カラヤン指揮ベルリンフィルによるショスタコーヴィチの
交響曲第10番の録音です。1981年2月のデジタル録音であり、
演奏時間は以下の通り。
交響曲第10番
第1楽章22:55
第2楽章04:16
第3楽章11:44
第4楽章13:08
カラヤンが唯一取り上げたショスタコーヴィチの交響曲であり、
それも2度目の録音です。演奏は非常に堂々としており重量級
かつ緻密で推進力を備えた豪演です。
ショスタコーヴィチの交響曲の中でも晦渋な部類に入る曲かと
思いますが、そうした面を感じさせず、純音楽としてその深み
に突進していくタイプの演奏という気がしました。技量的にも
非常に高度である点も特筆されるべきでしょう。旧ソヴィエト
体制に抑圧されていた心情や背景を考慮しない無機的な演奏
という批判もある録音ですが、ショスタコーヴィチの内面的な
心情は彼にしかわからない、彼にしか正解は見えないわけで、
それを他者が忖度したり類推したりして解釈を決めつけるのは
良くないと感じます。芸術家は、スコアから音楽を読みとって
再現するのが仕事であり、それは自由な芸術活動なのですから。
カラヤン嫌いの方にこそ演奏者名を伏せて聞いていただきたい。
第1楽章の深みへの突進力、第2楽章の緻密で暴力的スケルツォ、
第3楽章の悪魔が陰で笑うようなワルツ、第4楽章の音楽的な
意思の力を、多くのリスナーに感じていただきたいです。
ショスタコーヴィチ:交響曲10番
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 限定版, SACD, 2024/6/12
"もう一度試してください。" | 初回生産限定盤 | ¥4,730 | — |
CD, リミックス含む, インポート, 1996/7/23
"もう一度試してください。" | インポート, リミックス含む |
—
| ¥7,022 | ¥385 |
CD, 1998/6/10
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥34 |
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曲目リスト
1 | 交響曲第10番ホ短調 作品93 - 第1楽章 Moderato |
2 | 交響曲第10番ホ短調 作品93 - 第2楽章 Allegro |
3 | 交響曲第10番ホ短調 作品93 - 第3楽章 Allegretto |
4 | 交響曲第10番ホ短調 作品93 - 第4楽章 Andante-Allegro |
商品の説明
メディア掲載レビューほか
カラヤン生誕90周年(1998年当時)記念フェア対象商品。ニュー・スタンダード・コレクション第1弾、カラヤンの名盤、全20タイトル。ショスタコーヴィチの交響曲の中で唯一の録音である第10番を収録した、`81年録音盤。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : ポリドール
- EAN : 4988005215352
- 時間 : 52 分
- レーベル : ポリドール
- ASIN : B00005FJ7C
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 29,442位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 205位現代音楽
- - 1,184位交響曲・管弦楽曲・協奏曲
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2004年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この巨大で複雑な交響曲を、まるで荒馬を乗りこなすように演奏しているカラヤン、ベルリン・フィルに圧倒されました。彼らには一分の隙もない、オドオドせずに、凱旋するように演奏しています。このショスタコーヴィチの交響曲第10番において、この演奏は他の演奏者と比べようもないほど完璧です。
2004年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まさかカラヤンの版がこんな簡単に手に入れられるとは思いもよりませんでした。しかもお手頃に。カラヤンが残したショスタコーヴィチの交響曲は10番だけですし、大変価値ある演奏だと思います。他の年に録音した版があれば比較してみたいものです。
2014年4月19日に日本でレビュー済み
ショスタコヴィッチの交響曲10番は他にはマリス・ヤンソンス/フィラデルフィアのものも愛聴しています。
よくロシア/ソ連の作曲家の作品の演奏でロシアぽいとかぽくないとか言いますが、あまり考える必要ないんじゃないかと思います。
そういう場合、どうもとうの昔にソ連のイメージに引きずられてるような印象記も散見されますが。
ベートーベンの演奏をみて今どきオーストリアっぽいとかぽくないとかいう批評ってしますか?
