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コンセルトヘボウ・ライヴ1978&1992

4.7 5つ星のうち4.7 5個の評価

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新品 中古品
CD, 2015/2/11 1枚組 ¥1,340 ¥550
CD, 2000/2/9 1枚組
¥2,080 ¥100
CD, 2008/7/23 1枚組
¥880
CD, 限定版, 2009/3/18 限定版
¥2,500

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曲目リスト

1 ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503 - 第1楽章
2 ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503 - 第2楽章
3 ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503 - 第3楽章
4 ピアノ協奏曲第1番ハ長調op.15 - 第1楽章
5 ピアノ協奏曲第1番ハ長調op.15 - 第2楽章
6 ピアノ協奏曲第1番ハ長調op.15 - 第3楽章

商品の説明

メディア掲載レビューほか

ピアニスト、マルタ・アルゲリッチの協奏曲集。シモン・ゴールドベルク指揮、オランダ室内オーケストラ他との共演による、`78、`92年録音盤。 (C)RS

登録情報

  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
  • メーカー ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
  • EAN ‏ : ‎ 4988006779211
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 5 分
  • レーベル ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B00005GK0L
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 5個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
5グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
【気品と優雅】
 アルゲリッチの演奏には「情熱的」「ダイナミック」という言葉がよく使われます。
私はもう一つ「気品とたぐいまれな優雅さ」を付け加えたいと思います。近年の2台
ピアノの連弾など、最近の活動を聴いて特に強く感じるようになりました。その耳で聞くと
これが彼女の音楽の多面的な魅力の一つの側面だと思うようになりました。
 それは、次のようなことです。
曲の、あるいは楽章の鍵となるフレーズに、アルゲリッチならではの弾き方があると感じます。
ときには強調であったり、ときには一音をスッと抜くように弾いてみたり、その繰り返し部分
では、様々なニュアンスのバリエーションを付けたり。何通りにでも弾けるテクニックを駆使
しています。それが実に心地よいのです。

【グルダ?】
 モーツアルトピアノ協奏曲25番の1楽章、「これが25番だ」というメロディーがありますね。そこです。最後の一音をスッと抜く、やや弱めに一瞬の「ため」を作って弾く。実に優雅な気品ある舞踏を見るようです。これがアルゲリッチの一つの特質か。この録音は1978年。アルゲリッチ37才の演奏です。

 彼女のお師匠様たちの演奏と比べてみました。

まずグルダ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第25番 。驚きました。一緒でした。アルゲリッチが神童だった頃に出会った巨匠グルダ。1年半師事したグルダ。ウイーンの優雅と気品を彼から学んだのでしょうか?そうだとしたら、何と素晴らしい出会いだったのでしょう。(グルダの録音は1974年。グルダ48才)

次にミケランジェリ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第25番 。アルゲリッチとはまったく違いました。彼からは違うものを学んだようです。(1989年録音。ミケランジェリ69才)

【このアルバム】
 アルゲリッチの演奏の中では比較的地味?なのかも知れませんが、アルゲリッチを楽しみ、知る上でとても良いアルバムだと思います。ライブ録音のため会場の雑音があり、音質もさほど良くありませんが、返ってそれも魅力かも知れません。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年9月11日に日本でレビュー済み
1978年と1992年のコンセルト・ヘボウでのライブ。
モーツァルトもいいがここでのベートーヴェンにはショックを受けたなあ。
第1番がこんなにも素晴らしい曲だったとは。
ピアニストによってこうまで印象が変わる。
アルゲリッチの偉大さをまたまた思い知らされた。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年1月20日に日本でレビュー済み
1978年のモーツァルト。ピアノ協奏曲No.25で、シモン・ゴールドベルクの指揮するオランダ室内管弦楽団との共演。
昔人間のゴールドベルクの伴奏は、慎重かつ重厚。特に、No.25の協奏曲は、オーケストラが肉厚な分、ピアノのパートが薄めに書かれていて、オーケストラがしっかりしていないと、グジャグジャになる。老師ゴールドベルクは、まだ若きアルゲリッチに、古典派音楽の論理的構築を示そうとしたのかもしれない。
アルゲリッチのほうは、天才少女として売り出し、グルダやミケランジェリなどにも師事して、一人前の世界的ピアニストとして名声を確立していたわけだから、今更老師のレクチャーなど受けたいとは思わないだろう。自由奔放な振る舞いを制限された窮屈さばかりが際立ち、総体的に中途半端な印象だけが残る。

1992年のベートーヴェン。ピアノ協奏曲No.1で、ハインツ・ワルベルクの指揮するアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団との共演。
ワルベルクは歌劇場の叩き上げでキャリアを形成した職人指揮者。ソリストを自由に泳がせながら、うまく丸めこんでしまう人だった。
アルゲリッチにしてみれば、バリバリ弾かせてくれるのは有難いものの、何をしてもニコニコしているワルベルクの本心がどうも読めない。喧嘩を吹っ掛けようにも、華麗にスルーされてしまう。
結局、うまく言いくるめられる感じで、あっさりと終わってしまい、オーケストラを巻き込んだ波瀾を期待したアルゲリッチ・ファンからすると、これまた不完全燃焼なのではないだろうか。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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