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雨に撃たえば...!disc 2

4.0 5つ星のうち4.0 25個の評価

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新品 中古品
CD, CD, 1999/8/4 通常盤
¥7,780 ¥350

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曲目リスト

1 最低なれピンクパンク...!
2 ココロはこうして売るの (2)
3 「男娼ネリ」第19夜 シーン8
4 ルイノン (9 May ’99)
5 オーギュ、 空を撃つ。
6 萌の歯
7 ガリバー2
8 コナツ最後の日々。
9 「思いつき!思いつき!!」 なに? 「キャトル・ミューティれるの。」
10 バニフォー おもちゃ工場の連中だよ! ~露コナツ最初の日~
11 コーナー
12 左腕 ポエジー

商品の説明

メディア掲載レビューほか

セルフ・プロデュースによるファースト・アルバム。「おもちゃ工場」「コナツ最後の日々。」他を収録。 (C)RS

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 104.33 g
  • メーカー ‏ : ‎ ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
  • EAN ‏ : ‎ 4988010110253
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間
  • レーベル ‏ : ‎ ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
  • ASIN ‏ : ‎ B00005G2ZY
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 25個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
25グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかく最高。宅録の申し子。これが1stとは信じがたい。
歌声すら楽器と化す。
声に特徴があるので視聴は必須。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シーケンサー、パイプオルガン、管楽器、様々なエフェクトを利用し、多数の音を取込み、アコースティックだった前作から飛躍的に進化。電子音中心のサウンドへと変貌を遂げた。彼が本来やりたかった音は今作に反映されている。好奇心の強い子供が次から次へとおもちゃのように楽器を取り出し気ままに鳴らしているような遊び感覚を感じさせると同時に、洗練された音の配列を成しているようにも聞こえる不思議な作品。曲調はジャジーなものから、コンテンポラリーなポップソング、バラード、サイケデリック、グランジ、果ては聖教音楽と幅広く、雑多である。全体的にまとまりはないが、有り余るアイディアを納め切れなかったと見るほうが正しい。いや、納めるつもりがないと言ったほうが正しいのだろう。一見酷く未完成のようで、実は計算された作品でもある。そういった意味ではピカソの絵画のようなものか。特徴としてはサイケデリックさと、ピュアな幼児が抱えるマジカルでパラレルなワールドといったところ。自分で言っておきながら分かりにくい表現だが、非常に混濁した世界観を描いている作品である。表向きはマジカルワールドであるが、前作同様、内面はドロドロに汚れた人間臭さを発しており、そういう意味でパラレル、イメージは幼児的な作品である。つまり実に若く、青臭いのであるが、変なところで達観、かつ恐ろしく閉鎖的な世界観を描いているので、妙に大人っぽく、天才妙味に聞こえる部分もある。単純な表現方法は毛嫌いするかのように避け、あえてサイケデリックな手法に終始。ボーカルは前作以上に混濁さ、不明瞭さを増し、もはや何を発音しているかも、何の言語を発しているのかすら分からない一歩手前まで来ている。勿論これは「わざと」である。歌詞もストーリーは欠落し始め、何らかの世界のある一部分にのみ固執してみたり、最早分裂症としか思えない単発でしか意味を成さない文の羅列になろうとしている。そしてこれも計算づくの「わざと」なのである。
ポピュラーミュージックとして成り立つ限界まで分解しつつも、核となるメロディーの良さによってギリギリのバランスでポピュラー性が保たれている、我が国のマーケット作品としては非常に稀有な存在である。こういう類の作品に対して評価をするのは難しいが、最終的に良いアルバムと自信を持って判を押せる要因は、メロディーの良さに他ならない。特に中盤以降、⑥萌の歯からは一曲たりともメロディーを軽視した作品は無い。いや、素晴らしい楽曲のみで構成されている。奇をてらって騙すのは簡単だが、良いメロディーを書くことは非常に難しいと感じさせる作品でもある。しかし単に良いメロディーを書く以上に、それプラスアルファとして奇をてらった作品とするのもまた難しいのである。彼の場合、既存の音楽を分解、再構築したのではなく、既に分解、再構築済のものを更に組み合わせて再構築している。要は奇をてらった風な作りをしているだけなのであるが、この場合そこの試行錯誤にかけたエネルギーが単なるパクリとは比較にならないほどに強い。と思われる。今の音楽はどう作っても要は既存のものの組合せにしかならない所が悲しいが、そこから新しい物が生まれる組合せを探った過程のある一つの妥協点が本作である。どこで妥協するか、それまでどれだけ試行錯誤したかがポイントになるが、本作を見る限りかなりの評価を受けて良いはず。前作を一段飛ばしで上回る大傑作。彼は今作以上の作品を未だ作り出せずにいる。前作同様、若くなければ作れない、二度と自分自身が到達できない境地。筆者はこの作品を聞くたびに十代の頃の自分を思い出し、胸が痛くなって吐き気がする。おそらくは七尾旅人もそうであろう。次作は更に試行錯誤を進め新たなものを生み出そうとしているが、上手な妥協点が探れないままリリースされた作品になっている。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
既に、他の方々の素晴らしいレビューがあるにもかかわらず、
この人の作品だけは外せない。

