メディア掲載レビューほか
1枚目なのに、すごくこなれているともさかりえのアルバム。まだ17歳なのに、このソツのなさはどーしたモンでしょ!? もちろんバキバキのダンスビートやピキピキのテクノで攻めてくるわけはなく、ここはグッと心の琴線に触れてくるイイ曲を揃えた高品質ガール・ポップ路線で勝負に出ております。最新シングルでもある上田知華作曲の(11)は俺のツボを押しまくるコード進行で、ちょっと今ハマってます。coba作曲の(4)におけるノープルなシャンソン風味や(8)のオシャレなスウィング感覚は渡辺満里奈や小泉今日子が展開してきたヒップなアイドル・ポップスの系譜の延長線上にあるモノでしょう。私はなんだか懐かしい気分になってしまいました。ソツがないといえば全曲の作詞を担当している秋元康がまたソツがない。キレイにパッケージングされた“ガール・ポップのともさかりえ”は思いのほかによくできてます。それはともかく、とういう人たちが聴くのか単純に知りたいですね。野次馬根性で。 (杉山達) --- 1997年05月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
CMにドラマに各方面から引っ張りだこのともさかの1stは,キュートな魅力でいっぱい。そんなに声量があるタイプではないけれど,彼女のキャラクター同様にさらりとした歌い方は嫌みがない。オマケの特製フォトカードは机の上に飾っておきたいね。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)