メディア掲載レビューほか
「ガストロンジャー」での,あの衝撃的新展開は,今回リリースされる最新アルバムの,ほんのサワリの部分でしかないらしい……。となると,いったい今回のアルバムはどうなるの?#なんてドキドキしながら待ちたいところ。ワクワクするなぁ。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
エレファントカシマシを知らない人のために、彼らが骨太なロック・バンドであることは最初に断わっておこう。88年にデビューしたこの4人にとって、『good morning』はレコード会社を移籍しての第1弾となるフル・アルバムで、通算では11作目に当たる作品だ。昨年12月にリリースされた先行シングル「ガストロンジャー」で衝撃的に幕を開ける本作は、すべての楽曲がそれと同様のテイストに統一されているわけではないものの、宮本浩次(vo、g)はやはり吠えまくる。現代社会を媒介にして自分の分身を歌に込め、思いのままにブチまける。バンド・サウンド的に60~70年代から脈々と続くロックンロールのスタイルを基本としているのは従前どおりで、このグルーヴ感も魅力的。特にタイトル・トラックの間奏は凄まじい。自然と体を揺らし、後から頭でも考えさせてくれる、実に爽快な一枚だ。これを聴かない人は“全員死刑”かも!~ (土屋京輔) --- 2000年05月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)