お届け先を選択

座頭市あばれ火祭り [VHS]

3.8 5つ星のうち3.8 24個の評価

仕様
価格
新品 中古品
VHSテープ 1枚組
¥4,274
今すぐ観る レンタル 購入
安心・安全への取り組み
お客様情報の保護
安心・安全への取り組み
Amazonは安心・安全のために取り組んでいます。ストレスや不安なくお買い物いただくため、商品の返品対応やカスタマーサポート、信頼性のあるカスタマレビューのための健全なコミュニティの運営、お客様のプライバシーの保護などに取り組んでいます。また配送、梱包、製品、物流拠点などさまざまな面で、サステナブルな未来への取り組みを進めています。 詳細はこちら
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら

【まとめ買いフェア開催中】よりどり2点以上で5%OFF
アウトドア用品、ファッション、食品・飲料、母の日ギフト、父の日ギフト関連商品など、10万点を超える対象アイテムからよりどり2点以上で5%OFF。 セール会場はこちら

商品の説明

レビュー

監督: 三隅研次
原作: 子母沢寛
出演: 勝新太郎/仲代達矢/大原麗子/西村晃/ピーター
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 2.35:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.6 x 10.64 x 2.85 cm; 173.88 g
  • 監督 ‏ : ‎ 三隅研次
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 36 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 1997/10/1
  • 出演 ‏ : ‎ 勝新太郎, 仲代達矢, 大原麗子
  • 販売元 ‏ : ‎ 東宝
  • ASIN ‏ : ‎ B00005GDYU
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 24個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
24グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2015年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
勝プロ時代の座頭市は、大映時代からさらに磨きがかかったかのように先鋭的な演出が突出したシリーズで、中でもジャパニーズ・ニューシネマとでもいえる出色の出来となっているのが、勝新自らメガホンを取った『新座頭市物語・折れた杖』('72)と、三隅研次監督による本作『座頭市あばれ火祭り』('70)である。

特に本作は、勝プロでの伝説となる「子連れ狼」シリーズの第一作『子連れ狼・子を貸し腕貸しつかまつる』('72)に先んじて三隅研次が勝プロでメガホンを取った作品として、その後の「子連れ狼」シリーズで炸裂する前衛的な演出の萌芽が見て取れる貴重な作品である。大映時代に、三隅演出の開花のきっかけとなった『剣鬼』('65)と「子連れ狼」シリーズをつなぐ作品として注目の逸品である。
三隅監督が、多くの作品でタッグを組んだ名手・牧浦キャメラマンではなく、本作に限っては名匠・宮川一夫と組んでいるのも注目。

関八州を支配下に治める「闇公方」と座頭市の対決を描く、シリーズ第21作。裏社会のドン「闇公方」を演じる森雅之の凄みのある演技もいいが、本作の見どころは仲代達矢演じるニヒルな浪人である。淫蕩な妻に愛憎の念を滾らせ、たまたま関わりをもってしまった市に執拗にからんでくる死神のような不気味さは、サイドエピソードながら、本作の他のキャラクターを食ってしまう圧倒的な存在感がある。
仲代が酒におぼれながら幻視する、妻の浮気のシーンのアヴァンギャルドな演出や、風呂屋でのコミカルな立ち回り(しかし流血あり)、そして三隅演出の真骨頂「斬りたくない相手と対峙する」哀しみの対決が、野に咲く可憐な花ごしにリリカルに描かれるラストの殺陣も必見。

本作中でも筆者が唸ったシーンは、中盤、橋の上で勝新と仲代がすれ違うシーン。ここは、今ではほとんど使われなくなった「擬似夜景」で撮影されている。これは、アメリカ映画がかつてよく使った手法で、撮影のスケジュールや照明機材のコストなどを削減するために、昼間にカメラのレンズにフィルターをかけて、夜のような暗い画面にして撮影する手法である。「Day for Night」と言い、トリュフォーの『アメリカの夜』という映画のタイトルにもなっている。
で、この橋のシーンで、市とすれ違った浪人(仲代)の気迫に市に緊張が奔るのだが、ほとんど影のように真っ黒くつぶれた仲代の顔の、片目だけがギョロリと光を放っていて、その鬼気迫る映像にぞくり、としたのが忘れられない。勝新と仲代が切り結ぶたびにきらりと放つ剣の光の美しさも無類である。
一流のキャメラマンが撮ったB級作ほど面白いものはない、というのが筆者の持論なのだが、まさにこのシーンは、世界のミヤガワがB級映画的手法である「擬似夜景」を使って、リアルなナイトシーンでも創り出せないような映像を生み出してしまった、これぞエンタメ映画の醍醐味、なのだ。
クライマックスの、闇公方一味との大立ち回りももちろん見どころだが、筆者一番のお気に入りが上記のシーンなのである。
まさに、映像美学を追求する三隅研次と宮川一夫のコラボが大輪の華を咲かせた瞬間、ほかのコンビでは成し得なかった映像だと信じてやまない。

