美男子でも美少女でもない
ふつう?のかわいい女の子とふつう?の男の子の
踏み出したいけど、なかなか踏み出せない
わずかな半歩を踏み出すまでの愛おしいドラマ。
素人演技は見てて恥ずかしくなりますが
学芸会で知ってる友達が演技するのを
見ているようななぜかほほ笑ましい感じが
堪りません。
その中に監督の撮りたいものと見たいものが
一致する瞬間があるのです。
その瞬間の気恥ずかしさを味わう為に
見てるのかも知れません。
ヤンキーやギャルになれない
ふつうの中学生、高校生ってこんな感じだな~と
中学生日記に少しでも共感したことの
ある方にオススメです。
個人的に音楽が好きなんです。
80年代日本の地方都市の田園風景と
アーシーなカントリーブルースミュージックが
なぜかマッチするこの不思議感。
この気恥ずかしさと音楽の心地よさは
この映画以外にまだ見たことがありません。
ぜひDVD化希望します。
(今さらながらですが価値はあります。)
(灼熱のドッジボールとセットでぜひ!)