『ガリバー2』この一曲だけでも聴いて欲しい。

どうしようもない、本当にどうしようもない日本の音楽界の
結末、そして始まりをこの一曲に僕は感じました。
大袈裟なようですが、この曲、そしてこの作品はそれだけの力を
宿しています。

聴いたことのない人は是非。これを聴かないのは嘘ですよ。
以上、駄文失礼しました。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1stでこんなの作っちゃったら、今後どんなアルバム作れるんだっていうの!
異常で過剰で歪んだ音楽に乗せて、もはや何と言っているのか全く聴き取れん歌唱法で歌われる。
それでも、とにかく美しいメロディーと声であることは完全に分かる!
混沌を音で表現したら…という1曲目から、コルトレーンのメロディで歌われる素晴らしい最終曲まで
全曲美しい。これだけ完成度の高い90年代のアルバムってそうそうあると思えない。
天才って気軽に言うのもどうかと思うけど、それでも天才だと言ってしまうよ。

その後、この異常な完成度のサウンドをあっさり捨てて次作、また次作とどんどん変化していくところが潔い!
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思っていた感じではなかった
静かなのは良いけど 暗いのは・・・
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年2月24日に日本でレビュー済み
911FANTASIAや最近では兵士Aなど、この人は音楽を武器に世の中と戦っている。学生時代は不登校児だったらしいが自分が何かを表現したくて仕方がなかったのだろう。
形だけのロックがビジネスとして幅を効かせている現代で数少ない反骨精神を感じさせるアーティストである。その昔ジョー・ストラマーの言ったパンクはスタイルではない姿勢だ!を思い出させるアルバムです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
七尾旅人がどんな人なのか私はよく知らず、作品のうち聴いたのも現時点ではこれだけだが、彼の唱法が生理的になじめない人は結構いるかも知れない。
私も、日本語として時折聞こえる部分はちょっと・・・だが、それでもこのアルバムに込められた力、濃密な雰囲気には尋常ではないものを感じる。
メロディーも既出のものが多いが、一生アタマにまとわりつくのは間違いないと思う。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年6月1日に日本でレビュー済み
スヌーザーの【The Essential Disc Guide 2004 あなたのライフを変えるかもしれない300枚のレコード】で紹介されている作品(ディスクNo.262)。

この作品の発表当時、日本の作品に馴染めるものがなく海外の作品ばかりを聴いていましたが、とうとう日本にも自分の中のもやもやとして形にできないものを表現してくれる人間が現れたと衝撃をうけた1枚。

『村上龍』著の『コインロッカーベイビーズ』にでてくるハシが
実際にいたとしたらこんな声であったのではないでしょうか。
彼は自分の舌を切ってまで独特の声を手に入れるわけですが、
『コインロッカーベイビーズ』の表現を借りると

「ハシの歌は線が細く声が掠れて何かギザギザしていた。それが強引に毛穴から侵入してきて内臓や血管を引っ掻きながら喉へ這い集まってきた。船に酔ったような気がした。やがて酔いが納まり喉に詰まっていたものが消えると、Dは部屋の静けさに耐えられなくなっている自分に気付いた。脳はハシの歌を拒否していたが、内臓が求めていたのである。Dは「もう一曲歌ってくれ」と頼んだ。二度目に聞いた歌は爪先から髪の毛までミスターD を震えさせ、かつて味わった最も強い陶酔と最も切ない感傷の両方をもたらした。」

音については、
グランジ以降の音でありながら、エレクトロニクス、ボサノバ、ジャズの要素もあり云々。
なんだか色々書くほどの作品の本質から遠ざかっていきそうです。
なので、歌詞を引用しておきましょう。

「4000のジョークと12の銃弾を受けながら
 それでも兵士は
 我が家と(彼はそう思い込んでる。)
 娘たちに(彼はそう思い込んでる。)
 再会しました。
 僕は“それから”のことを歌いたいんです。
 このコナツ最後の日々に」
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート