難病を克服して益田が再びシーンに戻ってきた。辛苦の闘病生活を経た彼のプレイは実に穏やかだ。名手を得ても淡々とした自己表現のペースを益田はまったく狂わせていない。エモーションを抑えた歌心の中に,演奏のできる喜びが溢れているような1枚。 -- 内容(「CDジャーナル」データベースより)