大昔、ビデオにダビングしてたのがでてきました。
そのころは岩井監督にハマってて
これも映画館で観たなー
と、思い出に耽ってたら
急にほしくなり
あらためて松たか子の可憐さに
再会したとこです。
四月物語 [DVD]
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商品の説明
Amazonより
意外にも映画での主演はこれが初めてだったという松たか子を純真素朴なキャラクターで魅力たっぷりに描き、ファンを喜ばせた岩井俊二監督70分の小編。
松たか子が扮するのは東京の大学に通うため北海道の親元から離れてひとり暮らしを始めた女子大生。解放感と不安の交錯するその新しい生活が、初春の武蔵野を舞台に淡々としたタッチでつづられていく。
特別何ということのない日常を切り取ってみずみずしく見せる描写はいつもながらに繊細。柔らかい光にあふれた映像も観る者の心をなごませる。冒頭、雪の出立シーンで見送りの家族の中に松本幸四郎の顔があったり、主人公が立ち寄る名画座でやはり岩井監督の手になるモノクロ時代劇が上映されていたりと細部の仕掛けも楽しい。物語にさほど奥行きはないものの、いわば松たか子の松たか子による松たか子のための作品。(武内 誠)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4521458002003
- 監督 : 岩井俊二
- メディア形式 : DVD-Video
- 発売日 : 1999/3/17
- 出演 : 松たか子
- 販売元 : ハピネット
- ASIN : B00005G1GC
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 61,481位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 3,091位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
3 星
DVD 「四月物語」
本作は1998年公開の映画で松たか子の初主演作品である。だが前年にはテレビドラマの方で高視聴率だった「ひとつ屋根の下2」(1997年)にも出ていたし、キムタクとW主演で共演した「ラブジェネレーション」(1997年)は平均視聴率30%を超えるドラマだったので既にメジャーな存在だ。冒頭で楡野卯月=(松たか子)が東京へ行くので、家族が見送りに来るが家族役の4人全員が本物の実の家族で父=松本幸四郎(当時)、母=藤間紀子、兄=市川染五郎(当時)、姉=松本紀保で一家揃って出演しているので随分気合いが入ってるなと思い、笑ってしまった。卯月が上京して憧れの先輩に逢う事が出来たのだが、その先輩役が田辺誠一である、他にもっと歳の近い二枚目俳優は居なかったのか、とまた笑ってしまったが、二十歳の頃の松たか子が見たかっただけなので、それに関しては満足している。本作では劇中で卯月=(松たか子)が映画を見るシーン(劇中劇)が出てくるが、その映画の完全版がDVDに本編と共にカップリングで収録されている。こちらの配役にもかなり力が入っていてタイトルは「生きていた信長」、出演俳優陣は織田信長 (江口洋介山)=江口洋介、明智光秀 (軽相撲紀伊石井)=石井竜也、斎藤利三 (伊武雅之刀)=伊武雅刀である。「四月物語」の不満な点は映像の粗さでブローアップした映像なのか低解像度なのが残念。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月13日に日本でレビュー済み
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岩井俊二作品の傑作のひとつ。勿論、タイトルから分かる通り小津映画の遺伝子は感じられますが、小津マナーで撮られた映画ではなく、フィルムの粒子に空気と光を反応させようとするような、空間の切り取り方はただひたすらに美しい。
もし編集でカットされた素材があるのなら、撮られた全てを観てみたいとさえ思う。
所謂ストーリーにしかドラマツルギーを感じれない方にはオススメしない映画であり、昨今の若者がよくやるという倍速視聴などからは一番遠いところにある作品。
個人の感傷になってしまうかもしれないが、この世界の四月はかつての四月であり、すでに失われた四月という事実にやるせない感情が湧いてくる。人間の自業自得で生み出した気候変動なので、責めるべきは我々自身なのだけれど、この映画におさめられたような四月のあの気温、涼しさ、光の乱反射、環境を壊しすぎたこの世界では、もう記憶の中にしかないことも観ていて、喪失感に繋がってしまう。
若者を見てかつての自分もそこに居たのかもしれないという単純なメランコリックだけに終始するだけでは、あまりにも勿体ない。
また90年代後半の、女優松たか子をおさめてるという点だけでも大きな意味がある。
もし編集でカットされた素材があるのなら、撮られた全てを観てみたいとさえ思う。
所謂ストーリーにしかドラマツルギーを感じれない方にはオススメしない映画であり、昨今の若者がよくやるという倍速視聴などからは一番遠いところにある作品。
個人の感傷になってしまうかもしれないが、この世界の四月はかつての四月であり、すでに失われた四月という事実にやるせない感情が湧いてくる。人間の自業自得で生み出した気候変動なので、責めるべきは我々自身なのだけれど、この映画におさめられたような四月のあの気温、涼しさ、光の乱反射、環境を壊しすぎたこの世界では、もう記憶の中にしかないことも観ていて、喪失感に繋がってしまう。
若者を見てかつての自分もそこに居たのかもしれないという単純なメランコリックだけに終始するだけでは、あまりにも勿体ない。
また90年代後半の、女優松たか子をおさめてるという点だけでも大きな意味がある。
2023年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
片想いの先輩を追いかけて旭川の高校から武蔵野の大学に進学した主人公の四月を描いた作品。
青春の瑞々しさを美しく描いているだけでなく、ほんのりと漂う孤独と不安もきちんと表現されていて、大変素晴らしい作品となっている。
青春の瑞々しさを美しく描いているだけでなく、ほんのりと漂う孤独と不安もきちんと表現されていて、大変素晴らしい作品となっている。
