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ブルックナー:交響曲第8番

4.3 5つ星のうち4.3 34個の評価

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新品 中古品
CD, 1997/7/24 通常盤
¥150

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曲目リスト

ディスク: 1

1 交響曲 第8番 ハ短調(改訂版) 第1楽章:アレグロ・モデラート
2 交響曲 第8番 ハ短調(改訂版) 第2楽章:スケルツォ:アレグロ・モデラート

ディスク: 2

1 交響曲第8番 ハ短調 (改訂版) 第3楽章:アダージョ
2 交響曲第8番 ハ短調 (改訂版) 第4楽章:フィナーレ

商品の説明

メディア掲載レビューほか

日本企画による、ウエストミンスター音源から指揮者を集めたベスト・シリーズ。 (C)RS

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.2 x 12.4 x 1.2 cm; 117.94 g
  • メーカー ‏ : ‎ MCAビクター
  • EAN ‏ : ‎ 4988067028556
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 26 分
  • レーベル ‏ : ‎ MCAビクター
  • ASIN ‏ : ‎ B00005GT8L
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 2
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 34個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
34グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クナッパーツブッシュ&ミュンヘン・フィルのブル8には、ライヴとスタジオの2つのバージョンがあって、これは後者。ライヴより遅いテンポですが、録音はリマスターのため、まずまず悪くないと思います。
ミュンヘンフィルのアンサンブルが悪いという方もおられますが、それより、リハーサルなしで、こんな難曲×大曲を演奏して、何十人もいる楽員に、望んでいるニュアンスで弾かせてしまう人って、指揮芸術史上の奇跡、指揮というものの奥深さを示す大変な例です。
ブルックナーの初心者という言葉を複数のレビューに見受けますが、そういう意識は無用です。聴き手をランクづけするのは、感心しません。今は亡き岩城宏之氏は繰り返し「音楽をわかるとかわからないとか言わないでください。ただ好きは好き、嫌いは嫌いと言ってください」と言っていました。
古いも新しいもありません。敢えて言えば、クラシックのようなジャンルの音楽は古くてこそ良さがあるかもしれません。商業的に昔より盛んになっても、心に響くあるものが希薄になったと思っているのは私だけでしょうか。
いい音楽、心身に深く響いてくるサウンド、虚飾のない内から出て来るニュアンス、地底深くから天高くそびえていく大木の趣のある、スケールの大きさと底力のある響き、それで十分ですね。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 先にニホンモニター社の発売したライブ音源のCDのを聴いている身としてはスタジオ音源のこちらのCDは後夜祭という印象。ライブの後にスタジオ録音したとも言うじゃありませんか、なおさらその印象が強くなりました。ライブと違って多少のびのびと演奏している雰囲気を感じる。緊張感の度合い、迫力の度合いはライブ音源の方が上だと感じますね。

 ただ、力を抜いて聴く、構えずに聴くという意味ではスタジオ音源の方が聴きやすいかもしれないとは思います。しかしながらライブ音源の名演に比べると名盤という評判があるとは言え、聴き馴染んできた人には申し訳ないがやっぱりライブ音源ならではの迫ってくるものには敵わないと感じます。
 そして私の勘違いかもしれませんが、残念な点が1点、私の再生機でいえば第4楽章の7分59秒あたりのところ、明らかに別録りしてつなぎあわせたとしか思えない音の鳴り方をしている箇所があって非常に残念。その点を含めてライブ音源には叶わないなと強く思った次第です。この部分どうしても不自然さが拭えないので音楽に浸っている中で突然ブロウを食らったように面食らってしまいます。
 他の部分は直前に演奏されたライブ音源にも見られたテンポをほとんど揺らさず自然に感じられるテンポでどっしりと演奏している感じ、全体的に音の強弱など不自然さがなくとても良くまとまっている感じなど素晴らしいと感じます。

 そうですね、好みの問題もありますから他の演奏と比べるとどうでしょうね。シューリヒトの演奏は切れ味が素晴らしくて小気味良くて聴きやすいですが丹念に聴くとこちらも第4楽章で別録りしたものをつなぎあわせたんじゃないかと思える箇所があったような記憶があります。それでも畏怖のようなものを感じつつもとても吸引力のある素晴らしい演奏だと感じましたね。(個人的にクナのライブ音源はスケールの大きさと慈愛を感じます。)
 ヴァントの演奏(93年ライブ)もなかなか自然な流れに感じるテンポで演奏されていて音のバランスも素敵ですし素晴らしいと感じます。ただ、人によっては緊張感の度合いが強くて息がつまりそうになる感じはあるかもしれませんね。
 マタチッチのNHK交響楽団との第8番は荒けずりな部分のある演奏ながらも、逆にそうだからこそかも知れませんがとても迫ってくるものを感じられて感動する演奏です。シューリヒトもクナもヴァントもマタチッチも第3楽章の演奏が素晴らしいと感じることに変わりはありません。(マタチッチのものは第3楽章の後半部分の曲が変わっていく部分の音が登っていくような部分でなかなか荒々しく駆け上っている印象があるので好みの分かれるところかもしれませんね。)
 ヨッフムの演奏は安心して聴ける演奏だなぁという印象です(追記:訂正・ヨッフムの第8番は持っていませんでした、第5番&第6番の2CDでした、今度機会があったら聴いてみたいです、2016.9.27:蛇足ですがヨッフムの第5番、第6番を聴き直してみましたが第5番は変に強く金管がなったりとアンサンブルがところどころずれたりと音のバランスなどが悪くて個人的にいまいちでした、第6番はまずまず第5番ほど悪くはない(シュターツカペレ・ドレスデン82、81年)この時の録音ならヴァントの録音北ドイツ放送交響楽団の89年ライブ録音を勧めます)。
 個人的には朝比奈御大の演奏は第2楽章が苦手ですね。第2楽章のトリオの部分でわざとテンポを変えているのが目についてしまって好きになれません。ただし他の楽章に不満はありません。

