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発売日 1997/1/15 1996/2/21 1995/4/21

曲目リスト

1 さよなら!街の恋人たち
2 果実
3 今日を生きよう
4 月光荘
5 海へ出た夏の旅
6 シルバー スター
7 黄昏
8 経験
9 カーニバルの灯
10 ぼくは死ぬのさ
11 堕天使ワルツ
12 海へ出た夏の旅~再び
13 太陽の翼
14 4月18日のバラード
15 24時のブルース

商品の説明

メディア掲載レビューほか

『サニーデイ・サービス』の9ヶ月後に発表されたアルバム。先行シングル「さよなら!街の恋人たち」を含む全16曲を収録。 (C)RS

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
  • メーカー ‏ : ‎ ミディ
  • EAN ‏ : ‎ 4988034204235
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 22 分
  • レーベル ‏ : ‎ ミディ
  • ASIN ‏ : ‎ B00005FE11
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 11個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
11グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年1月23日に日本でレビュー済み
私にとって最も青春という感情を感じさせてくれる音楽がサニーデイ・サービス。

とりわけこのアルバムはドキュメンタリー度というか青春度というか、答えのない日々の思いをそのまま録音したような、ドロっとした生々しい感情が曲から伝わり、聴いてるととても気持ちが揺さぶられます。

ライブでも度々演奏される、今日を生きよう
月光荘、シルバースター、カーニバルの灯、24時..
特にカーニバルの灯は演奏の雰囲気含め、聴いてると楽しいのに寂しくなってしまう最高の曲です。

聴きやすさや完成度という点では他のアルバムに敵わないかもしれませんが、大好きな1枚です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月28日に日本でレビュー済み
サニーデイ最大の問題作にして大作。付録の『ベイビー・カム・ヒア組曲』も含めれば16曲80分越えという、曽我部のキャリア中でも圧倒的なボリューム。

このアルバムの特徴は、そのボリュームにもあるような、それまでのアルバムのバランスの良さをかなぐり捨てた暴力的かつ焦燥に満ち溢れた作風にある。セルフタイトルの前作でバンドが「完成」してしまった後の、マンネリ化の気配を何としてでも払拭しようというもがきが全編に溢れている。何しろ冒頭から6分台の曲を立て続けに三連発、アルバム最後には10分越えの大曲が腰を据え、さらにおまけの『ベイビー〜』も十分越え。アルバムとしての流れが無い訳ではないが、他の作品のカチッとしたそれではなく、バンドの苦悩のドキュメンタリー的な重さがある。

曲調も、抑圧された熱き血潮で突っ走るフォークナンバーで始まり、カントリータッチな名曲(『シルバー・スター』)やらサニーデイ史上もっともカオスでフリーキーな『僕は死ぬのさ』、音響的な終盤二曲などを経て、淡々とした静から穏やかに広がって荘厳壮絶なエンディングを迎える大曲『24時のブルース』、そしてもはやボロボロの『ベイビー〜』に至るまで、無秩序に乱れ打たれている。このアルバムがサニーデイのホワイトアルバムと呼ばれる所以である。新しい方向性を血みどろで求めるバンドの、そして曽我部の頭の中を全てさらけ出したようなそれは、時に痛ましく、しかし時に目が覚めるほど美しい。持てる力全て出し切らんとして、尺的制約やらアルバムのカラーやらをかなぐり捨てたバンドの、混沌かつ奔放な姿、そしてそれでも保たれる楽曲の強度!

自分たちの混乱を忠実に表現したこの作品に敬意を表して、あえて四つ星をつける。今思えば、このアルバムでの殆ど死に体での実験の数々が、後の曽我部の音楽性豊かな活動を予感させるものであった。完璧さを放棄して愚直に生き急いで、結果破綻したこの時期の彼等には、四つ星こそ栄誉であるように思う。永遠に完成しない強烈なエネルギーの奔流が、確かにここには収められている。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年11月15日に日本でレビュー済み
 コンパクトなアルバム作りを身上としていた彼らが一転して作り上げた、全82分19秒に及ぶ超大作にして最大の意欲作。曽我部君の最も溌剌とした歌唱が聞けるアルバムでもある。
 前半はとにかく力強い楽曲がずらりと並ぶ名曲揃い。オープニングにはもってこいの力強いフックを持ったメロディが光る名曲①を筆頭に、憂いを持った美しいメロディが光る②、このアルバム中最も軽快なナンバー③、いかにも70年代風な④、このアルバムを代表する楽曲でカントリー風の⑥など素晴らしい流れ。一転して後半は徐々に内省的なナンバーが並ぶ。⑩は恐らくサニーデイの楽曲の中では最もフリーキー且つアヴァンギャルドな楽曲。こうした冒険的なものも収録されているあたり、これまでの自分達から脱却しようという意志が見え隠れする。
 恐らくコンセプト・アルバム的な路線を狙ったのだろう。結果としてはかなり上出来なのだが、ちょっと気になる部分もある。ジャックスの「冷たい空から500マイル」をあからさまにパクった⑭などはどうしても元ネタが強力な為か、ちぐはぐな印象があるし、前曲⑬もやや曖昧な雰囲気に流され気味であり、蛇足だったと思う。素晴らしかったのは、わざわざボーナスCDにまでして収録した「ベイビー・カム・ヒア組曲」。⑮のメロディラインのリフレインから幻惑的なストリングスが流れ始め、ゆったりとしたフォーク・ソングへと雪崩れ込むこの楽曲は正に白眉。超大作であるこのアルバムの締めにふさわしい名曲だと思う。もう少しアルバムの後半が充実していれば、間違いなく彼らの最高作に仕上がっていただろう。これを最高作に推す人がいるのもうなずける、彼ら最大の冒険作である。
 
29人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年12月26日に日本でレビュー済み
クーラーのないアパート/無風の熱帯夜
街の灯かりはすぐそこ/夜はまだそこで待っている
気の抜けたビールを片手に『24時』を聞いている。
出かけるのは今日はよそう。
君からの電話をそっと待とう。
~そんなだらだらと続く夏の夜に、是非。 天才・曽我部恵一の珠玉の一品。
必聴「シルバー・スター」、「24時のブルース」。
  ~シングルCD付の2枚組みです。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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