カラヤンはサキソフォンがある曲の演奏や録音には必ず呼んで演奏したという凄腕奏者がいる。
ダニエル・デファイエ(CDの表記はドゥファイエ)、氏の演奏はとてもシンプルなように聴こえてなぜかとてもぐっと来る…不思議な魅力がある、とにかくいい。音色もとてもやわらかく、かつて聴いたことのない独特の美しさをもっている、カラヤンがベタ惚れするわけだ。遠目(遠耳?)で聴いたらホルンに聴き間違えてしまいそうになる(俺の耳がいけないのか?)。
サックス吹きなら一度は聴きたいプレイヤーではあるが、氏のソロCD何枚か発売されているが今や入手は困難、しかしこうしたカラヤンのサックスのある曲ではほぼ90%録音に参加しているので、どうしても聴きたいあなたは購入をお薦めします。
また、カラヤンは過去に4回はこのアルルの女を録音しなおしているので聴き比べてみるのも良いかと思います。