今さら事件のことを言うまい。
そうは思うけど彼自身が「たとえばあのときの雨雲が僕らにかからなければ
前より強いこの気持ちを感じられていただろうか」と反語表現しているのが
表題作の「太陽」だ。槇原敬之のアルバムはすべて聴いた。
事件のこともあり当時は、このアルバムが、まったく売れなかったそうだ。
もっと評価されなければいけない。
絶望の中で、心から生と死を見つめて、音楽に昇華させた天才。
槇原さん、見てますか?私は教師をやっていますが、あなたの歌が
無かったら今ごろきっと生きていられなかったと思います。
特に表題曲の「太陽」にはつらいとき何度、救われたことか本当にわかりません。
どんなころがあろうと、あなたという音楽家がいて良かった。会ったこともないのに
心からそう思います。本当にありがとう。これからもお元気で。