これ以前のFISHMANSとこれ以後のFISHMANSのバランスがいい具合にとられている1枚だと思います。
質感的には音響チックで大曲で、後期のくくりに入るのでしょうが。
まさに四季をゆっくり行き来しているような徐々に盛り上がっていく曲調
室内にいながら屋外の湿気や匂い、間のようなものまで感じ取れ
歌詞は非常にシンプルながら、この音が合わさることでとんでもない情感を生み出しています。
彼らのエッセンスが一曲にして濃縮された1枚、季節の節目に
あわただしい日常を一旦リセットしたい時に、お薦めです。