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ヘンデル:クラヴィーア組曲

4.4 5つ星のうち4.4 13個の評価

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新品 中古品
CD, 1995/10/25 1枚組
¥7,254

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曲目リスト

1 クラヴィーア組曲ト短調HWV452
2 同ニ短調HWV447
3 同第2巻第7番変ロ長調HWV440
4 同第1巻第8番ヘ短調HWV433
5 同第1巻第2番ヘ長調HWV427
6 同第1巻第4番ホ短調HWV429
7 同第1巻第1番イ長調HWV426

商品の説明

メディア掲載レビューほか

ピアニスト、キース・ジャレットのソロアルバム。ヘンデルのクラヴィーア組曲を収録。 (C)RS

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
  • メーカー ‏ : ‎ ポリドール
  • EAN ‏ : ‎ 4988005170422
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 15 分
  • レーベル ‏ : ‎ ポリドール
  • ASIN ‏ : ‎ B00005FHPA
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 13個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
13グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年7月18日に日本でレビュー済み
これはキース・ジャレットのアルバムでもなく、ヘンデルのアルバムでもない。と、思って聴いた方がいい。
ジャズでも、クラシックアルバムでもない。ではなんなのかというと、すぐれた「純粋ピアノ音楽アルバム」になっている。
ここでのキースは、ジャズの緊張感や、クラシックの伝統などから自由になっている。

そこで奏でられる音、音楽は、なんともいえず純度が高く、無心で、
ただピアノを弾く喜びと、その調べがあるような、Pure delightとでも呼びたくなるようなもの。

聴いてみて、つくづく思うのは、キース・ジャレットとヘンデルとの相性の良さ。
ヘンデルは、バッハほど厳しく構築されていず、精神性云々を求められることもない。
右手と左手の間に、いい意味での遊びがある。その自由な解釈や揺れを許容される”間”に、キースの音楽精神が入り込む。

特筆すべきもののひとつは、キースが弾くピアノの音色。
それはとても遠く、その意味ではまさにクラシカルなものなのだが、
それでいて親密で、いま、自分のすぐ横で奏でられているように聞こえてくる。

音がピアノから湧きあがってくる。そんな風に感じられる。キースが奏でるピアノ音楽は、
楽譜にそう書かれているからということを超えて、伸びやか。
かといってバロック音楽の枠や、曲想をこわしていない。
器楽曲が唯一素朴で、楽曲そのものでいられた時代の輝きが音になっている。

それと録音がすばらしい。これほどピアノの音が、しっとりと身近で、クリアで、
落ちついて、魅力的に聞こえてくるアルバムはない。

日本盤には、キースのバロック音楽(クラシック音楽全般)に対する見識やとらえ方が的確かつ雄弁に綴られている
ライナーノートが訳出されている。キースはその中で、このプロジェクト(ヘンデルの鍵盤作品を演奏・録音すること)が、
20年以上前から計画され、楽譜の吟味などを続けてきた結果であることも記している。
これが内容の濃い、必読のものなので、価格は多少高くなるが、国内盤を推薦する。

白に淡いオレンジ色の文字だけのジャケットもいい。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キース・ジャレットの他の純粋クラシックも聞いたけど、まあまあというところですね。
肝心の聞きたかった曲が入っていなくて残念。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 こんなにも美しく甘味な世界があったのか.....音楽観が変わってしまいました。
フーガやアルマンドからクーラント、サラバンド、ジーグ等へと移ってゆく、その移ろいの美しさ。格別です。
キースが20年かけて録音したという、その思い入れが感じられる一枚です。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年8月30日に日本でレビュー済み
とても静かで清澄なピアノ音楽が聴ける。
聴いていると心が静まり心地良い気分になれる。
クラシック音楽というと、とっつきにくいと思うかもしれないが、このCDにはそういうことがない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年4月20日に日本でレビュー済み
 僕は家庭にクラシックが溢れていたのに、クラシックに安らぎを感じつつもロックやジャズに惹かれていく青年時代を過ごした。キースがクラシックを録音し始めた頃から、キースのクラシックを好きになった。ジャズでもバッハでも何でもキースのピアノは心地よかった。
 ジャズ・マンのキースがクラシックを弾いているから面白いんだなと自分で勝手に思い込んでいたのだけれども、どうも違うということが分かってきた。このヘンデルには音楽の喜びというものが一杯詰まっている。クラシックとしてあるべきルールから離れて、ピアノを弾くという行為の喜びが溢れている。グールドなんかとも違う、一般的なクラシック・ピアニストにはない自由さと美しさがここにはある。
 ジャンルに係わらず音楽というものは本来そういう根源的な魅力があるんだなと改めて思う。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年11月11日に日本でレビュー済み
 クラシックのレコードは普段あまり聴かないし、買ってないのでほかの作品と比べることが出来ないのですが、この作品はいいですね。とてもやわらかく美しい音色です。
 僕はあまりオーケストラの重厚な響きが好きではないのですが、このようにピアノだけのものを聴くと、とても聞きやすくメロディーもいいです。ぜひ聴いてみてください。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年11月5日に日本でレビュー済み
ヘンデルは個人的にはオルガン協奏曲を長年愛聴してきたが、ここにすばらしいヘンデル作品が加わった。ヘンデルの曲なのかキースの曲なのかわからないような見事な感性の融合。キースのピアノによりヘンデルの真価が現代に姿を現したといえるアルバム。必聴盤。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2001年6月19日に日本でレビュー済み
キース・ジャレットが、ヘンデルを演奏するこのCDを聴いて、その印象を一言で言い表そうとすると、それは「明晰」の一言である。ジャレットは、ヘンデルの音楽を演奏するにあたって、知的に隅々までその音楽を丹念に研究し、解釈した上で演奏している、ということが聴く者に伝わってくる。ヘンデルの音楽の面白さを再認識させられると同時に、ジャレットの頭の切れの鋭さに感服させられる一枚である。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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