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73年に長編ドキュメンタリー『初国知所之天皇』を発表して評判となった自主映画の原 将人。彼の劇映画第1作は、何とアイドル広末涼子の初出演&主演作である。この意外な組み合わせが、これまでにないまったく新しい映画を生みだした。
高校2年の放送部員遠山 杏(広末)は、片岡 徹(圓島 務)と名乗る変わった少年と知り合う。彼は地球が滅びるまでをビデオカメラに記録している宇宙人だという。2人は、夏休みに東京中を映してまわる。やがて徹は地球を求めてオーストラリアへ旅立ち、残された膨大なテープの前で杏は立ちすくんでしまう。
主演の2人が撮影した映像を使用したり、既成の映画作りとは違う、変幻自在の映画になっている。初々しい広末の歌うシーンもあり、デビュー直後の広末涼子の記録としても楽しめる。(堤 昌司)
レビュー
監督・脚本・音楽: 原將人
脚本: 中島吾郎
撮影: 馬場一
出演: 広末涼子/圓島努/多田亜沙美/大島蓉子/新田聡子/根岸吉太郎/余貴美子
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)