女の子として生きたいだけなのに周りに理解されず、気持ち悪がられ、苦しむ子供の話。
むかしの映画なのでいまより偏見も性別へのステレオタイプもそうとうにきついと思いますが、自分自身もトランス当事者である身として、周りの態度や受け入れてもらえないつらさなどがリアルで、子供のころを思い出しました。
ベタだけれど、タイトル通りカラフルだった画面が、あるときにいきなり色を失っていくところがよかったです。それでも空想の世界だけはカラフルで、苦しくなるとそのなかに逃げ込む様子も。
ぼくのバラ色の人生 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | アラン・ベルリネール, ジョルジュ・デュ・フレネ, ジャン=フィリップ・エコフェ, ミシェール・ラロック |
言語 | 日本語, フランス語 |
稼働時間 | 1 時間 26 分 |
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商品の説明
レビュー
7歳の少年・リュドヴィックの夢は女の子になることだった。両親は風変わりな息子を理解しようと努力する。98年ゴールデン・グローブ賞最優秀外国語映画賞受賞作。
-- 内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
監督・脚本: アラン・ベルリネール
脚本: クリス・ヴァンデル・スタッペン
音楽: ドミニク・ダルカン
出演: ジョルジュ・デュ・フルネ/ジャン・フィリップ・フレネ/ミシェール・ラロック/ヘキュトールグラブネ・ヴィンセント/ダニエル・ハンセン/ローレンス・ビボー/ジャン=フランセディロイ・ガロウト/キャロリーヌ・ベアー/マリー・ビュネル/グレゴリー・ディアロ/エリック・カザルズ・デファヴェル/クリスティーナ・ヴァルゲー/モーゲン・ブルナー/ラファエル・サンティーニ/アンネ・クーセンス/ヴィンセント・グラス/ピーター・ベイリー/ミカエル・コルデラ
声の出演: 土井美加/田原アルノ/矢野陽子/高山みなみ/稲葉実/岡本嘉子/亀山助清/雨蘭咲木子/浜野ゆうき/水間真紀/石川静/岡村明美/奥島和美/小桜エツ子/児玉孝子/品川徹/くまいもとこ/清水敏孝
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語, フランス語
- EAN : 4988103630088
- 監督 : アラン・ベルリネール
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 26 分
- 発売日 : 2000/5/26
- 出演 : ジョルジュ・デュ・フレネ, ジャン=フィリップ・エコフェ, ミシェール・ラロック
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), フランス語 (Dolby Digital 2.0 Surround)
- 販売元 : 日活
- ASIN : B00005FBRK
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 148,957位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 14,550位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分は神様が間違えてしまって男の子になってしまった。
そう信じるチャーミングな主人公が、知らず知らずに周りをトラブルに巻き込んで行く。
これを劇場で観た時は90年代の大学院生の頃なので、もう20年近く前になる。
当時自由や人権の先進国と思っていたフランスでも、パリなどではなく普通の地方の保守的なフランス人たちはこういう子たちには嫌悪感を隠さなかったことに衝撃を受けた覚えがある。
家族は、振り回され、仕事を失い、引っ越しを余儀なくされる。
それでも自分の思う通りの振舞いしか出来ない主人公に、時折いらだちを見せながらも、最終的には愛情を失わない。
主人公の幼さや可愛さと家族の愛情が相まって、切なさがより深まる。
だが、絶望で終わらないラストシーンが救いになる。
この家族、そして主人公のリュドベクはそれでも強く生きていくだろう。
そう信じるチャーミングな主人公が、知らず知らずに周りをトラブルに巻き込んで行く。
これを劇場で観た時は90年代の大学院生の頃なので、もう20年近く前になる。
当時自由や人権の先進国と思っていたフランスでも、パリなどではなく普通の地方の保守的なフランス人たちはこういう子たちには嫌悪感を隠さなかったことに衝撃を受けた覚えがある。
家族は、振り回され、仕事を失い、引っ越しを余儀なくされる。
それでも自分の思う通りの振舞いしか出来ない主人公に、時折いらだちを見せながらも、最終的には愛情を失わない。
主人公の幼さや可愛さと家族の愛情が相まって、切なさがより深まる。
だが、絶望で終わらないラストシーンが救いになる。
この家族、そして主人公のリュドベクはそれでも強く生きていくだろう。
2020年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キワ物かと思っていましたら非常に真面目で、一家の喜怒哀楽がとても上手く描かれていて感心しました。
2019年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年にフランスでは同姓婚が認められるようになった。だから、この映画は、昔のこととなった。「おばあちゃん」と呼ばないで、アンナが最初の方でいってる。が、最後のほうで主人公が「アニー」と祖母を呼んでるのに、「おばあちゃん」と訳されてる。変じゃない?