ヒロイン演じる大原麗子の美しさも眼福(笑)。ラストで、ほんの一瞬の脇役出演ながら、実にいい味を出している田中邦衛の百姓の演技も心に残る、座頭市名エピソード。廉価版で手に入るようになったのは嬉しい。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
森雅之さんをみたくて 購入しました。時代劇はあまり好きではないのですが シリーズもので 分かりやすいストーリーで楽しめました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
座頭市シリーズの良いところは、やはり勧善懲悪とスカッとする殺陣だろう。
あとは、市に惚れる女の登場と、あくまで市をツケ狙う素浪人との対決だ。
本作はこれらのどの点でも必然性が感じられず、ただ話が流れていく感が強い。
仲代達矢はもちろん良い役者だが、肝心の市を狙う理由が的外れなものなので、どうにもピエロに思えてしまう。大原麗子も若くて綺麗だが、時代劇には似合わない。若尾文子や小川真由美の比ではないのだ。これは本人のせいではなく、演出やミスキャストのせいでもある。
ピーターも、この頃の演技は見られたものではなく、完全に浮いている。
おそらく当時売り出し中だったり人気のある俳優を配したつもりだったのだろうが、見事に期待を裏切っている。座頭市があまりに勝新太郎のはまり役なので、他の俳優がそぐわなくなってしまっているのか。総じて悪役の俳優陣は上手だし、しっくりしている。
映画のタイトルも見終わってみれば、こじつけであることが分かり、全く同意できるものではない。
どうやらこのシリーズは18作目、19作目あたりから作風が変わり、それ以前のような面白みが薄れてきたようだ。あと数作見残しているが、どうなるのか。
2015年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変懐かしく見ました。映像がいつもの映画シリーズと若干趣の違う『座頭市』でしたが、勝新太郎の魅力は変わりませんでした。
仲代達也は似合わない感じで、もう少し描き方があったのではと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 なかなかソフト化されない勝プロ版座頭市、数年前2作品がDVD化されたまま続きがなかなか出なかったが、やっとの発売。前の発売分もそうだったが、大映(ダイニチ)配給作品はそのマークから作品が始まるのがうれしい。以前は東宝マークに差し替えられていたはず。やはり映画はオリジナルのままでみたい(角川作品はオープニングのカット、春樹氏のクレジットを小さくしたり加工されているので、見てて興ざめする)
 では、何故5ではないのか、それはジャケットデザインが前の2作品と今回の発売分に統一性がなく、並べたときに違和感があること、そしてブルーレイソフトにシフトしてきている時にDVDのみの発売であることだからです。
 次にソフト化希望の勝プロ作品、テレビ作品だが「さらば浪人」です。藤田まこと氏追悼のこの年に出さずにこれを何時に出す。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年8月22日に日本でレビュー済み
昔の映画だし、悪いが、イメージも子連れ狼、だったっけ、、?って感じで
なんだか興味もあまりなかったのに、見始めたら瞬きもできない!面白くて、
あっという間に全部見ちゃって、最後は菊の花と一緒に斬ってしまうところで
号泣、、そして田中邦衛が最高!で見終わって、気分がなぜかスッキリ。
なんだかスッキリしてしまいました。
大原麗子も、随分綺麗だったんだなあ、とか、。
星5です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年3月7日に日本でレビュー済み
1970年代座頭市の中でも、お得なランチサービス定食のように満足できる一品だと思う。ボスキャラの存在感、勝新と仲代の“影武者”対決、工夫を凝らしたエンターテイメント炸裂なアクション
ちなみに、冒頭のクレジットを見るとどうやら宇野信夫の作品からインスパイアされたようだが、それがなんという作品名なのか、画面の文字が小さくて、判別できないのが悔しい。原作読みたい
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この座頭市はなかなか。吉行さんはこんな感じだったんですね。これなら300両出します。そして仲代と吉行の話は詳しく描かれないのがまた良い。三隅監督作品は子連れ狼もそうだけど結構好みだ。
悪役の役者さんはあまり知らないけど、西村さんのナンバー2ぶりがいい。無残な話になるけど。