再入荷見込みが立っていないため、現在ご注文を承っておりません。
お届け先を選択

月光の囁き [VHS]

3.7 5つ星のうち3.7 23個の評価

安心・安全への取り組み
お客様情報の保護
安心・安全への取り組み
Amazonは安心・安全のために取り組んでいます。ストレスや不安なくお買い物いただくため、商品の返品対応やカスタマーサポート、信頼性のあるカスタマレビューのための健全なコミュニティの運営、お客様のプライバシーの保護などに取り組んでいます。また配送、梱包、製品、物流拠点などさまざまな面で、サステナブルな未来への取り組みを進めています。 詳細はこちら
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら

【まとめ買いフェア開催中】よりどり2点以上で5%OFF
アウトドア用品、ファッション、食品・飲料、母の日ギフト、父の日ギフト関連商品など、10万点を超える対象アイテムからよりどり2点以上で5%OFF。 セール会場はこちら

商品の説明

レビュー

喜国雅彦の同名コミックを原作にした青春ラブロマンス。マゾヒストの少年・拓也と、そんな彼からの愛情を反発しながらも次第に受け入れていく女子高生・紗月の姿を描く。
--
内容(「VIDEO INSIDER JAPAN」データベースより)

監督・脚本: 塩田明彦
原作: 喜国雅彦
撮影: 小松原茂
音楽: 本多信介
出演: 水橋研二/つぐみ/草野康太/関野吉記/井上晴美
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.6 x 10.64 x 2.85 cm; 173.88 g
  • 監督 ‏ : ‎ 塩田明彦
  • メディア形式 ‏ : ‎ VHS
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/7/28
  • 出演 ‏ : ‎ 水橋研二, 井上晴美
  • 販売元 ‏ : ‎ タキ・コーポレーション
  • ASIN ‏ : ‎ B00005HAWU
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 23個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
23グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2021年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2人の性的嗜好が一致しているところが面白い
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年10月8日に日本でレビュー済み
名作でした。変態というものをまっとうに映画という枠組みで描ききったと思います。

最近アニメ「恋は雨上がりのように」と映画「悪の華」を見て、不完全燃焼であり、これら作者の中途半端な事象の扱い方に苛ついていたのですが、その感情を「月光の囁き」は浄化してくれました。

まず「恋は~」では、女子高生がおじさんに本気で恋をするという話で、場合によっては法律に反する可能性も出てくるでしょうが、作者は中途半端なところで描くのをやめて逃げました。同じ事が「悪の華」にも言えて、結局、これらで変態的恋愛とか、人倫に反するかもしれない恋愛を描いたとしても、それを作者は本気で描く気はない。腰が引けていて、大人の世界に甘く迎えられるのを予期した上でちょっと外れた事をやってみるというファッション以外の意味はない。だから描写が中途半端です。これらにはがっかりしました。

その点を「月光の囁き」はクリアしてくれたと思います。別に変態が良いというわけではないですが、変態の恋を本気で腰を入れて描くのであれば、これくらいの気概は欲しい。「月光の囁き」は変態の恋を描ききったと思います。そういう意味ではキム・ギドクの「弓」と並んで、満点です。芸術性では「弓」の方がいいでしょうが、映画という枠組みで一つのテーマを描ききるという点では満点。隠れた名作でした。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年3月14日に日本でレビュー済み
まず、はじめに目指されるのは、「普通の17歳の恋」だ。そこでは視線の高さは正しく同じであり、愛は対等に交換される。同じ事で泣いたり笑ったりする。
だが、この目標は早々に挫折する。なぜなら、そうした対称的な愛とはつねに、何かを隠蔽して建設されるものであり、したがって退屈なものであるからだ。今回、隠蔽されていたのは少年のインモラルな性癖であり、その露見と同時に、対称的な愛(あるいはその偽装)は終わる。
代わって舞台にあがるのは、「主人と犬」という、驚くべき非対称的な関係である。ここで、視線の水平軸は回復不能なほど決定的にずれ、以後、少女はつねに少年を見下ろし、少年はつねに少女を見上げることになる。少女も少年も、このサド-マゾ的非対称性からそれぞれ快楽を引き出すが、事態は必然的に破滅へと傾斜してしまう。つまり、どちらかの死という破滅だ。
さいわいにも、今回は破滅は回避される。かくして破滅の危機を通過した二人が到達するのは、まさに新たな対称性の境地だ。彼らは映画の結末において、それぞれ左右逆の目に眼帯を装着した、正しい鏡像対称となるのだ。それは、美しく醜い次なる愛の境地である。
おそらく愛とは、関係の苛酷な非対称性のさなかに、ありえない対称性が懐胎する、その瞬間にこそ宣言されるべきものであるに違いない。さらには運命とやらもまた、同じ瞬間に宣言されるべきものであるのかもしれない。
だから、映画のエンドロールに流れるのがスピッツ『運命の人』であるということは、真剣に受けとめられなければならないだろう。
そしてラストシーン、少女と少年の視線は、同じ高さにある。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初に言っておくと、私は原作ファンです(が、特別、喜国ファンではないです)。
う〜ん。映画版は原作から離れた後半が面白かったです♪
特に林の中のシーンには心打たれますね。受験を考え直す電話の辺りから植松に感情が入ってしまったからね。
植松の怒り交じりの混乱が、原作とは違った形の表現になっていて、映画の設定に合ってたと思う。
原作の拓也には感情移入できるんですが…映画はちょっとなあ。付き合う前のフェチ部分の演出がもっと欲しかった。いや、もう一つだけでいいから、水道の元栓止めるエピソードが欲しかった。

