦様でも気がつくめえ(笑)