2022年8月23日に日本でレビュー済み
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つい最近「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を見たので、その流れで見た。
「打ち上げ花火」とよく似た映画の構成なので驚いた。「打ち上げ花火」は、ナズナという小学6年生(撮影当時はの実年齢は中学2年生)の女の子に翻弄させられる級友ノリミチの物語。本作「四月物語」は、あこがれの先輩を追って東京の大学に入学した楡野卯月が大学関係の先輩(あこがれの先輩は除く)や同期に翻弄させられるというお話。
「打ち上げ花火」のナズナは大人びていてミステリアス、本作「四月物語」の卯月はあまりに奥手すぎる。まわりの人々の変人ぶりにはがっかりするが、本人にも魅力を感じないところがイタイ。
少々、「非日常」とか「ノスタルジー」を強調しすぎに見える。松たか子をきれいに撮った手腕は認めるが、映画としては「凡庸」だと思う。
「打ち上げ花火」とよく似た映画の構成なので驚いた。「打ち上げ花火」は、ナズナという小学6年生(撮影当時はの実年齢は中学2年生)の女の子に翻弄させられる級友ノリミチの物語。本作「四月物語」は、あこがれの先輩を追って東京の大学に入学した楡野卯月が大学関係の先輩(あこがれの先輩は除く)や同期に翻弄させられるというお話。
「打ち上げ花火」のナズナは大人びていてミステリアス、本作「四月物語」の卯月はあまりに奥手すぎる。まわりの人々の変人ぶりにはがっかりするが、本人にも魅力を感じないところがイタイ。
少々、「非日常」とか「ノスタルジー」を強調しすぎに見える。松たか子をきれいに撮った手腕は認めるが、映画としては「凡庸」だと思う。
2023年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
松たか子さんの若い頃の映像がとても新鮮でした!彼女は若い頃から演技がしっかりしていたのですね。
2021年8月22日に日本でレビュー済み
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Just let me ask the questions.
Has it made life easier being beautiful??
I love Takako Matsu♡
Has it made life easier being beautiful??
I love Takako Matsu♡
2022年6月9日に日本でレビュー済み
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私は映画の技術的なことには疎いのですが、とにかく気持ちが浄化され、前向きになれる作品です!!
いつも思うのですが、ピュアな作品ってある意味強くて、感情をかき乱され、複雑に思いめぐらしてしまいます。ドロドロ路線の方が好きな私ですが、なんか自分にはこういう作品の方が向くんだなって思います。 ✿ ✿ ✿
自分は本当にね、悲しい手違いが重なって、こういう思い出が送れなかったんです。だからこの作品に限らず、100%プラスの評価がしたくてもできない時があるけど、そんな意見もあっていいと思います。
やっぱり(?)松たか子さんの可愛さ、好感度なんかでもってる部分もあるんだろうけれど、それらも含めて真にくるこの映画の美しさから気づくことは多く、ハッとさせられました。そしてその頃と今の自分を重ねて、色々とたくさん反省しました。。
若い頃よく行った本屋の感じそのままでキュンときたし、感動できるだけでなくこんなにも反省してしまうなんて、とんでもない映画ですね!
また、世の中シビアで人により事情は様々でも、日本に生まれて4月を経験できて、列島でそんな思いを共有できて、素敵で幸せなことなのかもしれません。これからもずっと×2諦めずに頑張っていくから、(元)こういう女の子だった女性を、例えば独身だろうとね‥あんまり叩かないでほしいなあ。。涙 涙
逆に、自信を持たせてくれた映画でもあります。「松たか子が好き」という人に好かれたことが、この映画をそのまま、色褪せない輝きにしてくれました✦ ✦
いつも思うのですが、ピュアな作品ってある意味強くて、感情をかき乱され、複雑に思いめぐらしてしまいます。ドロドロ路線の方が好きな私ですが、なんか自分にはこういう作品の方が向くんだなって思います。 ✿ ✿ ✿
自分は本当にね、悲しい手違いが重なって、こういう思い出が送れなかったんです。だからこの作品に限らず、100%プラスの評価がしたくてもできない時があるけど、そんな意見もあっていいと思います。
やっぱり(?)松たか子さんの可愛さ、好感度なんかでもってる部分もあるんだろうけれど、それらも含めて真にくるこの映画の美しさから気づくことは多く、ハッとさせられました。そしてその頃と今の自分を重ねて、色々とたくさん反省しました。。
若い頃よく行った本屋の感じそのままでキュンときたし、感動できるだけでなくこんなにも反省してしまうなんて、とんでもない映画ですね!
また、世の中シビアで人により事情は様々でも、日本に生まれて4月を経験できて、列島でそんな思いを共有できて、素敵で幸せなことなのかもしれません。これからもずっと×2諦めずに頑張っていくから、(元)こういう女の子だった女性を、例えば独身だろうとね‥あんまり叩かないでほしいなあ。。涙 涙
逆に、自信を持たせてくれた映画でもあります。「松たか子が好き」という人に好かれたことが、この映画をそのまま、色褪せない輝きにしてくれました✦ ✦
2022年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
手を振って列車を見送る家族は松たか子の本当の家族。さくら吹雪の中の引越し、雨の中を走らせる自転車、雨宿りの時傘を貸してくれようとするステキな紳士(加藤和彦)。赤い傘、小綺麗な大通り、ちょっと大人でいったん距離を取りながらも、思い直し親しみを寄せてくるお向かいのお姉さん、釣りのクラブに入るよう勧誘してくる何を考えてるのか掴めないような不思議系の学友、やっと会えた高校の時からの憧れ先輩、全て、かすかなトキメキを思い出させてくれます。