話が脱線しますが、カラヤン風のカラヤン的なショスタコで楽しめると思います。演奏もBPOだけに安心して聴けます。
よくロシア/ソ連の作曲家の作品の演奏でロシアぽいとかぽくないとか言いますが、あまり考える必要ないんじゃないかと思います。
そういう場合、どうもとうの昔にソ連のイメージに引きずられてるような印象記も散見されますが。
ベートーベンの演奏をみて今どきオーストリアっぽいとかぽくないとかいう批評ってしますか?
話が脱線しますが、カラヤン風のカラヤン的なショスタコで楽しめると思います。演奏もBPOだけに安心して聴けます。
2014年4月4日に日本でレビュー済み
元々ショスタコーヴィチにはロシア風の素朴さなんか微塵もないが、演奏がここまで洗練されちまうとどこの国の作曲家か
わかんねーというきらいはありますがショスタコらしさは失っていません。カラヤンを毛嫌いする人も多いが(私もそうだが)
この演奏の様に素晴らしいものもあるので切り捨てるわけにはいかない。心無い演奏も多い人だがこれはなかなか心を
込めてやっていると思う。軍隊のように統率のとれたベルリンフィルからこれだけ柔軟で多彩な音色感を引き出せる指揮者は
そうはいない。律儀で几帳面なリズムの刻み方もカラヤンらしくていいし、第一これだけ決定的なスタイルはおいそれと作り出せない。
もう少し推進力にワイルドさがあればいいが、それはないものねだりというものだろう。ここはあえてカラヤンの語り口に従順に
没頭すればこの作品の高密度な構成がわかってくる。各々のエピソードがコントラストをなしながら有機的に発展してゆく。
フレーズが自立して漂い、まとまり荘重な音響空間を作り出す。この自然界の営みの様な音の動きは決して無感情なものとは
ならない。これはブルックナーの音楽とも共通する事だ。そういえばカラヤンはブルックナーも得意だったっけ。
結局カラヤンはあまりに人間的で素朴な感情や精神性には深く関わりたくないのだ。自然界の持つ美しさを追求する人なのである。
この10番を聴いてもよく整ってはいるが機械的ではない。それだけでも十分素晴らしいと思う。
ベルリンフィルも品よく歌っているし、4楽章の弦・管楽器パートの超絶技巧フレーズもさすがに危なげなく乗り切っている。
この曲を世に知らしめた功績は大きいし、今もってトップなんだから凄いじゃないの。
わかんねーというきらいはありますがショスタコらしさは失っていません。カラヤンを毛嫌いする人も多いが(私もそうだが)
この演奏の様に素晴らしいものもあるので切り捨てるわけにはいかない。心無い演奏も多い人だがこれはなかなか心を
込めてやっていると思う。軍隊のように統率のとれたベルリンフィルからこれだけ柔軟で多彩な音色感を引き出せる指揮者は
そうはいない。律儀で几帳面なリズムの刻み方もカラヤンらしくていいし、第一これだけ決定的なスタイルはおいそれと作り出せない。
もう少し推進力にワイルドさがあればいいが、それはないものねだりというものだろう。ここはあえてカラヤンの語り口に従順に
没頭すればこの作品の高密度な構成がわかってくる。各々のエピソードがコントラストをなしながら有機的に発展してゆく。
フレーズが自立して漂い、まとまり荘重な音響空間を作り出す。この自然界の営みの様な音の動きは決して無感情なものとは
ならない。これはブルックナーの音楽とも共通する事だ。そういえばカラヤンはブルックナーも得意だったっけ。
結局カラヤンはあまりに人間的で素朴な感情や精神性には深く関わりたくないのだ。自然界の持つ美しさを追求する人なのである。
この10番を聴いてもよく整ってはいるが機械的ではない。それだけでも十分素晴らしいと思う。
ベルリンフィルも品よく歌っているし、4楽章の弦・管楽器パートの超絶技巧フレーズもさすがに危なげなく乗り切っている。
この曲を世に知らしめた功績は大きいし、今もってトップなんだから凄いじゃないの。
2015年7月30日に日本でレビュー済み
ショスタコーヴィチの演奏は容易ではない。「第5交響曲」などは終楽章は完全に大衆的だが、それ以前の楽章は深刻な内容を感じさせる。この作曲者は、内面を容易には露わにしない。ショスタコーヴィチを取り巻いていた社会的環境もその要因だと思うが、作曲家自身の資質がそうした謎めいたものを内に孕んでいたのではないかと思う。この交響曲にしても、例えば第1楽章に表題を付けられる人が誰かいるだろうか。あまりに様々な要素が盛り込まれており、到底一言でその内容を表現することはできない。作曲者の心は屈折している。だが、その屈折さえ完全に音楽という表現形式に完璧に収まっているので、評する言葉が見当たらない。マーラーのように赤裸々に自分の感情をどんどん音化していくような単純さがない。
