至極ゆったりと人を説得してしまうというような魅力がこの人にはある。それもシニカルだったりシリアスだったりしないで,ほほえみが究極の答えであるとでもいうように。『四月の魚』はユキヒロ主演・大林宣彦監督の映画のサントラ。『薔薇色の明日』は83年の珠玉作,ラストのバカラックのカヴァー「エイプリル・フールズ」が置き忘れられた銀のイヤリングのように美しく光っている。 -- 内容(「CDジャーナル」データベースより)