今朝は
久しぶりに
ドビュッシーの前奏曲集第一巻を
ミケランジェリの演奏で聞きながら
朝風呂に入りました。
最高でした。
均整の取れた 美しい 演奏です。
しかも 浸透圧が 等調であるような
全く 違和感の無い
音調・リズム・抑揚・和音・響き・・・・
どれを取っても
細胞一つ一つに 自然に染み入る
美しい 演奏でした。
その点
マウリツィオ・ポリーニの演奏では
硬く。冷たく。研ぎ澄まされているが、
違和感のある、
そう、
鋭い 冷たい 硬い
ナイフを 肌に 当てるような
不自然な演奏だった。
確かに切れは良く
出血するくらいだが、
細胞は 喜ばない演奏だった。
そういう意味で
私は ミケランジェリの演奏が好きだ!
まあ、刷新するという意味では
ポリーニの演奏は 目の覚める心地がして 良く。
たまーに
エスプレッソ・コーヒーを飲むように
聴くことがある。