カラヤンのこの演奏は、ゴールド盤と通常盤の印象がだいぶ違うので、ゴールドCDに限って言わせてもらうが、素晴らしい演奏である。内容がない、といった評を下している人がいるのが信じられない。作曲者の内面に入り込んだ深い響きが、終始心に訴えかけてやまない。それは「苦悩」とか「歓喜」といったストレートな言葉では片が付かない。その意味で、作曲者はまさに現代人だ。一色の理念とか感情とかを伝えるために収束していかない。同じ音型を使いつつ様々な色合いを見せつけてくるので、聴き手は翻弄される。だが、これこそが錯綜した現代人の心理であり、感情なのだ。ものの観方さえ、少しも落ち着きを見せない。安住できるスローガンもなく、「絶対」的な存在はない中で、我々は生を営んでいく。そうしないではいられない。カラヤンの第4楽章冒頭の序奏に耳を傾けられよ。我々の様々な無力さが様々な倦怠感とともに映し出されている。何というやるせなさだろうか。クラリネットの旋律は心に沁みる。だが、積極的な何も語りはしない。言葉が無力だからだ。弦楽合奏は息苦しい。5分30秒くらいから始まる主部の長調がなんというアイロニーを聴き手の心に届けてくることか。いちいち書いていたら切りがない。この交響曲を知り尽くしたカラヤンと、彼に長年手塩にかけられたベルリン・フィルが遺した恐るべき奇蹟的な演奏である。作品の種々層を聴き手に余すところなく伝える。なお、以上はゴールド盤で聴いた感想である。SHM‐CDでは、オーケストラの機械的なアンサンブルしか聴こえてこないので、ご注意をされたい。
カラヤンのこの演奏は、ゴールド盤と通常盤の印象がだいぶ違うので、ゴールドCDに限って言わせてもらうが、素晴らしい演奏である。内容がない、といった評を下している人がいるのが信じられない。作曲者の内面に入り込んだ深い響きが、終始心に訴えかけてやまない。それは「苦悩」とか「歓喜」といったストレートな言葉では片が付かない。その意味で、作曲者はまさに現代人だ。一色の理念とか感情とかを伝えるために収束していかない。同じ音型を使いつつ様々な色合いを見せつけてくるので、聴き手は翻弄される。だが、これこそが錯綜した現代人の心理であり、感情なのだ。ものの観方さえ、少しも落ち着きを見せない。安住できるスローガンもなく、「絶対」的な存在はない中で、我々は生を営んでいく。そうしないではいられない。カラヤンの第4楽章冒頭の序奏に耳を傾けられよ。我々の様々な無力さが様々な倦怠感とともに映し出されている。何というやるせなさだろうか。クラリネットの旋律は心に沁みる。だが、積極的な何も語りはしない。言葉が無力だからだ。弦楽合奏は息苦しい。5分30秒くらいから始まる主部の長調がなんというアイロニーを聴き手の心に届けてくることか。いちいち書いていたら切りがない。この交響曲を知り尽くしたカラヤンと、彼に長年手塩にかけられたベルリン・フィルが遺した恐るべき奇蹟的な演奏である。作品の種々層を聴き手に余すところなく伝える。なお、以上はゴールド盤で聴いた感想である。SHM‐CDでは、オーケストラの機械的なアンサンブルしか聴こえてこないので、ご注意をされたい。
2005年6月27日に日本でレビュー済み
近年、ショスタコーヴィチの作品が演奏される機会が増えて居る。東京の演奏会場で配られるチラシを見ると、ショスタコーヴィチの交響曲が取り上げられる演奏会が多い事は、時に、驚きである。それらの中で、交響曲第10番が、(5番ほどではないが)演奏される演奏会が、かなり多いのは、この曲を愛する人が、少なくない事の現はれに違い無い。ショスタコーヴィチの交響曲第10番は、少々大袈裟な箇所や単調な箇所も有るが、矢張り、素晴らしい作品である。この曲が、多くの人々に愛されて居るのは、当然である。中でも、第1楽章の悲劇性、精神的深さは素晴らしく、何度聴いてもこの第1楽章には感動を禁じる事が出来無い。この曲には、ショスタコーヴィチの親友であり、彼の交響曲の多くを初演したムラヴィンスキーとレニングラード・フィルの素晴らしい録音が有るが、私は、そのムラヴィンスキーとレニングラード・フィルが残した演奏以上に、--それ以上に--カラヤンとベルリン・フィルによるこの録音を推薦したい。--カラヤンが残したこのCDは、この曲の隠れた名盤である。これは、余り認識されて居ない事だが、カラヤンは、20世紀音楽の古典に素晴らしい録音を残して居る。プロコフィエフの交響曲第5番やオネゲルの交響曲第3番等が、そうであるが、それらの録音と共に、素晴らしいのが、このショスタコーヴィチの交響曲第10番なのである。--カラヤンと20世紀音楽と言ふ組み合はせは意外な物に思はれるかも知れないが、この事は、もっと注目されるべきだと思ふ。