2019年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トランスジェンダーの子の受難がひたすら描かれます。どこかで誰かが反発するのだろう、だれかが成長し、だれかがもううんざりだというのだろうと思いながらみていたのですが全く何もありませんでした。
親も周囲の人間たちも子供を省みることなく、ひたすら周りのすべての人がすべての問題を一人の子供に押し付けてなんの疑問も持たないさまは虐待を見ているようだとしか言いようがありません。
さながらフランス版名誉殺人のよう。
一番違和感を懐いたのは、トランスジェンダーの子が学校の子から家族に至るまでみなから完全に疎外されていながらも、精神的には時折泣いたりする程度ですんでいるところです。
普通のこどもってここまで疎外されて精神的に安定していることなど無理だと思うのです。
どこかで歪みが入り、爆発したり、思い切り不安定になったりする。もうすぐリスカなんかしないだろうか?と心配しながら見ていました。
そしてやはり彼も一度は自殺を試みることになります。しかし半死半生を経験した彼に向かって母親は「みんなお前のせいだ」と言い放ちます。いくらなんでもこんな親って本当に存在するのだろうかと訝しく思いました。
そんなことがあってさえ彼は非常に気丈に立ち回り続けるのですが、私から見たら常人のいきを達しています。あそこまで人に顧みられず批判されることに耐え続けられる子供などいるはずがありません。
昔の映画といえどあまりに救いようもなければ映画内でテーマに対する回答のようなものも見られなかったため、評価はあまり高くはなりませんでした。深刻なテーマですのでもう少し踏み込んで描いてもらいたかった、というのが総てです。
親も周囲の人間たちも子供を省みることなく、ひたすら周りのすべての人がすべての問題を一人の子供に押し付けてなんの疑問も持たないさまは虐待を見ているようだとしか言いようがありません。
さながらフランス版名誉殺人のよう。
一番違和感を懐いたのは、トランスジェンダーの子が学校の子から家族に至るまでみなから完全に疎外されていながらも、精神的には時折泣いたりする程度ですんでいるところです。
普通のこどもってここまで疎外されて精神的に安定していることなど無理だと思うのです。
どこかで歪みが入り、爆発したり、思い切り不安定になったりする。もうすぐリスカなんかしないだろうか?と心配しながら見ていました。
そしてやはり彼も一度は自殺を試みることになります。しかし半死半生を経験した彼に向かって母親は「みんなお前のせいだ」と言い放ちます。いくらなんでもこんな親って本当に存在するのだろうかと訝しく思いました。
そんなことがあってさえ彼は非常に気丈に立ち回り続けるのですが、私から見たら常人のいきを達しています。あそこまで人に顧みられず批判されることに耐え続けられる子供などいるはずがありません。
昔の映画といえどあまりに救いようもなければ映画内でテーマに対する回答のようなものも見られなかったため、評価はあまり高くはなりませんでした。深刻なテーマですのでもう少し踏み込んで描いてもらいたかった、というのが総てです。
2017年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何気なくつけたテレビで放送されており、何となく見始めたらどんどん引き込まれてしまいました。
主人公や家族の気持ち、周囲の反応などすごくリアルに作られていて、色んな目線で物事を見られるような作品です。
ラストまで見ても劇的に状況が改善するワケじゃないけど、きっと人生ってそういう物なんだろう…と。
でもそれでいいんだと思いました。
自分にもまだ小さい子供がいますが、子育てで疲れたり悩んだりしてるうちに忘れてしまう基本的なことを思い出させてくれる素敵な作品だと思います。
今まで私は見たことも聞いたこともない作品でしたが、出会えて良かったと思います。
主人公や家族の気持ち、周囲の反応などすごくリアルに作られていて、色んな目線で物事を見られるような作品です。
ラストまで見ても劇的に状況が改善するワケじゃないけど、きっと人生ってそういう物なんだろう…と。
でもそれでいいんだと思いました。
自分にもまだ小さい子供がいますが、子育てで疲れたり悩んだりしてるうちに忘れてしまう基本的なことを思い出させてくれる素敵な作品だと思います。
今まで私は見たことも聞いたこともない作品でしたが、出会えて良かったと思います。
2019年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
購入を検討される時点で既にお気に召した作品と思われます。心のままに入手すべきです、必ずまた観たくなります。20年前(1998年公開@フランス)の作品ですが、LGBTへの蔑視や村差別をサラッとしてグサっと、容赦無く子供に突きつける一方、主人公が夢みるお人形さんの世界がカラフルで可愛らしく(その対比が余計に痛ましくて)、哀しくなるのに微笑ましい映像/ストーリーです。その色褪せない映像美はBlu-rayで買い直す価値あり‼︎
2016年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供が購入したので良く分かりませんが、度々見ているので気に入っていると思います。
他の国からのトップレビュー
Anonymous
5つ星のうち5.0
Sadly still timely
2023年6月25日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
This is an excellent film with an amazing performance by the child star. Imaginative and gripping— and the message of hatred for gender-divergent children is still sadly relevant.
Claude Dailly
5つ星のうち5.0
Ravi
2023年12月17日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
Recu très vite encore sous film
Merci au vendeur pour la rapidité
Merci au vendeur pour la rapidité
Linda Dupont
5つ星のうち5.0
EXCELLENT FILM TRES BON FILM
2020年9月30日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
Very good movie, so touching and well done! Adorable little boy/girl! The quality of the picture was not great, I suspect these korean movies are copies.....
