メディア掲載レビューほか
80'sブルーアイド・ソウルのムードを貫いて、J-popシーンにファンクのきらめきを振りまいている彼ら。メジャー2作目にしてこの洒落者ぶりには、頭が下がる。サンタモニカのショッピングモールで食べた、ホイップクリームまみれのチョコミント・アイス。あのハミガキ粉味には辟易だったけど、心はまさにウキウキだった。大きくて自由でお気楽な彼の国のあのウキウキを、ストレートに表現しているノーナ。ゴキゲンな彼らの週末は、キャンディ・バーのようにカラフルで、カーニバルのように賑わっていて、ちょっと脳天気。なのに頭カラッポに見えないのは、ネイティヴには出せない片仮名英語の響きに、なぜか安心してしまうから。浮かれたあとから襲ってくる正気や倦怠感を無視していないのも、ポイント高し。70年代生まれの我々が、やっとこさ実体験をもって「あのころは~~」と語ることができる80年代MTVカルチャー、その直系の登場に、心ウキウキ。 (堀由希子) --- 2000年01月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
80年代ソウルとゴキゲンなポップスをミックスさせた個性を武器にする三人組のセカンド。ウキウキ・サウンドがハッピーな①②④⑥,ファルセットで歌う⑤,気怠そうな⑦,心にスッと入ってくるコーラスが心地好い⑧など,色とりどりの飽きのこない作品だ。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)