--ショスタコーヴィチのこの作品(交響曲第10番)には、残念ながら、上述の様に、少々大袈裟な箇所や、単調な箇所も有る。ムラヴィンスキーの演奏などは、もちろん素晴らしいのだが、この曲のそうした欠点もが、同時に強く印象ずけられてしまふ側面が有る。それに対して、カラヤンとベルリン・フィルによる演奏では、この曲のそうした欠点を意識させられる事が少ない事が驚きである。カラヤンの丸みを帯びた音楽作りが、この曲をいかに素晴らしい物として聴かせてくれる事か。クラシック・ファンの中には、カラヤンが残した録音を良く聴きもせずに、カラヤンに低い評価を下す人が居るが、私は、そう言ふファンには感心出来無い。そうした、カラヤンの知られて居ない側面を知る為にも、(プロコフィエフの交響曲第5番などと共に)このCDを推薦する。(西岡昌紀)
2008年7月16日に日本でレビュー済み
世間では「この演奏がショスタコーヴィチ10番の『ベスト盤』である」と言われているが、これのどこが「ベスト」なのかさっぱり疑問だ。
確かに、ショスタコーヴィチ10番の名演の一つであることに変わりはないし、私自身もショスタコーヴィチ10番の名盤を選ぶことになれば、名盤の「一つ」として推薦するであろう。
演奏技術は完璧そのもの。
4楽章のピッコロは神がかっている。
カラヤンの解釈も悪くはない。
むしろ、4楽章のテンポ設定はとても良い。
だが、ただそれだけ。
演奏技術と解釈がいいが聞き手に何一つ伝わってこない。
間違わずに演奏しただけ。
楽譜に書かれた音をそのまんま出しただけ。
曲の深層に達しておらず内部の熱いものがない。
共産を知らずぬくぬくと育ってきた西側の犬の演奏だ。
命の危険を知らないのであろう。スターリンの恐ろしさを。
この曲に込められた作曲者の憎悪や怒りがまったくもって入っていない。
カラヤンの上品さや豪華絢爛さが悪い方向に出たいい例である。
確かに、ショスタコーヴィチ10番の名演の一つであることに変わりはないし、私自身もショスタコーヴィチ10番の名盤を選ぶことになれば、名盤の「一つ」として推薦するであろう。
演奏技術は完璧そのもの。
4楽章のピッコロは神がかっている。
カラヤンの解釈も悪くはない。
むしろ、4楽章のテンポ設定はとても良い。
だが、ただそれだけ。
演奏技術と解釈がいいが聞き手に何一つ伝わってこない。
間違わずに演奏しただけ。
楽譜に書かれた音をそのまんま出しただけ。
曲の深層に達しておらず内部の熱いものがない。
共産を知らずぬくぬくと育ってきた西側の犬の演奏だ。
命の危険を知らないのであろう。スターリンの恐ろしさを。
この曲に込められた作曲者の憎悪や怒りがまったくもって入っていない。
カラヤンの上品さや豪華絢爛さが悪い方向に出たいい例である。
他の国からのトップレビュー
Franz Fürstein
5つ星のうち5.0
Great performance
2019年2月1日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Shostakovich would have been very pleased with this excellent recording of his Tenth Symphony by the Berlin Philharmonic, conducted by Herbert von Karajan. The conductor's strong vision is sounding very well in this golden mix, and even better than the original Deutsche Grammophon editon. The opening bars of the symphony foretell an exciting story and Berlin & Karajan won't let you down as a listener.
musagète
5つ星のうち3.0
Une oeuvre extraordinaire , mais un "remaster" qui n'apporte pas grand chose ...
2017年11月9日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
On ne présente plus ce qui reste une des plus grandes partitions du XX° siècle . Une partition exceptionnelle , d'une beauté sidérante . Elle est basée sur la terminologie allemande du nom des notes transcrite en nom des notes latines , à travers les initiales du compositeur ( D.SCH pour Dimitri Schostakowitsch en allemand , transformées en ré , mi b , do , si pour les notes latines ) . Vous reconnaîtrez facilement ces 4 notes répétées avec insistance à travers les troisièmes et quatrièmes mouvement de cette symphonie . Elles concluent même l'oeuvre aux timbales 6 fois d'affilée de façon triomphale ( sorte de victoire "psychologique" du compositeur , soulagé d'apprendre le décès de Staline qui avait mis en garde le musicien par l'intermédiaire de ses sbires ) .
L'interprétation de Karajan est somptueuse , mais j'avoue ne pas avoir perçu de grandes différences entre la première édition et ce "Gold Karajan" . Le remastering n'apporte pas grand chose ...
L'interprétation de Karajan est somptueuse , mais j'avoue ne pas avoir perçu de grandes différences entre la première édition et ce "Gold Karajan" . Le remastering n'apporte pas grand chose ...
Alessandro Bolzonella
5つ星のうち5.0
Registrazione di alta qualità
2016年5月20日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
Nonostante a detta di molti queste registrazioni, fatte negli ultimi anni di vita di Karajan, non siano il massimo artisticamente parlando io le adoro perché ritengo che oltre a far traspirare la sua forza d'animo dal punto di vista delle sonorità riprodotte siano perfetti. Ecco un difetto può essere che siano talmente perfette da sembrare finte e montate in maniera artificiale. Invece non dimentichiamoci che sono stati tra i primi cd ad essere registrati in DDD, cioè ogni singola fase dalla registrazione alla masterizzazione sono fatti digitalmente.
Henrik Joenck Larsen
5つ星のうち5.0
Great experience
2020年11月28日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Item in great quality and speedy deliverance
Louis Brown
5つ星のうち5.0
Five Stars
2017年7月28日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
This music is very powerful. I have listened to it over and over.