子どもの頃、佐藤隆の歌を聴いて育った世代なので、その声質の変わらなさに感激しました♪
『桃色吐息』(サスペンス演劇っぽいというかtangoアレンジになっててびっくり!)以外は、アルバム『水の中の太陽』『甘い生活』からの選曲。
↑この2つのアルバムは、リアルタイムで新譜を買って聴いたので、個人的に感涙モノ。
すっかり耳に馴染んでる当のアルバム聴くよりも、このライブの方が、当時のカノジョの温もりとか部活の苦楽とか、思い出しますね。シミジミ。
閑話休題。アルバム2枚は、かなり感触の違うものでしたが、このライブアレンジはかなり『甘い生活』寄りになってます。
冒頭『デラシネ』がこういうアレンジで来ましたか!という驚き(ちなみにこの曲、中森明菜の『AL MAUJI』の現象を男性視点で描いた歌詞違いバージョン♪…って、ここに目を通す方なら、当然ご存知かも。笑)。ベートーヴェンとのコラボにもビックリ。
で、ラストトラックがまた凝ったアレンジで唸らされてしまいますよ!
ところで。ブックレットの誤植はいただけない。
「罪も罰も棘も蜜も」と「こめかみにわずか蜜の味」の「蜜」が「密」になってるのと、「グランドジャット」が「グランドジェット」になってる(より原語風に言えば「グランジャット」なんだろうけど、佐藤自身は「グランドジャット」と歌っている)。
再生産の際にはぜひ直しておいて欲しいですね。