まず、雰囲気がある
聴く者は本当にその世界に引き込まれてしまう
美しく悲しく暗いアングラ的美学である。
色々全て投げ出したい逃げ出したい人は聴いてください。
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レティクル座妄想
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メーカーによる説明
ステーシーの美術+6 | レティクル座妄想 | |
---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.8
12
|
5つ星のうち4.7
46
|
価格 | ¥1,925¥1,925 | ¥3,204¥3,204 |
製品仕様 | CD | CD |
発売日 | 2018/6/20 | 1994/4/21 |
商品の説明
メディア掲載レビューほか
「妄想」をテーマにした壮大なアルバム・コンセプトのもと繰り広げられる全12曲は,大槻ケンヂの{毒}が久しぶりに全面吐露された力作。相変わらずの演奏力の高さと気合いのヴォーカル・スタイルに,時代に迎合しない彼らならではの最高の骨頂を見る。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 14.2 x 1 x 12.5 cm; 100 g
- メーカー : MCAビクター
- EAN : 4988067014801
- 時間 : 52 分
- レーベル : MCAビクター
- ASIN : B00005GRMZ
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 122,214位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 40,972位J-POP (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
悩める全ての人に聴いてほしい。
こんなにコンセプトが一本通ってるアルバムは数少ない。
こんなにコンセプトが一本通ってるアルバムは数少ない。
2017年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一枚のアルバムが私の人生を救った。たった一人の理解者である親友を亡くしてショックの余り生ける屍と化していた私。そんな私にとある親戚は言った。自殺者は天国に行けないって言うじゃない~と。私はその言葉に心底許せなくなり身内ですら信用しなくなった。そんなアウェイ感を常に抱えどうにもならなくなった心の安定剤がこちらのアルバムだ。 毎日聴くことでギリギリの精神を何とか保っていたと思う。テーマは死であるがオーケンさんが唄えばなんだかオシャレで、悲壮な歌詞なのに壮大な曲調がマッチしてるなんて筋少は天才。元々プログレが好きだったのでこのアルバムは一番好きで堪らない。思えば学生の頃にもこのアルバムに出会っていたらもっと自分は孤高で居られたかもしれない。一人ぼっちを恥じるな!!そんな気分になれる一枚。生きていて良かったと思えた日はこのアルバムに出会えた日。この場をお借りしてオーケンさん、筋少の皆様、レティクルの神様に感謝を申し上げます。
2012年2月1日に日本でレビュー済み
大槻ケンヂがこのアルバムの制作に入る前に、
「この映画が今回のアルバムのコンセプトだから・・・」と
他のメンバー全員に、石井輝男監督作品『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』を
観るように指令を出したそうです。
テーマはズバリ「キ〇ガイ」の世界。
橘高文彦は、「もう一度、『サーカス団、パノラマ島へ帰る』を作るぞ!!」と
レコーディングに臨んだそです。
結果、『サーカス団、パノラマ島へ帰る』を軽く飛び越える程の傑作アルバムが誕生!
これはスゴイことだ!
筋肉少女帯のスゴさがここにある!
『サーカス団、パノラマ島へ返る』というアルバムは、当時のオーケンの心情や、
それ以前のいわゆる暗黒の学生時代のトラウマやリビドーなんかを、抑えきれずに
外へ解き放つように歌を描き叫んで生まれた傑作であった。
つまりは初期衝動バリバリのアルバム作品である。
普通、何年も続けてるバンドがそんな初期衝動に任せて作られたアルバムを超える
作品を作り出すなんて、なかなか出来ないことだ。
たいていは、「昔は良かったが・・・」だの「勢いはなくなった・・・」だの
古参のファンからボヤかれて、それでも惰性でなんとなく続けて・・・
というパターンが多い。
筋肉少女帯もそういう時期があった。
『エリーゼのために』や『UFOと恋人』なんかの時期がそれに当たるだろう。
たしかに曲も、歌詞も上手いのは上手いんだけど、どこか作家然としてるというか・・・
あきらかに『仏陀L』『シスベリ』『猫テ』の頃のマグマのように吹き出た歌詞とは違う。
とても冷静にツボをおさえつつ書かれてる印象だ。
オーケン自身も、
「『サーカス団、パノラマ島へ返る』で一応過去からのトラウマネタは出尽くしちゃった」
と語ってる。
(とはいえ、脂が乗りまくってた時期でもあったので、その後に『月光蟲』『断罪!』という
とんでもない傑作アルバムを作れてしまうのだが・・・・。)
この『レティクル座妄想』の歌詞世界も作家然としてるのはたしかだ。
自分自身が辛くて、苦しくて、悔しくて、怒りがドロドロと込み上げて・・・というのではなく、
人がキチ〇イになっていく様を、非常に冷静に分析し、一歩引いた観点で歌詞が描かれてるのが
特徴だ。(多少病み始めてはいただろうが・・・)
実際、この後くらいからオーケンは本当に病んでしまうのだが、そういう時期には逆に不自然かつ
ヤケクソ気味に、あたかも自己啓発セミナーのような超前向きな歌詞を書いてたりした。
ソロ第二弾アルバム『I STAND HERE FOR YOU』や『ステーシーの美術』の「銀輪部隊」等のように。
では、作家然として描かれた歌詞はダメなのか?と言うとそうではない。
特にこの『レティクル座妄想』は、同じ作家然としてる前2作よりも迷いが無いように思える。
大槻ケンヂのスゴイところは、初期衝動で描かれた歌詞はもちろん、作家の冷静な視点で描かれた詩、
精神が病んでる時の苦しみから逃れるための自己啓発的な歌詞であっても、それら総てを上質な
エンターテインメントとして表現してしまえるところにある。
「ハッピーアイスクリーム」「さらば桃子」「飼い犬が手を噛むので」の狂いっぷりは見事だし、
「ノゾミのなくならない世界」「ノゾミ・カナエ・タマエ」のストーリーテーリングはもはや芸術!
