私の場合、歌声の声質については、工藤静香の声が、聴覚性感への作用で見た時に、ナンバーワンです。
(普遍性で言えば、小泉今日子や坂井泉水の歌声も最エロだし、話し声の声質では羽田美智子の声が最もエロい、と感じます。)
それは、日本人男性好みの、良い意味での器の小ささ、というものの模範を、工藤静香の歌声が示しているからでしょう。
その観点で、工藤静香の他のアルバムにも良いのがあると思いますが、HARVESTも最も良いアルバムの一つだと思います。
私は、このアルバム中の幾つかの曲を聞いている時に、頭の中にまるで音によって生じたホログラフ(そういう物は実際には無い)の様な理想の女性像が視覚的に出現します。
それは、具体的には、嵐の素顔を歌う時のタイトスカートの白色の衣装を着た工藤静香と学生時代に憧れたH.Yさん(私よりも1年後に入学し1年先に卒業して行った)のイメージがダブった人物が工藤静香の様にステージで歌っている様子であり、抽象的には、人差指ぐらいの大きさ(もっと小さい気もする)の縦長で白色の両端が円錐の頂部の様に細く成っている軟体動物(映画「ERASERHEAD」の開始後55分経過した頃に登場するクレイアニメの記憶が基に成っているらしい)が水泳のバサロに似た動きを立位の向きのまま空中でしている様子です。
また、自分の気道の内壁が、彼女の気道の内壁を吹き抜ける空気の様に、彼女の気道の内壁に擦れているかの様な触覚を覚えます。
歌で彼女はスケベな事は全く言っていないのに、いや、それだからこそ、なのですが、聴いていると私は、人には言えない様な恥ずかしい事を考えてしまい、生理的な反応まで生じます。
これは、すべての曲で、というわけではなく、そういう彼女の声の魅力を特に引き出す曲というものがあるようです。
このアルバムの曲には、そういう曲が多い。
最終編集2014年09月03日。