メディア掲載レビューほか
「およげ!たいやきくん」でも「オー・チン・チン」でも「金太の大冒険」でも何でもいいのだが、そんなノヴェルティ・ソングでみんな笑えた時代はよかったのか? 今、笑える歌って何だ? こんな時代にあえてぶつける隠し球がKOJI-12000なのか? 一体、現実を把握している者はいるのだろうか? ♪今田はナウロマンティ~ック、で終わったんじゃなかったのか? 嗚呼、なぜ? の嵐。
前作にひき続きテイ・トウワがプロデュースするKOJI-12000(今田耕司)のアルバムは“0”が1つ増えたが“笑い”と高い音楽性(80年代リヴァイヴァル)を両立させようとする基本姿勢に変わりはない。しかし俺がこれを聴いて思ったことは、「笑わしたいんか、聴かしたいんか、どっちやねん!」とまあ、そういうことである。“ヨゴレ”を意味する“DISGUSTING”というタイトルはアリとしよう。でもカシオペアをパックに永ちゃんをカヴァーする(9)をはじめとしたネタが……。これが世紀末の色モノなのか。 (杉山達) --- 1998年03月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
前回から0が1個増えた(だけの?)今田耕司&テイ・トウワの最新作,は十代の女の子とのデュエットもあったり相変わらずサウンド・メイクは冴えてたりとパワー・アップさ抜群。タイトルは{ムカつくような}という意味。CDエキストラでゲームも楽しめます。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)