 クナ以外の演奏への感想が多くなってしまいましたがこのCDとライブ録音のCDのと聴いてみて比較してゆったりと自然な流れで曲が流れていくので私にとって曲に身を任せたい、浸りたい時に聴きやすいというのが私個人の感想です。上手くいえませんが呼吸のゆったりとした人などもしかしたら相性がいいんじゃないかと思います。私にとってブルックナー交響曲第8番(1963年ミュンヘン・フィル)でのクナの”呼吸”はぴったりなのだと思います。
 曲にドラマ性とか、動きを求める人、自然とびっくりしているというより半ば意図的にびっくりさせられたいという人には他の指揮者の演奏をおすすめします。
 デッドな音響が気になると言う方もいらっしゃいますけれど、言われてみればデッドな音響だなとは感じますが、私個人的にはトスカニーニの演奏・録音ほど極端なものでもないので古めの演奏や多少デッドな音響の演奏に慣れている人であれば気にならない程度のデッドさだと感じます。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この曲についてはレコードを持っている。CDが出来たころのCD持っていた。新しいCDでは音質が改善されている。
20何年前であればブルックナーの交響曲と言えば少数派で一般的な人気はなかったと思う。FMラジオで朝比奈 隆 指揮のブルックナーの第8交響曲を聞いて好きになり、クナッパープッシュのレコードを探したが絶版でなかった。ブルックナーの交響曲を一般的なものにしたのがクナッパープッシュの功績だろう。
現代の価値観で言えば録音年代の古さから好きになれない人もいると思うが、この曲が好きな人なら買う価値はあると思う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 このCDについては、このレビュー欄でも多くが語られ、多くの人が多くの場所で、語りつくしているので、今さら私などが付け加えることなど何もありません。
ただひとつ、このCDを初めて聴く人にひとつだけ申し上げたいことは、可能な限り、大きな音量で聴かれることをお勧めすることです。
 録音はとてもクリアなのですが、残響が非常に少なく、デッドな録音であるため、小さな音量や、リスニングルームの環境がデッドな場合には、この演奏の巨大さがわかりにくく、かえってスケールが小さく感じられる場合があるからです。大音量で聴けば、得られるものは大きいと思います。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月19日に日本でレビュー済み
なんでも鑑定団的に、解釈すると。
少々傷はあるものの、とんでもないお宝です。
見た目も、そんな垢抜けたもんじゃ焼きいや、そんな生易しいものではありませんけれど。
これを、ダメと言う人は、正直者でしょう。
そもそも、ブルックナーの演奏をそんなに簡単に、判断できる訳がありません。😓
この人の表現力のずば抜けてるとこわからんかったら仕方ないですわ。
でも。今は、そんな事言う時代じゃ無いでしょうね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年3月27日に日本でレビュー済み
何十年か前に 同じジャケットの 2枚組の CD を買ったが、それには 1枚目に 3つのワーグナーが入っていて 非常に素晴らしい名演だった。ジークフリートと トリスタンとイゾルデと パルシファルだ。これにはないのか 残念
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クナのブルックナーCD 3番4番5番は30年前に購入して聴いていました。
大変なクナファンが友人にいて、話を合わせる必要もあって当時発売された
10枚か12枚セット3万以上したでしょうか、購入し聴いていました。
音は悪いし、眠たくなるし気分まで悪くなって、撤退したのを思い出します。
年とるとブルックナーが聴きたくなりシューリヒト、マタチッチ、ヴァントを購入
3番から9番まで大変気に入って聴いています。
再びと言っては語弊がありますが、あのU氏が絶賛するクナを聴きました。
30年前と同じ結果でした。相性というのがあるんでしょう。
重たいのが好きな人用です。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Bruckner畢生の名作といわれている8番です。私はJochumとDresden Staatkapelleの組み合わせを持っていたのですが、あたかもヘビメタを聴いているような金管の騒がしさに、これがBruckner畢生の名作?と思っていました。聴いていて落ち着かないんですよね。皆さんのレヴューを参考に購入しました。この演奏を聴いて目から鱗です。逆説的ですがJochum盤もまた違った目で愛せそうです。細かいことは他の人のレビューを参考にしてください。内藤陳氏風にいうと、聴かずに死ねるか!といったところです。惜しむらくはCDが2枚組みになってしまっているところでしょうか。でもあの3楽章のAdagioを収録するためにはしょうがないのかな。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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