ルーマニアのクレジャニ村という地方から出てきたタラフ・ドゥ・ハイドゥークスが、西洋の映画に使われたということで、そのCDが売られていたところから、ここにたどり着いた。
普通なら、そのCDを買うところだが、何故かこの1枚目のCDを買うことになった。そんな「何気買い」なので、これといった期待はなかった。
内容的には、「民族音楽」な感じである。
ルーマニアの各地方で続いている民族音楽を演奏している人たちが、西側の人間の手を借りて音楽世界に紹介されたと言うことが、CDの中の解説に書いてあった。
中東と東側の混ざったような侘びた「生活音楽」を聞いている感じです。
バイオリンの変わった弾き方と、酔ったような勢いも感じさせる歌い方(言葉も地元の言葉だろう)を聞!いて、混沌とした古いヨーロッパの田舎町のバーで何人かの演奏者が、演奏しているイメージ。
どう評価して良いのか、私の知識の中では判断しきれないが、ワールドミュージックと呼ばれる「民族音楽」に興味がある人には、面白いと思う。
一緒に聞いた友人は「中東か東ヨーロッパの田舎のお祭りみたい」と言っておりました。