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頭脳警察3

4.4 5つ星のうち4.4 25個の評価

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新品 中古品
CD, 1990/9/21 1枚組
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曲目リスト

1 ふざけるんじゃねえよ
2 嵐が待っている
3 時々吠えることがある
4 滅び得た者の伝説
5 少年は南へ
6 前衛劇団“モーター・プール”
7 歴史から飛びだせ
8 無知な奴らが舞い踊る
9 桃源境
10 指名手配された犯人は殺人許可証を持っていた
11 パラシュート革命
12 光輝く少女よ

商品の説明

メディア掲載レビューほか

前二作の発売不能状態を受け、歌詞表現の暗喩度を高めて無事発売されたサード(72年)。詞・曲共にかなり実験的な「前衛劇団`モーター・プール`、`政治の季節`が去った後の不毛さと本当の闘争のスタンスを歌った、「歴史から飛びだせ」など音楽的傑作多し。 (C)RS

登録情報

  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80 g
  • メーカー ‏ : ‎ ビクターエンタテインメント
  • EAN ‏ : ‎ 4988002209491
  • 時間 ‏ : ‎ 40 分
  • レーベル ‏ : ‎ ビクターエンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B00005GX15
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 25個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
25グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年7月15日に日本でレビュー済み
ファースト、セカンドの発禁騒ぎの後にリリースされたサードアルバム。セカンドが再発になったのは確か1981年の夏だったし、ファーストが普通に流通する様になったのは2000年代になってから。長い間、頭脳警察を聴きたい若者はこのサードアルバムをファースト、セカンドが手に入らない鬱憤を晴らすように愛聴していた。
私がこのアルバムを入手したのは1980年ごろ、パンク、ニューウェイヴの源流の一つとしてヴェルヴェッツ、ドアーズ、ジャックス、村八分などと共に語られていたのがキッカケ。ロックとは何か押し付けの枠にはめられることへの居心地の悪さであり、それをぶち壊す衝動ありきのものであることを教えてくれた。特に「ふざけるんじゃねえよ」は痛快であり、既に他のレビュアーが触れているエピソードと共に聴くと格別なものがある。
ただしこのアルバムを聴き込んでいくと見えてくるのは、むしろ頭脳警察=パンタの世界の多彩さである。自分たちのスタンスを崩さずにロックンロールからバラード、実験曲までが収められており、「嵐が待っている」の激情、「時々吠えることがある」の素直さ、「少年は南へ」や「光輝く少女よ」の叙情、モータープールや殺人許可証といった記号を使ったイマジネーション、繰り返し聴くことでその多面性が刷り込まれていく。
生涯を通じてパンタは戦いの人であったが、同時に溢れる叙情と遊び心を併せ持った人であった。まだ20代前半で荒削りなパンタ、でもその後の作品に繋がる自由な感性こそが、このアルバムの一番の魅力かもしれない。これから頭脳警察、パンタを聴き始めようとする方の最初の一枚としてお勧めしたい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年6月25日に日本でレビュー済み
パンタらしさで評価されるアルバムは他にもあるかもしれないが、頭脳警察らしさでは一番のアルバムではないかと思う。「ふざけるんじゃねえよ」に代表される権力への強烈な戦意に始まり、すべての曲が武装ロックのテイストで貫かれており、当時、思いっきり空気が入ったアルバム。
頭の中に曲の余韻を響かせて三里塚でマルキに突っ込んだ日々を今も思い起こす。
機動隊の野郎、今でもぶちのめす気でいるぞ!
唐獅子ブントはまだ生きてるぞ!
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年9月4日に日本でレビュー済み
 本当は、星などつけられない。批評対象外の存在だから。「ふざけるんじゃねえよ」は、高校から大学にかけて、いくつかのバンドで何回もコピーした。単純なコード進行に畳み掛けるような歌詞。今から25年も前のことである。こんなバンドは他にはなかった。
 ふっざっけるんじゃねえよ てめえの善人面を
 ふっざけるんじゃねえよ いつかぶっとばしてやらあ
「ふざけるんじゃねえよ」一曲だけのために買っても惜しくない。
 思いつきだけの駄曲もあるが、「歴史から飛び出せ」「少年は南へ」も名曲だ。とにかく歌詞がいい。前者に出てくるモロゾフカクテルとは、火炎瓶のこと。後のパンタの名曲「マーラーズパーラー」と同じ構造を持つ歌詞だ。後者は、ベトナム戦争でのゲリラが、目的を失って戦い自体を目的化してしまっていることを、25年も前に喝破している。こういうことは、10年以上たってからわかったことだ。コピーして歌うカタルシスに酔っていたころ、私は頭脳警察の何もわかっちゃいなかったんだなあ、と思う。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本のロック史関係の本ではどうしても発禁というハクのついた1st、2ndばかり紹介されがちだがエッジの立ちまくった本盤以降ももっと評価されるべき。一曲目の歌詞がこのバンドのというかロックの本質を物語っているかと。
頭脳警察に興味あるという方はここから入っても良いかも。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年8月31日に日本でレビュー済み
頭脳警察というのは、日本語でロックをやりました、というだけで、それは、ロックの形として、あり得るのか?という論議になった時代に、そんな次元を、初めから、はるかに越えて、魂の歌を、叩きつけたバンド。パンタにとっては、魂の歌=ロックであって、だから、日本語でそれができるのか?などというのは、愚問だったと思う。その、パンタの、魂の表現の深みが、ますます増しているのが、この、サード・アルバム。あからさまに、「それっぽい」様にも取れる、ファースト・アルバムや、セカンド・アルバムとは、かなり、アルバム全体としての、色合いが違う。簡単に言うと、それまでの2枚よりも、いろんな曲があって、ただ、おふざけを楽しんでいるだけ、みたいな曲まで、ある。「光輝く少女よ」みたいな、純粋に、美しい曲もあるし、それは、頭脳警察が、パブリック・イメージとしての、政治的・反体制的なだけのバンドでは、実は、なかった.....という事を、はっきりと、教えている。十代の頃からの、パンタ/頭脳警察のファンとして、自分は、このサード・アルバムが、パンタのソロも含む、すべてのアルバムの中でも、一番、好き。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年2月8日に日本でレビュー済み
「ふざけるなじゃねえよ」「時々吠えることがある」この二曲をどんだけ聞いたか。高校時代いちばん聞いた頭脳警察のアルバムはこれ。