John Frame
5つ星のうち5.0
very good dvd quality - and a superb film
2008年3月4日に英国でレビュー済みAmazonで購入
The Main menu audio volume on this DVD is too high - causing lots of "clipping" - but the quality of the video and audio in the film itself is perfect. The DVD-5 (single layer) disc uses anamorphic 16:9 to display the 1.85:1 original theatrical ratio and audio is Dolby 2.0 stereo. There is less than 10 minutes of extra features - so there's not likely to have been much gained anyway if it were a dual layer disc.
The English subtitles are fixed (not an optional feature) - but non-French speaking viewers will welcome the fact that they are very easy to read.
Ma Vie En Rose is one of my favourite films. Everything about it is first class - but especially its huge beautiful heart. I saw the film in cinematic release here in Brisbane first on my own - and then in company with my friend Philippa who had experienced first hand the reality of lifelong gender dysphoria. We both cried.
Too nany people (gay men included) judge transgenders as having made a decision as adults to change their gender identity - when very often the awareness has been there all their lives.
Ma Vie En Rose is not only a beautiful and engaging family drama - but a charming and empowering fantasy (based soundly in reality).
Every parent should see this film, so they can be prepared to accept and support their children, just as they.
The English subtitles are fixed (not an optional feature) - but non-French speaking viewers will welcome the fact that they are very easy to read.
Ma Vie En Rose is one of my favourite films. Everything about it is first class - but especially its huge beautiful heart. I saw the film in cinematic release here in Brisbane first on my own - and then in company with my friend Philippa who had experienced first hand the reality of lifelong gender dysphoria. We both cried.
Too nany people (gay men included) judge transgenders as having made a decision as adults to change their gender identity - when very often the awareness has been there all their lives.
Ma Vie En Rose is not only a beautiful and engaging family drama - but a charming and empowering fantasy (based soundly in reality).
Every parent should see this film, so they can be prepared to accept and support their children, just as they.
shine
5つ星のうち5.0
Ma Vie en Rose - a movie about the truth of your inner self.
2018年7月7日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Ma vie en Rose, I think I saw it on a cinema first time. I think it's a really lovely, emotional film. It is about a boy, who wishes that he was born as a girl and refuses to behave boyish and the complications that follows. It's about the urge of being able to yourself and to be able to express the inner you. As the title says, it's a French movie. The father has a hard time accepting this fact but there are also support from others in the family. It's sad, emotional, happy and funny.