決定的な名盤のないドヴォルザークの7番。
どの演奏を聴いても、しっくりこないでいた。派手でうるかったり、のっぺりとつまらなかったり。
そんな中、自然で中庸な演奏を、と思い購入したのがこのCDでした。オケが素朴で自然、金管がうるさくなく、弦も揃って豊か。シュターツカペレベルリンのベスト盤の一つ。ただ、あまりに素朴でシンプルすぎる、油っ気がないというか、さっぱりしすぎなところが好悪を分けるかも。
ドヴォ7のうるささ、スケールの豪快さやまとまりのない粗雑さが気になって好きになれなかった方には、超オススメの名盤です。