「ふざけるんじゃねえよ」はロックというものが完全に結晶化している。日本のロック史上、希有の名作。これだよねこれじゃなきゃ。

「時々吠えることがある」で歌われる深い感情もすばらしい。言葉と音楽が見事に一致している。ムダなものは何もない。バンドで歌ってても、ホントに自分自身に強烈にかえってくる曲だった。

ほかの曲も、仲間みんなで爆笑しながら聴いた「前衛劇団モータープール」なんか本当に懐かしい。

頭脳警察の多彩な直截さを知るにはいちばんいいアルバムだと思う。

ちょっとした情景ソングになっている「嵐がやってくる」、歌詞が絶妙な「歴史から飛び出せ」、全共闘ソング「少年は南へ」、これらも忘れがたいなあ。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年6月5日に日本でレビュー済み
ファーストの発禁、セカンドの自主回収と続き、ようやく日の目を見たサードアルバムだが、この間半年余り。3枚のアルバムに収録された30曲を超える楽曲のうちダブリ収録(バージョン違い)は僅か3曲。この超人的なエネルギーには脱帽するしかない。先の2枚はあまりにも過激な歌詞のための処分と伝えられるが、何が過激といって「ふざけるんじゃねえよ」以上に単純で過激な歌詞は日本のロックには見当たらない(多分)。この裏にはパンタの冷静な怒りと戦略があった。まずパンタ自身が「我ながらこれはひどい」という歌詞を書き、レコ倫理は当然却下。その後「反省して修正した」歌詞を再提出。判断力の麻痺した審査員が思わず通してしまったというのが真相らしい。もちろん「グラス」がマリファナの隠語だとは審査員のジジイたちは知る由もないことも悪たれ小僧は計算済みである。八方破れの歌詞と演奏にも聞こえるが、そんなパンタの戦略があったという薀蓄をオジサンが語りたくなる頭脳警察の名盤です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品は様々な要素がありますが、力強さはまったく衰えていないと言った様子でいいたい事を訴えているエネルギーを発散させる曲もあり。ワンパターンでは言い表せない力を放っています。

とにかく、彼らのエネルギーにほかの要素が引っ張られてひとつの作品になっていると思います。これははまります。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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