このアルバムは、いい曲をたくさん集めていると思います。録音も大変いいと思います。自分の考えをあまり出さないポピュラーなシンガーだと思いますが、つい聞き惚れてしまいます。これには入っていない、「ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド」も、とにかく発音がきれいなので聞いています。「ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド」は、沖縄出身の石嶺聡子も上手ですが、パティ・ペイジが歌うと、やはり経験の差、表現力は違います。「テネシー・ワルツ」はもちろんですが、ほかには、「リリース・ミー」、「ジェントル・オン・マイ・マインド」、「Try to Remember」、「国境の南」でも、何でも歌えて、自然に聞けるシンガーかもしれません。