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フェイクファー
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曲目リスト
1 | エトランゼ |
2 | センチメンタル |
3 | 冷たい頬 |
4 | 運命の人(Album Version) |
5 | 仲良し |
6 | 楓 |
7 | スーパーノヴァ |
8 | ただ春を待つ |
9 | 謝々! |
10 | ウィリー |
11 | スカーレット(Aibum Mix) |
12 | フェイクファー |
商品の説明
商品の説明
1 エトランゼ アーティスト:スピッツ 作詞者:草野正宗 作曲者:草野正宗 編曲者:スピッツ 編曲者:棚谷祐一 1分29秒 2 センチメンタル アーティスト:スピッツ 作詞者:草野正宗 作曲者:草野正宗 編曲者:スピッツ 編曲者:棚谷祐一 3分28秒 3 冷たい頬 アーティスト:スピッツ 作詞者:草野正宗 作曲者:草野正宗 編曲者:スピッツ 編曲者:棚谷祐一 4分4秒 4 運命の人(Album Version) アーティスト:スピッツ 作詞者:草野正宗 作曲者:草野正宗 編曲者:スピッツ 編曲者:棚谷祐一 5分12秒 5 仲良し アーティスト:スピッツ 作詞者:草野正宗 作曲者:草野正宗 編曲者:スピッツ 編曲者:棚谷祐一 2分41秒 6 楓 アーティスト:スピッツ 作詞者:草野正宗 作曲者:草野正宗 編曲者:スピッツ 編曲者:棚谷祐一 5分26秒 7 スーパーノヴァ アーティスト:スピッツ 作詞者:草野正宗 作曲者:草野正宗 編曲者:スピッツ 編曲者:棚谷祐一 3分43秒 8 ただ春を待つ アーティスト:スピッツ 作詞者:草野正宗 作曲者:草野正宗 編曲者:スピッツ 編曲者:棚谷祐一 3分43秒 9 謝々! アーティスト:スピッツ 作詞者:草野正宗 作曲者:草野正宗 編曲者:スピッツ 編曲者:棚谷祐一 5分22秒 10 ウィリー アーティスト:スピッツ 作詞者:草野正宗 作曲者:草野正宗 編曲者:スピッツ 編曲者:棚谷祐一 4分35秒
Amazonレビュー
共同プロデューサーにカーネーションの棚谷祐一を迎えてのセルフプロデュース作品である。秀逸なメロディと厚みを増したバンドサウンドで、より濃厚で広がりを感じさせる世界観を打ちだしている。マサムネのホンワカとした柔らかなヴォーカル、ピュアで穏やかな空気はファンの期待を決して裏切らない。
絵本のページをめくるように、一作一作、聴く人を温かなやさしさで包み込みながら、春風のようにさわやかなスピッツワールドを奏でている。彼らの音楽という魔法に魅せられてしまう、8枚目のオリジナル。(海老原澄画)
メディア掲載レビューほか
『インディゴ地平線』の1年5ヶ月後に発表された、通算8枚目のアルバム。先行シングル「スカーレット」「運命の人」の別ヴァージョン他を収録。カーネーションの棚谷祐一との共同プロデュース。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 15.4 x 13.2 x 2 cm; 117.93 g
- メーカー : ポリドール
- EAN : 4988005211866
- 時間 : 47 分
- レーベル : ポリドール
- ASIN : B00005FJV7
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 89,059位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 30,832位J-POP (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
だから曲も音も苦しい程に刹那く、歌詞も痛い程響きます。
せつないと言っても、いわゆる泣ける失恋ソングのように切ないストーリーに酔うのではなく、感情の機微を的確な言葉で表現し、聴く人の思い出や感情に直接届く
「初めて経験するリアルな刹那さ」
一曲目の"エトランゼ"で一見ファンタジーな物語の始まりを予感させ 二曲目"センチメンタル"のイントロに衝撃を受け、四曲目の"運命の人"では「神様ー」と歌っているものの歌詞は神様の介入を許さない。
「運命は自分で決めるんで 神様は邪魔しないでね!」といった感じで。運命の人の"神様"ってきっと死で二人を別つ死神でしょうね。
現実と哲学と反骨精神を神秘のオブラートで包んで丸めたマサムネ節が炸裂してます。
刹那さの中にも中高生の時に感じたエロスや幼い頃に目覚めた感情、自虐的な表現を用いながらも諦めない前向きな言葉、ひた向きに追い求める強さとそれに隠されたエール等、様々な言葉が散りばめられ 聴く度に新しい発見のあるアルバムです。
あと、スカーレットだけはプロデューサーが前作と同じで、ラジオから流れて来るようなあの頃の懐かしさがあります。
スカーレットがこのフェイクファーに収録された事によって、バンドの音の変化を感じられるのと同時に「あぁこれだ、この懐かしさが好きだった」と改めて痛感しました。
フェイクファーは自分に酔えない現実主義のあなたに捧げる一枚です。
個人的には
発売から17年、今買わないでいつ買うの!?
という一生もの のアルバムです(笑)
さよなら~♪君の声を~抱~いて~歩いて行く~♪
草野マサムネさんは言っていた。
売れることを目指し、叶ったがゆえに纏うことになったボンヤリとした喪失感が漂っている。
『ハチミツ』『インディゴ地平線』でスピッツに熱狂したファンは、そんな風に感じなかっただろうか?
スピッツにとっても「会心の・・・!」ではなく、デビュー当時からのファンにしたら「胸が痛む」ぐらいの
感想を持ったのかもしれない。
それでも『冷たい頬』『運命の人』『楓』『スカーレット』という解りやすいスピッツ曲は危なげなく、
最後の『フェイクファー』は聴けば聴くほど痛気持ちいい曲で、
『空も飛べるはず』『チェリー』を好きな人には間違いなく好まれると思う。
それでもっての『センチメンタル』『スーパーノヴァ』『ウィリー』にのぞいて見える鬱屈。
この後アルバム『ハヤブサ』がなぜ生まれたかを想像させ、
今でもスピッツが生き生きとしていて下さるありがたさを再確認させてくれる、
私にとって愛おしい1枚です。
このアルバムが発売された当時、スピッツが好きな友達と、ジャケットの女の子が飲んでいるのは何かという話題で盛り上がった。
その友達が何と言ったかは忘れてしまったけれど、私はシェイクだと言い張ったのをいまだにはっきり覚えている。
誰が何と言おうと、この女の子が飲んでいる飲み物はシェイクなのだ。絶対。
わかるよ、スピッツもシェイクも甘いからね。
なんて言われそうだけれど、シェイクは甘いだけじゃない。
甘くってひんやり冷たいのだ。
冷たいから、甘さに騙されて一気に飲むと、頭が痛くなったりする。
スピッツもシェイクに似ている。
草野マサムネの優しい声とメルヘンチックな詩の世界にうつつを抜かしていると、
時々とんでもない毒にやられたり、棘に引っかかったりするのだ。
とは言えこのアルバムでは、そんな毒や棘はやんわりとヴェールに包まれ、その身を潜めている。
けれど潜めきれずに、ちらりとその姿を見せたりする。
そんな微妙な不安定さがこのアルバムの魅力だと思うのだ。
最後に、先ほど草野マサムネの声は優しいと言ったけれど、ほんとはそんなに優しくない。
どっちかというと、ひりひりしていると私は思う。
優しいのに、ひりひりしている。
何というか、春の始めの頃の、日差しは温かいけれど風は冷たいみたいな、あの感じと似ている。
甘いのに甘くない。
優しいのに優しくない。
スピッツの音楽はいつも、私を心地良く不安定な気持ちにさせる。