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ジャックスの世界

Jacks ジャックス形式: CD

CD
￥249 より

仕様

価格

新品

中古品

CD, 1998/3/18

"もう一度試してください。"

通常盤

—

￥249

CD, 1991/3/25

"もう一度試してください。"

1枚組

—

￥552

"もう一度試してください。"

[CD]

—

￥13,616

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曲目リスト

1	マリアンヌ
2	時計をとめて
3	からっぽの世界
4	われた鏡の中から
5	裏切りの季節
6	ラブ・ジェネレーション
7	薔薇卍
8	どこへ
9	遠い海へ旅に出た私の恋人
10	つめたい空から500マイル

商品の説明

メディア掲載レビューほか

`98年2月発売の第2期前半33タイトルに続く、音蔵COOLPRICEシリーズ第2期後半分。`68年発表のファースト・アルバム。「マリアンヌ」「ラブ・ジェネレーション」「つめたい空から500マイル」他、全10曲を収録。 (C)RS

登録情報

メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
製品サイズ ‏ : ‎ 14.22 x 1.02 x 12.45 cm; 94.4 g
メーカー ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
EAN ‏ : ‎ 4988006149250
時間 ‏ : ‎ 38 分
レーベル ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
ASIN ‏ : ‎ B00005GM5P
ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

Amazon 売れ筋ランキング: - 195,498位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 59,996位J-POP (ミュージック)

カスタマーレビュー:
12

カスタマーレビュー

5つのうち4つ

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lostage

救いがないのが救い

2014年5月5日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

このアルバムはとことん暗いです
聴いていると海の底に一人で沈んでいくような気分にさせられます
まるで一切の救いがありません
でもふと孤独になった時にこれを聴くと救われるんです

9人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

シゲ氏

かっこ悪いことはなんてかっこ悪いんだろう

2003年12月24日に日本でレビュー済み

伝説のバンド、ジャックスの作品ということでリアルタイム体験派ではない僕は、お勉強モード半分で購入したのでした。歌も演奏もヘタクソで、リズム感もない。決して明るくない。今だったらアルバムは出せないバンドでしょう。
よく評価される歌詞も、時代を超えて響きませんでした。当時「ハマった」世代には響き続けるのでしょうが、２１世紀の現在、こんなナイーヴさは通用しないのではないかと。

13人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ゆず湯

取り扱い注意!!

2004年12月5日に日本でレビュー済み

1968年の作品。
「名盤」の評価が定まっているが、万人には薦めたくない。
アングラな世界に慣れない人には少々毒がキツ過ぎるのだ。
19歳の7月に、CDでこれを手に入れ1曲目のマリアンヌを聴いたときから鳥肌が治まらず、
僕はその夏をフイにした。
ジャックス/早川義夫がどこまで確信していたかは知らないが、それまで大らかに育った僕は
目の前に差し出された人間の闇のあまりの暗黒さにたじろぐことしかできなかった。
それは音楽の名を騙った暴力ではないかとさえ感じた。
30歳をとうに過ぎた今となっても、60年代の若者が突きつけた異物は消化されることなく
僕の体内に残ってしまったようだ。

11人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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のぶたろ

ジャックスを聴くことは自分を見つめ直すこと

2021年10月9日に日本でレビュー済み

何年かに一度、ジャックスを聴き返す。彼らの音に一度完膚なきまでに打ちのめされた者は同じ事をしているだろう。救いようが無いほど不器用な歌の数々を聴くたびに、自分がいかに中途半端な俗物であるかを知らされるようだ。でも時々ここへ戻って来なくてはならない。ジャックスは人間の美しさを歌いながら、卑しさや醜さまで映し出す。
ジャックスや早川義夫という人に出会えて、本当に良かった。なんか綺麗事やカッコいいだけの物事にちょっと待てよと心が言うのは、きっとこの人たちの影響だと思う。

2018年1月17日に日本でレビュー済み

68年くらいにリリース。当時は全く注目されなかった。
自らを見つめ抜いて、苦しみ、悲しみ、葛藤、孤独の真っ只中にいるなかで
表現されたリアルなロックである。ここにビジネスライクなものは何もない。
ただ、リーダーの早川義夫の情念と自らに忠実な魂の叫びがあるだけである。
演奏は今や中学生にも負けるほどのものだけれど、悲痛な心の叫びは
聴き手の心を鏡に映すように徐々に聞こえてくる。早川自身もそれを感じて
ほしいと言っている。それにしても暗い内容であるが、自分自身を見つめ
なおすために、夜、一人でヘッドフォーンで聴いてください。
雑音だらけの体から雑音を少しでも消して、本来の自分を取り戻しましょう。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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烏賊リング