もちろん、この歌詞世界が活きてる理由は楽曲の素晴らしさがあってこそなのは言うまでもない。
前2作でポップ路線を開拓し始め、昔からのファンを困惑させていた筋少がまたもダークな楽曲作りを
復活させたことも、このアルバムを成功に導いた大きな要因だ!
惜しむらくは、他のアルバムに比べて音の分離が悪いこと。
もう一度リマスタリングあるいは、全曲リミックスし直して欲しいくらいだ。
それくらいやっても価値あるアルバムですよ、これは!!
現在、再結成して大活躍中の筋少だが、再結成前のアルバムを初期、中期、後期と分けると、
初期の最高傑作は『SISTER STRAWBERRY』
中期の最高傑作は『月光蟲』
後期の最高傑作は『レティクル座妄想』
ということになるんじゃないかと。
手に入るうちに、絶対に買っておくことを、オススメします!!!!
長文スミマセンでした。
「この映画が今回のアルバムのコンセプトだから・・・」と
他のメンバー全員に、石井輝男監督作品『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』を
観るように指令を出したそうです。
テーマはズバリ「キ〇ガイ」の世界。
橘高文彦は、「もう一度、『サーカス団、パノラマ島へ帰る』を作るぞ!!」と
レコーディングに臨んだそです。
結果、『サーカス団、パノラマ島へ帰る』を軽く飛び越える程の傑作アルバムが誕生!
これはスゴイことだ!
筋肉少女帯のスゴさがここにある!
『サーカス団、パノラマ島へ返る』というアルバムは、当時のオーケンの心情や、
それ以前のいわゆる暗黒の学生時代のトラウマやリビドーなんかを、抑えきれずに
外へ解き放つように歌を描き叫んで生まれた傑作であった。
つまりは初期衝動バリバリのアルバム作品である。
普通、何年も続けてるバンドがそんな初期衝動に任せて作られたアルバムを超える
作品を作り出すなんて、なかなか出来ないことだ。
たいていは、「昔は良かったが・・・」だの「勢いはなくなった・・・」だの
古参のファンからボヤかれて、それでも惰性でなんとなく続けて・・・
というパターンが多い。
筋肉少女帯もそういう時期があった。
『エリーゼのために』や『UFOと恋人』なんかの時期がそれに当たるだろう。
たしかに曲も、歌詞も上手いのは上手いんだけど、どこか作家然としてるというか・・・
あきらかに『仏陀L』『シスベリ』『猫テ』の頃のマグマのように吹き出た歌詞とは違う。
とても冷静にツボをおさえつつ書かれてる印象だ。
オーケン自身も、
「『サーカス団、パノラマ島へ返る』で一応過去からのトラウマネタは出尽くしちゃった」
と語ってる。
(とはいえ、脂が乗りまくってた時期でもあったので、その後に『月光蟲』『断罪!』という
とんでもない傑作アルバムを作れてしまうのだが・・・・。)
この『レティクル座妄想』の歌詞世界も作家然としてるのはたしかだ。
自分自身が辛くて、苦しくて、悔しくて、怒りがドロドロと込み上げて・・・というのではなく、
人がキチ〇イになっていく様を、非常に冷静に分析し、一歩引いた観点で歌詞が描かれてるのが
特徴だ。(多少病み始めてはいただろうが・・・)
実際、この後くらいからオーケンは本当に病んでしまうのだが、そういう時期には逆に不自然かつ
ヤケクソ気味に、あたかも自己啓発セミナーのような超前向きな歌詞を書いてたりした。
ソロ第二弾アルバム『I STAND HERE FOR YOU』や『ステーシーの美術』の「銀輪部隊」等のように。
では、作家然として描かれた歌詞はダメなのか?と言うとそうではない。
特にこの『レティクル座妄想』は、同じ作家然としてる前2作よりも迷いが無いように思える。
大槻ケンヂのスゴイところは、初期衝動で描かれた歌詞はもちろん、作家の冷静な視点で描かれた詩、
精神が病んでる時の苦しみから逃れるための自己啓発的な歌詞であっても、それら総てを上質な
エンターテインメントとして表現してしまえるところにある。
「ハッピーアイスクリーム」「さらば桃子」「飼い犬が手を噛むので」の狂いっぷりは見事だし、
「ノゾミのなくならない世界」「ノゾミ・カナエ・タマエ」のストーリーテーリングはもはや芸術!
