古楽アプローチなどなかった時代の演奏だが、バッハはバッハらしく、モーツァルトはモーツァルトらしく聴こえる。メニューインと彼が師と仰いだエネスコとの協演は、{高貴}{高潔}といった言葉が似合う。録音も時代を考えれば{音楽}を味わうには十分。 -- 内容(「CDジャーナル」データベースより)