これを嫌いだという人とは親友にはなれない（笑）

2005年10月22日に日本でレビュー済み

｢伝説の〜｣などと冠付きで語られることの多いバンドの1st。
これを｢暗い｣だの｢演奏が稚拙｣だので片付ける人は何もわかってない、と熱く語りたくなるアルバム。
｢とおい空から500マイル｣など時代を感じさせる曲はあるが、特に｢われた鏡の中から｣、｢ラブ・ゼネレーション｣の2曲は衝撃。
"信じたいために親も恋人をもあらゆる全て大きなものを疑うのだ”ってのを聴いて、ガツーンと来ない人とは親友にはなれない（たぶん）。
これが気に入ったら早川義夫のエッセイ｢ぼくは本屋のおやじさん｣、｢たましいの場所｣もおすすめ。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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sami17

グループサウンズ絶頂期の後、出現したプログレッシブ作品！

2005年9月23日に日本でレビュー済み

日本中がグループサウンズに酔いしれた後に、忽然と現れた空前絶後の衝撃的作品。歌詞とそのサウンドは、現在聴き直すとプログレッシブの何物でもない。日本最初のプログレッシブグループと言えば言い過ぎだろうか？「所謂プログレッシブロック」は、ジャズやクラシックとの融合を指す事が多いが、歌詞の持つ先進性を言うなら、日本では初のプログレッシブ作品だと思う。出現当時、異端児扱いされたが、時代に迎合しない、早川義夫の曲作りとボーカルの魅力は、時代を超えた凄さがある。メンバーは、リード・ボーカル、サイド・ギターの早川義夫、リード・ギター、サイド・ボーカルの水橋春夫、ベースの谷野ひとし、ドラムス、フルートの木田高介（ジャックス解散後、多方面に活躍、後に自動車事故で死亡）という４人編成。ＬＰの裏ジャケの早川の解説が、一つの作品になっている。例えば「僕らの音楽を聞いて僕らをさぐろうなんてことは、つまらぬことだからおよしなさい。あなたはあなた自身を写し出すために、鏡の底に降りていって下さい。見ている者がいつか見られる者に変わってゆく時の、恐怖を味わっていただきたいのです。（中略）暗やみの中で、まないたに横たわる鯉のよう、美しく死にたいものです。」（以上、原文のまま）という一文を読むだけで、早川義夫の人間性が表れています。日本のレコードのライナー・ノーツにこんな凄い文章を載せたのは、ジャックスだけではないでしょうか？また、これを載せた当時の東芝エキスプレスも勇気があった。各曲解説も彼自身の書いたもので、外国人アーチストのアルバムのライナーを書く人は、是非見習って欲しい。つまらない駄文で読みたくなくなる作家が何人か居るが、そういう人は、是非このライナーを読み、反省し筆を折りなさい！２曲目の「時計をとめて」は名曲ですが、ライナーには、水橋春夫が、お嫁にいってしまった姉に捧げた曲、という事で、歌詞を読むと、一寸恐ろしい姉弟の世界が判ります。このライナーが無ければ、単なるラブソングにしか聞こえないのですが、この一文で、強烈な一撃を聴き手に与えます。シングルにもなった「からっぽの世界」は、まさしくプログレッシブです。歌詞を読む度に、詩の意味を考えてしまう事と、室内楽のような静かな演奏は、クリムゾンのムーン・チャイルドを思わせます（クリムゾンは１９６９年作品なのだ！）。是非、日本のポップス史に残るこの作品を聴いて下さい。そして、詩の重さに打ち震えて下さい。衝撃的とは、こういう作品のためにある言葉です。

17人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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うりぼー

何も言わずに聴いてくれ。

2004年7月15日に日本でレビュー済み

今や遠藤ミチロウの定番となった「マリアンヌ」のオリジナルがここにある。最初にこのアルバムを聴いた時、あのThe Stalinの、遠藤ミチロウのルーツがこんなところにあったのかと驚いた。
早川義夫の音楽観が遠藤ミチロウに与えた影響は大きい。なにしろこのアルバムを聴いて彼はギターを手にしたというのだから。特に現在、アコースティックギター1本で弾き語りをしている遠藤ミチロウの音楽活動を理解する上で「ジャックスの世界」は絶対に外せない1枚だ。上から見るとよどんでいる水の中に、思い切って飛び込んでみたら透き通っていた、そんなような気持ちにさせられるアルバム。
目を閉じて、ヘッドホンで大音量、自分の殻に閉じこもってジャックスを聴くのが好きだ。とにかく聴かねばわからない。何も言わずに聴いてくれ。

9人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

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