「あの事件」も「脇構え」もないし、「北原父は道場やってないっぽい」し、「マルケンはただの端役になってる」し。「勃ったのか勃たなかったのかがウヤムヤになってる」し…。
どうせ設定を変えてしまったのなら、原作の台詞を中途半端に入れない方が良かったんじゃないのかなあ…。原作を知っていると、前半はダメダメです(台詞が同じでも、意味会いが変わってしまってるのがイタイ)。
てことで
前半=★
後半=★★★★
平均で★★強ってトコです。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年3月27日に日本でレビュー済み
一人の変態が、もう一人の変態を生み出してしまった
そんな感じがした日活らしい映画であった。

拓也の変態っぷりもさることながら、
紗月も十分すぎるほどの変態さでなかろうか。

滝壺のあと、拓也の包帯の意味は分かるのだが、
なぜ紗月も目をケガしていたのか意味が分からなかったが、
ラストシーンはハッピーエンドと捉えてよかったのだろうか。
2003年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
塩田監督のデビュー作にして大傑作。
「私はもっと大切なものあんたにあげたはずや!」
お互いに好きなのに、高校生のふたりは傷つけあってしまう。
それは彼氏がちょっと変態だったから。
ヒロインが姉と話すシーンが復活して、劇場版より3分長い
ディレクターズカット版。
他に特典として、監督、主演のふたり、原作の喜国さん、
4人の座談会も収録されていてお買得。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年8月27日に日本でレビュー済み
『黄泉がえり』での役者は全部ダメだけど画のほうはが妙に面白いという浮き上がった印象があって気になっていた塩田明彦の商業用長篇劇映画第一作。これは面白かった。まず瑞々しい青春映画のフォーマットに沿ってはじまる序盤が素晴らしい。特に川か堀端を主人公カップルが画面奥から手前へと道なりにゆっくり歩く移動シーンや、二人乗りの自転車で画面を横に走り抜けるシーン、畦道を紗月が「どこまでもいこう」を歌いながら歩き、すぐ後ろを拓也がついていくシーンなど、良かったシーンをあげればキリがない感じがするくらいで、おかげで以後の濃密な変態物語の展開もあまり嫌な感じにはならず、相当変ではあるもののやはりこれも「青春の一頁」として観てしまった。紗月に別れを言い渡された後、あきらめきれずに「犬になりたい」と拓也が告白するシーンでの雨は本当に素晴らしかった。主人公二人の存在感は抜群。噛ませ犬役の植松はビミョーにズレていて、役どころ的にはいい面の皮というか馬鹿なんだが、なんだかかわいそうな感じもした。クライマックスの滝のシーンでは、滝をほとんど画面に登場させずに水がおちる音をずっと響かせるという手法を取っていて巧いと思った。DVDに付録で付いていたトークで、塩田監督は劇場公開版ではクライマックス前の紗月とその姉との会話のシーン(本当は拓也が好きなんでしょ?と姉が紗月に言うシーン)をカットしていた、という話をしていて、実際そのシーンがあったほうがテンポも良いし展開もすっきりすると思うので、ディレクターズカット版が良いと思う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年12月1日に日本でレビュー済み
テレビに深夜放送みて、まだ中学生だった私には、苦しくて仕方がなかった作品です。
忘れたいのに頭から離れない、「リリィシュシュのすべて」的な…なんか10代のうちに観とけというか
『美しさ』とか『儚さ』『残酷さ』が素晴らしく混在していて、でもきちんと観る側を放置しないでくれる。
邦画もいいなあといわしめる作品です。
成人して観るとまた青春再放送な感じです。おすすめ☆
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート