1975年、GRAHAM CENTRAL STATIONの作品です。
(原題「Ain't No 'Bout-A-Doubt It」、邦題「ダイナマイト・ミュージック」)
GRAHAM CENTRAL STATIONは、SLY & THE FAMILY STONEのベーシスト・Larry Grahamが組んだバンドです。
Larry Grahamは、チョッパーベース(スラップ奏法)の開祖と言われるベーシストで、このアルバムでもチョッパーが炸裂しまくってます。
このアルバムの特長は、他レビューにもあるように、バンドとしてのチームワークが素晴らしいことです。
Larryのベースは破壊力満点!快調!であるのはもちろんのこと、
ベースだけでなく、Dr, Gとのアンサンブルで、より複雑なGrooveを生み出しています。特に(8)。
チョッパー炸裂Funkyチューン(1)、ピースフルなソウルチューン(2)、Funky Grooveにソウル風な歌がのる濃厚Funkチューン(3)(5)、
Chocolateの濃厚なVoを堪能できるR&Bチューン(4)、各パートのアンサンブルが素晴らしい「Grooveの匠」な(8)。。。など、気に入ってます。
このアルバムは、よく名盤ガイドにも載っており、私も名盤だと思います。
個人的には、「濃厚なFunk & Soulの傑作!」です。
「Larry Grahamファン」「GRAHAM CENTRAL STATIONファン」はもちろんのこと、
「70's Funkファン」「スラップベース好きな人」「Funky Groove好きな人」も、必聴です。
なお、「Funky Grooveを演奏する人・演奏したい人」」にとっては、踏み絵的な1枚となります。
Larry Grahamといえばベースですが、あまりパートにこだわらず、GrooveやFeelingを体感してみてください。
(他パートからも、学ぶことはたくさんあります。)