BINGO ! 広瀬香美 (1992) 作詞/作曲:広瀬香美 Except 【5】 作詞:川村真澄 Produced by 田村充義
1.DON' T WANNA WORK 〜働きたくなんかない〜 4:48
2.幸せのリズム 4:46
3.DON' T GO AWAY 4:54
4.言えない気持ち 4:57
5.ぜったい信じない 5:22
6.13日の金曜日 5:18
7.We' ll be together 5:01
8.MY HOME ALONE 4:37
9.HOW MUCH I NEED YOU 6:48
10.YOU' RE MY LIFE 4:18
香美ちゃんのデビュー・アルバム。 ここにはシングル曲は収録されていない。 同年の暮れに発表された 「愛があれば大丈夫」 が 彼女のファースト・シングル。 でも ここに収められている楽曲にも シングルにできるであろう良い曲が 多くあります。 【2】 なんか ポジション的にもシングル曲だと言われても疑わないでしょう。 軽快でキャッチーなポップ・チューン。 これぞ ”広瀬香美 ” 的な曲。 後にヒットを連発する 香美流ポップ・ナンバーの基本的な作品であります。 私の1番のお薦めは 【3】 です。 この曲は彼女のバラード作品の中でも トップ・クラスに位置する楽曲だと思います。 メロディアスな曲に 切ない歌詞がマッチして 素晴らしいバラードに仕上がっています。 【6】 も好きですね。 セカンドの 「もう一度 もう一度」 に 引き継がれるダンス・ポップ。 不吉なタイトルです (笑) ジェイソンに狙われてる〜と ツイてない OL さんの事を歌っています。 不機嫌そうなヴォーカルが印象的 (笑) 曲自体は低音ズンズンでノリノリです。 【7】 彼女のコーラス、 服部隆之さんのストリングス・アレンジが光るミディアム・ナンバー。 この曲もシングルになり得る完成度の高い楽曲。 伸びやかな彼女の声が気持ちいい。 この辺が私の お薦めです。 【9】 は 英詩で歌われるバラード。 シンプルなメロディーですが ゴスペル調のコーラス・ワークで後半をグッと盛り上げていきます。 ラストの 【10】 は アコースティックなサウンドにストリングスが被さる カントリー・フレイヴァー溢れるスロウ・ナンバー。 記念すべきオープニングの 【1】 は 気だるいヴォーカルで歌われる 不満てんこ盛りのビート・チューン。 女の子の恋する気持ちと 働く女性の不平不満を高らかに歌う彼女は 多くの女性たちの代弁者ですね。 【4】 レゲエ風のアレンジが涼しげなミディアム・ナンバー。 夏の終わりの夕暮れ 沈む夕陽を眺める海岸。 そんなイメージが浮かんでくる曲です。 詩の内容は夏してるワケではないのですが。 片想いから交際に発展したが どこかまだ一方的な気がする、 そんな不安を歌った曲。 【5】 この曲で聴く 彼女の穏やかなヴォーカルが好きですね。 ハリのあるハイトーンもいいのですが こういう囁き系のヴォーカルもいい。 キュートです。 ポップなミディアム・チューン。 【8】 ブラス・アレンジは服部さん。 編曲は 渡辺満里奈の EVERGREEN などを担当し そのセンスの良さが評判だった山川恵津子さん。 ここでも軽快なアレンジで楽曲を盛り上げています。 デビューにして完成度の高いヴォーカルを披露。 その後の活躍は言うまでもないですね。 最近の彼女の作品には触れていませんが サードくらいまでは聴き込みましたねぇ〜 シングルは勿論 アルバムの曲に名曲が多いんですよ 彼女は。 この記念すべきデビュー作を聴かずして 広瀬香美は語れませんよ〜 是非、 才能の出発点を聴いてもらいたいです。