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モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番/同第24番

バレンボイム(ダニエル) (アーティスト, 指揮, 演奏), モーツァルト (作曲), イギリス室内管弦楽団 (演奏) 形式: CD

4.9 9個の評価

CD
￥440 より

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CD, CD, 2015/7/22

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曲目リスト

1	ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466 - 第1楽章アレグロ
2	ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466 - 第2楽章ロマンス
3	ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466 - 第3楽章ロンド(アレグロアッサイ)
4	ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491 - 第1楽章アレグロ
5	ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491 - 第2楽章ラルゲット
6	ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491 - 第3楽章アレグレット

商品の説明

メディア掲載レビューほか

EMIの企画シリーズ、EMI CLASSICSレッド・ライン・シリーズ第3回発売分、完結編。 (C)RS

登録情報

梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
メーカー ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
EAN ‏ : ‎ 4988006749535
時間 ‏ : ‎ 1 時間 5 分
レーベル ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
ASIN ‏ : ‎ B00005GJ4H
ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

Amazon 売れ筋ランキング: - 374,424位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 19,838位交響曲・管弦楽曲・協奏曲

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jun

バレンボイムの情熱

2021年12月21日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

24番は昔から名演が少ないと思います。今回の演奏は、若きバレンボイムが心血を注ぎ、偉大な曲の本質をえぐりだそうとした名演だと思います。おそらくこの全集の中でも最高でしょう。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

Disclosed Name

至高の24番

2008年8月29日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

　若きバレンポイムが残した驚くべき24番です。ピアノのデリカシー，管弦楽の雄弁さと考え抜かれた仕上げ，ピアノと管弦楽のバランスのよさ，どれをとっても理想の大名演です．これを聞くと，他のいかなる演奏も物足りなくなるほどです．また，EMIの録音も驚くほどよくできていて，申し分ありません．

　20番は，これに比べるとやや平凡ですが，これは管弦楽が生硬な感じを与えるためかもしれません．ピアノは相変わらず見事なものです．録音は，24番よりも幾分劣ります．

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ボヘミャー

短調気分に包まれる心のざわめき。

2010年10月21日に日本でレビュー済み

モーツァルトの27ピアノ協奏曲のなかで、短調作品はこの20番と24番の２曲のみ。

モーツァルトは、それまでのロココ社会の聴衆に向けて書いてきた側面を脱して、
交響曲的要素とオペラ的高揚感を、発達してきたピアノフォルテという独奏楽器の魅力に融合させていく。
前人未踏の領域にひとり歩み出していくモーツァルトの音楽世界。

バレンボイムの指揮と演奏は、そういった作品世界を、
オーケストレーションにおいてもピアノにおいても見事に形にしていく。

第20番第１楽章のベートーヴェンによるカデンツァは、聴き応え十分の品位と緊迫感。

平和な静寂感が訪れる第２楽章、終盤に訪れる弦楽器と管楽器とピアノのアンサンブルの精妙さには心奪われる。

その静寂は間髪入れずに弾き出される第３楽章のピアノの速いパッセージに破られて、
疾走する短調世界に突入するが、ここでも弦楽器・管楽器・ピアノのアンサンブルは
モーツァルト音楽世界の完成形、到達点の魅力を味あわせてくれる。
短調の疾風は鉈で断ち切ったようにそのまま終曲。

第20番の翌年に書かれた第24番。
冒頭の主旋律は舞踏的な軽やかさをもっているが、
その分、全体の短調気分に包まれる心のざわめきは、より大きくなる。

群がる暗雲のような第１楽章の後、
第２楽章冒頭、静かなピアノだけのシンプルな旋律。
単純さの中に大きな人間感情が表現されるモーツァルトの世界の、ひとつの典型。

第３楽章、この時期モーツァルトは音楽家キャリアの中でも最も成功していた時期なのに、
聞こえてくるのは深く大きな憂愁。
楽章後半、聞こえてくる管楽器の穏やかな響き。その平穏さと憂愁が交互に現れてくる。
彼の伝記的事実を知っていると、
どうしてもこの２年後には表面化する逼迫した生活状況と、逝去への流れが頭をよぎる。

そうした陰影も含めて、彼の音楽の魅力なのでしょう。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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masa

若き天才の凛々しさ！

2023年12月15日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

バレンボイム／イギリス室内管弦楽団

若き天才の凛々しく情感溢れる力強いピアノと、オーケストラのダイナミックな演奏が素晴らしいです。

24番の劇的で重厚な曲調に相応しいと思います。

補足）
モーツァルトのピアノ協奏曲20番以降で、私のお勧めは下記です。

20番：グルダ／ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団／アバド
21番：グルダ／ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団／アバド
23番：ハイドシェック／パリ音楽院管弦楽団／ヴァンデルノート
24番：バレンボイム／イギリス室内管弦楽団
27番：バックハウス／ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団／ベーム

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Brian

Five Stars

2017年10月3日に英国でレビュー済み

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