もちろん、この歌詞世界が活きてる理由は楽曲の素晴らしさがあってこそなのは言うまでもない。
前2作でポップ路線を開拓し始め、昔からのファンを困惑させていた筋少がまたもダークな楽曲作りを
復活させたことも、このアルバムを成功に導いた大きな要因だ!
惜しむらくは、他のアルバムに比べて音の分離が悪いこと。
もう一度リマスタリングあるいは、全曲リミックスし直して欲しいくらいだ。
それくらいやっても価値あるアルバムですよ、これは!!
現在、再結成して大活躍中の筋少だが、再結成前のアルバムを初期、中期、後期と分けると、
初期の最高傑作は『SISTER STRAWBERRY』
中期の最高傑作は『月光蟲』
後期の最高傑作は『レティクル座妄想』
ということになるんじゃないかと。
手に入るうちに、絶対に買っておくことを、オススメします!!!!
長文スミマセンでした。
2011年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エディが抜けた後の「猫の〜」と「サーカス団〜」が今一つだったので、次第に筋少から遠のいていた頃、たまたま久しぶりに聴いてみようかと思って「レティクル座妄想」を買ったですが、このもの凄い内容に圧倒されてしまいました。ひたすらネガティブな歌詞、プログレはもちろんクィーンから松任谷正隆までをもフォローする高度な演奏力。歌詞とサウンドはひたすら映像的で、ホドロフスキーばりの名場面が怒涛のように脳裏へと流れ込んできます。
人が堕ちていく様を擬似体験できるという、正に奇跡の一枚。
読むと気が狂うと言われる奇書「ドグラ・マグラ」を読んで正気を保てた人も、
この「レティクル座妄想」は侮れませんのでご注意を。
人が堕ちていく様を擬似体験できるという、正に奇跡の一枚。
読むと気が狂うと言われる奇書「ドグラ・マグラ」を読んで正気を保てた人も、
この「レティクル座妄想」は侮れませんのでご注意を。
2011年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この「レティクル座妄想」は、僕が筋肉少女帯のアルバムの中で一番好きなアルバムです。
全部の曲が名曲で、一曲目「レティクル座行き超特急」から最後の「飼い犬が手を噛むので」まで、
捨て曲がありません。本当に。
全部の曲が名曲で、一曲目「レティクル座行き超特急」から最後の「飼い犬が手を噛むので」まで、
捨て曲がありません。本当に。
2013年4月26日に日本でレビュー済み
1994年9th。主人公は死人。ノゾミ、カナエ、タマエ、そして桃子という4人の少女の死にざまを描いた物語。1994年と言えば当時の私は中3だったが、リアルタイムで聴かなくて本当に良かったと思っている。それほどまでに強烈で危険で毒電波まみれのアルバム。
ここ数作薄れていたどろどろとした情念と初期衝動が復活。しかし初期のように勢いだけで作ったアルバムというわけではなく、きちんと構築された作家性が見事に融合した、筋少史上最高傑作。
「この世で愛されなかった人達だけが乗り込めるレティクル座行きの列車。車内は自殺者ばかり。僕の前にはニーソックスの少女。蝶々をまねて飛んだのか、彼女の膝は赤黒く変色している」と歌う#1 "レティクル座行き超特急" 。
#2 "蜘蛛の糸" はクラスから疎外された少年の歌。そして#9 "ノゾミのなくならない世界" も、クラスや世間から疎外された少女の歌。この「社会から疎外されたカップル」というコンセプトは、この後のアルバムや、筋少解散後にオーケンが結成する『特撮』の曲にも度々登場することとなる。
そして「少女ゾンビ」という新たな属性も生まれ、それは後にオーケンの小説「ステーシー」や、この次のアルバムに収録される "再殺部隊" へと受け継がれることになる。
こうして見ると、これまでの筋少の集大成的なアルバムであり、これ以降の筋少、そして大槻ケンヂというアーティストの原典とも呼べる重要な作品である。
