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冬冬(トントン)の夏休み [DVD]

3.7 5つ星のうち3.7 9個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥31,315
フォーマット 色, ドルビー, レターボックス化
コントリビュータ グー・ジュン, ホウ・シャオシェン, ヤン・リーイン, ワン・チークァン
言語 中国語
稼働時間 1 時間 38 分

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商品の説明

レビュー

『風櫃(フンクイ)の少年』のホウ・シャオシエン監督が放つヒューマン・ドラマ。田舎にある厳格な祖父の家で夏休みを過ごすことになった、幼い兄妹の体験を描く。
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内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)

製作: チャン・ホワクン
監督・脚本: ホウ・シャオシェン
原作: チュー・ティエンウェン
撮影: チェン・クンホウ
音楽: エドワード・ヤン
出演: ワン・チークァン/イエン・チョンクオ/リー・ジュジェン/メイ・ファン/グー・ジュン/ヤン・リーイン
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 中国語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4510242161804
  • 監督 ‏ : ‎ ホウ・シャオシェン
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, レターボックス化
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 38 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/5/26
  • 出演 ‏ : ‎ ワン・チークァン, グー・ジュン, ヤン・リーイン
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 中国語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ パイオニアLDC
  • ASIN ‏ : ‎ B00005FX27
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 9個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
9グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2003年10月8日に日本でレビュー済み
主人公の少年の目線で描かれているが、少年の個性を極力排除することにより、理想の田舎の夏休みをあたかも自分が体験しているかのように共感できる。美しい自然の中で田舎の子供達とのふれあいや、ちょっと危ない体験。大人達の下世話なエピソードも昔懐かしい風景に溶け込んでいる。ドラマらしい事件や教訓を極力排除しながら見る者を惹き付けてやまない。傍らに置いて愛でていたい、そんな作品です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年2月5日に日本でレビュー済み
 少年が幼い妹と田舎の祖父の家で過ごすひと夏の出来事を綴った作品です。
これだけ聞くとひどくありがちな題材に思えますが、
井上靖の「しろばんば」などを思わせるリアルな子供の心理の描出が
作品を秀作に仕上げています。
 また、同種の映画でよく描かれる大人と子供のすれ違いばかりでなく
子供同士の行き違いや大人同士の齟齬もけれん味なくリアルに描写されており
物語を奥行き深いものにしています。
 
 澄んだ川や田んぼ、眩しい空、生い茂る木の葉など
ノスタルジックな感興を喚起するカットを随所に散りばめながらも
物語は時としてかなり醜い現実も抉り出しています。
 
 特に知的障害者と思しい少女を農民の一人が弄んで孕ませるエピソードなどは
淡々とした語り口かつ第三者の少年の目を通しているため
描写自体はかなり曖昧であるにも関わらず実に嫌な気分にさせられました。
 しかし、そうした目を背けたくなる様な地方の後進性を含めて
写実的に描く姿勢には好感を持ちました。

 それはさておき、くだんの少女には
普段は「誰でも殴る変な奴」と子供たちから
残酷な哄笑を浴びせかけられる立場にいながらも
主人公の幼い妹を咄嗟に線路から抱きかかえて逃げ事故を未然に防いだり
小鳥の死に涙し木に登ったりするなど
どこかシャーマン的な聖痴愚のイメージも付与されています。
リアリズムに沿った作品の人々の中で彼女の存在は文字通りやや異形ですが、
寓話的で不思議な彩りを作品に加味し、
緩やかなテンポの映画を単調さから救っています。

 若い叔父とその恋人の結婚騒動や
少年たちが偶然目撃した窃盗事件の顛末、
遠方にいる母親の病状を巡る家族の心痛も
飽くまでどぎつくならない程度に描かれており、
少年の目を媒介する設定が最後まで破綻せず生かされている点に
作品の雰囲気とは裏腹に作り手の周到さを感じました。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年9月29日に日本でレビュー済み
何度見ても小津安二郎なんだけれども、レンズの長さを変えるのは悪くないと思います。ストーリーは「秋刀魚の味」でも「彼岸花」でも構わないのですが、冬冬の叔父さんはどう考えても笠智衆さんに見えてしまいます。
ここからが私の勝手な推測。小津から「冬冬の夏休み」が生まれたのですが、この映画から張芸謀の「あの子を探して」と三池崇史の「着信アリ2」が生まれたのではないかと。
侯孝賢と張芸謀の作品は時代が10年以上違いますが、台湾的と大陸的を象徴的に子供を描き切っています。「着信アリ2」と結びついてしまうのは寒子の存在です。
この系譜はヴィム・ベンダースによって整理されてしまうのですが、詰まるところロード・ムービーなのです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年5月29日に日本でレビュー済み
ジャン・ルー・ユベール監督の「フランスの思い出」、ラッセ・ハルストレム監督の「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」と類似した内容を持つ。祖父の田舎で夏休みを過ごす少年を中心に展開する、ノスタルジックな人間ドラマである。台湾の田舎の自然が美しい。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート