デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!/デジモンアドベンチャー【劇場版】 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 藤田淑子, 細田守, 坂本千夏 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 |
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商品の説明
Amazonより
繰り返されるボレロのメロディ。郊外の団地の中で繰り広げられる、一夜限りの大怪獣バトル! あふれんばかりの重量感。破壊のスペクタクル。人間とモンスターの心が通う瞬間。目撃者は子どもたちだけ――。わずか20分間だけど、無限に感じるような映像スペクタクル。もう1本「ぼくらのウォーゲーム」も、デジタル空間に生まれたモンスターとの戦いを通じて、家庭にいながら世界中の子どもたちがつながっていく。大人たちは知らない、世界の命運をかけた、子どもたちだけの密かな戦い。デジタル時代のモニターの向こうの小さな戦争。どちらも監督は「時をかける少女」の細田守氏。このDVDは、まさしく細田氏の初期傑作作品集と呼ぶことができるだろう。(志田英邦)
レビュー
子供たちに人気の育成ゲーム『デジタルモンスター』を基にした、大人気アニメの劇場版第1作と第2作を同時収録。デジモンたちと力を合わせて戦う少年少女の活躍を描く。
-- 内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
監督: 細田守
原作: 本郷あきよし
脚本: 吉田玲子
キャラクターデザイン: 中鶴勝祥
作画監督: 山下高明
音楽: 有澤孝紀
声の出演: 藤田淑子/坂本千夏/風間勇刀/山口眞弓/荒木春恵
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988101087907
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間
- 発売日 : 2001/1/21
- 出演 : 藤田淑子, 坂本千夏, 細田守
- 販売元 : 東映ビデオ
- ASIN : B00005HQDV
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 81,274位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 3,218位キッズアニメ・映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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登場人物を絞り、
内容を精査する事で
見事にテーマ・主軸を描き切った作品です。
一本は、
始まりの物語。
TVシリーズ「デジモンアドベンチャー」で、
何故、選ばれし子供達があのメンツなのか?
太一とコロモンが
一時的に戻ってきた回にて、
光がコロモンに理解を示していた
答えになる作品ですね。
もう片方は、
本編のその後を描いた作品で、
何より
言わずと知れた
オメガモンとディアボロモン
初登場作品ですね〜
「ぼくらのウォーゲーム!」(日本語字幕あり 約40分)は非常に面白く、特に後半のオメガモン登場からの展開には鳥肌が立ちます。
同時収録の劇場版「デジモンアドベンチャー」(約20分)はTVアニメシリーズとして放送された初代デジモンアドベンチャーの前日談となっており、アグモンやパロットモンの大きさ等の練りきれてはいない初期設定は見受けられるものの、まだ幼い選ばれし子供達(太一とヒカリ+マンションのベランダから目撃する他の4人)とデジモンとの出会いが描かれています。
ただ残念なのが
・リモコン等で[メニュー]ではなく[トップメニュー]を選択すると、ディスク再生開始時の“ご視聴にあたっての注意"&東映ロゴ(どちらも完全に操作を受け付けない)が流れ、「ぼくらのウォーゲーム!」から順を追って自動再生されてしまう。
・「ぼくらのウォーゲーム!」で設定できる日本語字幕に関して。冒頭で流れる主題歌Butter-Flyの歌詞までご親切に表示してくれるのは良いのですが、肝心の歌詞が間違っておりSTAY等の英単語が全て大文字に変わっているのはいいとしても
「これ以上 しゃべる(本来は「シャレてる」)時間はない」 「この空にほしいん(届くの)だろう」 「無限大“の”夢のあとの」といった誤記は酷すぎます。
オリジナルの歌詞と比較すると平仮名が増えており、『夢』や『予定』という漢字に振り仮名が振られているあたりに本来の視聴年齢層(=子供)に対する配慮は窺えるのですが、同人製作ではなく東映ビデオから公式として販売されているDVDでこんな些細なミスはあってはならないでしょう。DVD化された2000年頃の段階で製作側がよほど忙しく、あるいは確認を怠っていたのでしょうか。
普通に視聴する分には問題はなく、映画自体の出来も良いので★ー1とします。
10年以上前のDVDに対して重箱の隅を楊枝でほじるような不満点ではありますが、隠れた名作でありながらしばらくはBD化もされないと思うので述べさせて頂きました。
・2010年12月のレビューに対して
サマーウォーズの原型とも言えなくはないですが、本作は単品の映画ではなく、TVアニメ「デジモンアドベンチャー」の映画(しかもワンピースと同時上映の短編作品)であって
“デジモンをほとんど知らない大人がレビューから期待して見ると肩すかし” を喰らうは当然ではないのでしょうか。
本作はあくまでもTVアニメ初代デジモンの前日談と外伝的後日談であり、TVアニメを見た後でないと “物語としては引き込まれること” がないのは当然とも言えるでしょう。全体的なストーリーが殆ど一緒な上に、2時間映画単品として成り立たさせている後作のサマーウォーズを見た後なら尚更です。
個人的には10年前の子供向けの短編映画に40歳前後の大人がTVシリーズも見ずに何を言っているんだと思います。
また、そもそも「ぼくらのウォーゲーム!」自体が1983年にアメリカで公開されたSFサスペンション映画『 ウォー・ゲーム 』 (原題:WarGames)のストーリーを参考に+α(デジモンの設定)で作られたものなので、細田監督は完全なオリジナル作品は無理なのでしょう。デジモンに関してはTVアニメ製作にも関わっており、たまたま上手くまとまった結果がこの評価なのではないのでしょうか。
●映像特典について
パッケージ裏にもちょこっと記載されてはいますが、
・「ぼくらのウォーゲーム!」
メイキング&インタビュー(当時の特別TV番組?のもので約4分半)、劇場予告(2000年 東映アニメフェアとして同時上映された映画ワンピースの予告を含む約1分半)、TVスポット'1(同 約30秒)、TVスポット'2 (同 約17秒)
・両作品の制作に携わった細田 守 監督 と関 弘美プロデューサーのスペシャルインタビュー
・「デジモンアドベンチャー」
劇場予告('99春東宝アニメフェアとして同時上映された遊戯王、ドクタースランプの予告を含む約2分)、TVスポット'1(同 約30秒)、TVスポット'2(同 約17秒)となっています。
TVシリーズでは脚本家が違うためかキーになるシナリオとそれ以外の回数を稼ぐためだけのシナリオとに、単なるクオリティの差だけではない異様な違和感を感じており、それを不思議に思っていた。
時々妙に惹かれるのである。明確に自分が期待するものを感じるのである。
デジモンにはしっかりとしたテーマがあるのではないか?もっと骨太な作品なのではないか?
実はやりたいことがあるけどうまく制御できてない作品なのではないか?
まぁ正直なところ「この作品はもっと面白いはずだ!」という変な確信はあったのです。
で、まぁ劇場版を観た。結果…
10分程度の映画に感動し、大興奮!
めちゃくちゃ面白い!!
最高だ!!
もっと観たい!!
同時に悟った。
これをほんとはやりたかったけどいろんな大人の事情でできあがったのがあのTV版なんだな、と。
TV版でも時々見えるすばらしい名作の香りのようなものはこの流れから来てるんだな、と。
もうこのデジモンは観られないんだな、と。
なんだかTV版を蔑む様なレビューになってしまいましたが、残念なことに私はTV版ではOPを含めて全話の中でもほんの1~2話程度しか好きではありません。(すいません嘘つきました。ゴマモンは大好きです!!)
その1~2話は太一とアグモンを軸にしたしっかりと筋の通ったシナリオであり、急に説得力をもって深い繋がりを私に示してくれます。
それまでの薄っぺらく見える軽いノリだけの繋がりとはまったく別のものです。
この二人にはなにかある。そう感じさせてくれるシナリオです。
残念なことにTV版をずーっと観ていてもそれがいったいなんなのか、提示し構築し作品を形作ることは一切されておらず、シナリオ一つ一つが断片化してしまっています。
ただひとつOPはすばらしく、それ単体でよくよく観ればなんとなくデジモンがどういった設定でどういった物語なのか感じられるようになっています。
OPを観て期待値がMAXになっていたこともデジモンを諦めなかった私の材料になっています。
そして、劇場版は最高です。
ぶっちぎりの完成度であり、文句なしの傑作アニメです。
個人的には劇場版のデジタルモンスター(タイトルではなくモンスター達)自体も好きだし押したい。
デジモンが○ケモンを意識しているのは分かるのですが、できれば劇場版のようなビジュアルで攻めて欲しかったと本当に思います。
進化して怪獣としての佇まいをみせるデジモン達のなんと格好いいことか!
街中で交錯する怪獣たちの息詰まる緊張と一瞬の攻防!
進化するとしゃべらないデジモン達。しゃべらないから一挙手一投足に心の繋がりを感じることができると思うのです。
繋がり=友情だけだと○ケモンとあまり変わりません。
デジモンは進化=成長といった図式が隠れていると思います。(○ケモンは進化は進化であり繋がりの強さとして描かれている)
劇場版は完璧な形でそこを描いていたと思います。
ぼくらのウォーゲームもたいへん面白い作品ですが、すでにTV版を経て作品のデザインが変わっているため、劇場版の原石としての輝きが私の心を捉えて離しません。
とは言え両方とも面白いわけで、このDVDは間違いなく買いです!
ブルーレイ化して欲しい…。
デジモンが好きで、ファン心理が働く人達にはかなり面白いのでしょうが、デジモンをほとんど知らない大人がレビューから期待して見ると肩すかしかもしれません。良くできた軽い小噺を楽しむ感覚だとベターですかね。
他のレビューに同調して星四つでもいいのかもしれませんが、、、いや。星三つ。よく出来た星三つという評価が正確なんじゃないかと思います。
わたしは3Dに酔うのでゲームもあまり遊べないのですが、
酔わない対策がとられているのか、全く何もなく鑑賞でき、
緩急ある展開と想像もつかぬストーリーに翻弄され、
エンディングの最後の最後では、すげえ、と思わず叫ぶほどでした。
今これを初めて見るかたは、サマーウォーズ未見であれば本当に幸せです。
大いに驚くこと必定です。
ですが、サマーウォーズを見ていて、さらにその原型とかいう知識が
あると、印象は変わるでしょう。ここのレビュアーと感想を共有できないと
感じるかもしれません。
わたしは、本作の後に鑑賞したサマーウォーズが本作の同工異曲に見えて、
世評ほどの名作とはどうしても思えないのですが、そのくらい
この作品が強烈でした。さらにサマーウォーズではこの作品を
観ている観客へのフォローがなく、カタルシスが全く得られない
のが寂しいと思うのです。
素晴らしすぎて辛いというのはこういうことなのでしょう。
「ぼくらのウォーゲーム」はアニメ映画史に残る一作というのは大げさでしょうか。
少なくとも私のなかでは、そのような位置づけです。
約30分という短さの中で、起承転結がはっきりしており、
デジモンのかっこよさも存分に含まれています。
主要キャラをすべて登場させないというのは英断だったと思います。
そのためぐっと中身の濃い映画になっています。