#4 "香菜、頭をよくしてあげよう" は、本作唯一の良心ともいえるポップで穏やかな曲。バカな彼女の頭を少しでも良くしようと頑張る彼氏だが、その手段がカルト映画や小説といったあたり、彼氏の方も結構バカである。そんな微笑ましくも、ラストが切ない曲。
#5 "さらば桃子" にてついに投身自殺した少女。続く#6 "ノゾミ・カナエ・タマエ" では、死んだ少女がレティクルの神様に、自分を拒絶した世界総てを焼き尽くすよう願う。
レティクル座へと向かう彼女の旅と、残された彼氏の苦悩。恋人の死を受け入れられない彼も結局、#10 "パリ・恋の都" にてセーヌ川に身を投じる…。だからこの次の曲 "レティクル座の花園" で桃子は、あの世にて祖父や飼い犬とともに、彼氏の姿も目にするのである。
かつてなく、恐らくこれからもないであろう筋少の最高傑作。みんな消えてしまえ、燃えてしまえというどす黒い感情と文学性の融合。日本語ロックのコンセプトアルバムとしても最高峰なのでは。
ここ数作薄れていたどろどろとした情念と初期衝動が復活。しかし初期のように勢いだけで作ったアルバムというわけではなく、きちんと構築された作家性が見事に融合した、筋少史上最高傑作。
「この世で愛されなかった人達だけが乗り込めるレティクル座行きの列車。車内は自殺者ばかり。僕の前にはニーソックスの少女。蝶々をまねて飛んだのか、彼女の膝は赤黒く変色している」と歌う#1 "レティクル座行き超特急" 。
#2 "蜘蛛の糸" はクラスから疎外された少年の歌。そして#9 "ノゾミのなくならない世界" も、クラスや世間から疎外された少女の歌。この「社会から疎外されたカップル」というコンセプトは、この後のアルバムや、筋少解散後にオーケンが結成する『特撮』の曲にも度々登場することとなる。
そして「少女ゾンビ」という新たな属性も生まれ、それは後にオーケンの小説「ステーシー」や、この次のアルバムに収録される "再殺部隊" へと受け継がれることになる。
こうして見ると、これまでの筋少の集大成的なアルバムであり、これ以降の筋少、そして大槻ケンヂというアーティストの原典とも呼べる重要な作品である。
#4 "香菜、頭をよくしてあげよう" は、本作唯一の良心ともいえるポップで穏やかな曲。バカな彼女の頭を少しでも良くしようと頑張る彼氏だが、その手段がカルト映画や小説といったあたり、彼氏の方も結構バカである。そんな微笑ましくも、ラストが切ない曲。
#5 "さらば桃子" にてついに投身自殺した少女。続く#6 "ノゾミ・カナエ・タマエ" では、死んだ少女がレティクルの神様に、自分を拒絶した世界総てを焼き尽くすよう願う。
レティクル座へと向かう彼女の旅と、残された彼氏の苦悩。恋人の死を受け入れられない彼も結局、#10 "パリ・恋の都" にてセーヌ川に身を投じる…。だからこの次の曲 "レティクル座の花園" で桃子は、あの世にて祖父や飼い犬とともに、彼氏の姿も目にするのである。
かつてなく、恐らくこれからもないであろう筋少の最高傑作。みんな消えてしまえ、燃えてしまえというどす黒い感情と文学性の融合。日本語ロックのコンセプトアルバムとしても最高峰なのでは。
2009年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特撮の1stや2ndと比べると、文学的ではあるものの、心理的世界のツボを押さえきれていない感があって、私的にはややガッカリでした。
オーケンは詩の世界が素晴らしくても、それを具現化する曲・演奏も重要だし、何よりオーケンの声に迫力と確信のようなものがあった方が、私はジーンと来ます。
一方、復活後の「新人」は愛聴しています。
今後のオーケンに大いに期待です。
オーケンは詩の世界が素晴らしくても、それを具現化する曲・演奏も重要だし、何よりオーケンの声に迫力と確信のようなものがあった方が、私はジーンと来ます。
一方、復活後の「新人」は愛聴しています。
今後のオーケンに大いに期待です。