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ヴァージン・スーサイズ [DVD]

3.8 5つ星のうち3.8 70個の評価

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フォーマット 色, ドルビー
コントリビュータ キャスリーン・ターナー, ジョシュ・ハートネット, ジェームズ・ウッズ, ソフィア・コッポラ, キルステン・ダンスト
言語 英語, 日本語
稼働時間 1 時間 38 分

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商品の説明

Amazonより

1970年代、アメリカ郊外の静かな住宅地。両親は保守的で厳しいが、何不自由なく暮らす美しい5人姉妹の末娘が自殺を図る。そしてその死から1年も経たないうちに、残りの姉妹もすべて自殺してしまう…。姉妹に憧れていた少年たちが回想する形を取りながら、少女の危うさとエロチシズムを繊細な映像と音楽で描いている。 フランシス・フォード・コッポラの実娘ソフィア・コッポラの長編第1作であるこの映画、演出上の食い足りなさは残るものの、そこが妙に映画のテーマである少女性にマッチしていて、あやうくうっとりしてしまう。少年たちが電話を通して姉妹に70年代の切ないポップスを聴かせるシーンは印象的。キャスティングは秀逸。特に奔放な四女ラックスを演じたキルスティン・ダンスト(『スパイダーマン』)の美しさは出色だ。(茂木直美)

レビュー

名匠フランシス・F・コッポラの愛娘、ソフィア・コッポラの初監督作。70年代のアメリカを舞台に、美しい5人姉妹に心を奪われた少年たちの姿を斬新なタッチで描く。
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内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)

監督・脚本: ソフィア・コッポラ
原作: ジェフリー・ユージェニデス
撮影: エドワード・ラックマン
音楽: AIR
出演: ジェイムズ・ウッズ/キャスリーン・ターナー/キルステン・ダンスト/ジョシュ・ハートネット/ハンナ・ハル/チェルシュ・シュウェイン/A.J.クック/レスリー・ヘイマン/マイケル・パレ/スコット・グレン/ダニー・デヴィート
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 英語, 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 112 g
  • EAN ‏ : ‎ 4982509310582
  • 監督 ‏ : ‎ ソフィア・コッポラ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 38 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/2/2
  • 出演 ‏ : ‎ ジェームズ・ウッズ, キャスリーン・ターナー, キルステン・ダンスト, ジョシュ・ハートネット
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語, 英語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 英語 (Dolby Digital 5.1)
  • 販売元 ‏ : ‎ 東北新社
  • ASIN ‏ : ‎ B00005HTH1
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 70個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
70グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キルスティン・ダンストのラックス役がとにかく素晴らしかった。ガーリーで大人びていて、可愛くて、とても魅力的でした。… もちろん他の俳優も魅力的で、5人姉妹もセリフが無くても存在感がありました。儚くてとにかく映像が綺麗。
スパイダーマンでキルスティンを批判した人達にも見て欲しいです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんな役も出きるのですね❗有り難うございす‼️🌜️
2023年9月23日に日本でレビュー済み
始まってすぐ作業員がニレの枯れ木に打ち付ける
「切断」の文字がぞっとさせます

その後セシリアが両手首を切ります

ミシガン州
25年前から謎のまま脳裏を離れない
死を選んだ姉妹を回想する話です

1970年代なかば

彼女たちはもう " 女 " で愛や死を理解していた
僕らは騒がしいだけの子供だった
彼女たちのことを何もわかっていなかった

リズボン姉妹
セシリア 13歳
ラックス 14歳
ボニー 15歳
メアリー 16歳
テレーズ 17歳

しつけに厳しい両親がいけない
閉塞感から家を出たかった
女の子扱いされる不満
問題を抱えた10代

「なぜ こんなことに…」母親は言います

セシリアが医者に言われ答える場面
「なぜ?人生のつらさも知らん若さで」
「先生は13歳の女の子じゃないもの」
これがすべてを物語っていると感じます

「グループ治療の時間よ」
残されたトリップは今も苦しんでいました

映画の中に
「アメリカでの自殺は1日80件 1年で3万件」
とあり自殺について描かれていると思いますが
原作者のジェフリー・ユージェニデスは
デトロイト出身で自動車産業の衰退で没落した町を
姉妹の自殺に例えているそうですね

ソフィア・コッポラ監督は1971年生まれ
映画は1999年の作品で監督は32歳でした

初監督作品
おしゃれでかわいい「新世代ガーリームービー」

特典映像の中で父親役のジェームズ・ウッズが
監督を「将来 大物になるぞ」と予言してました

一時期は中古でもかなりの高値でしたが
最近は落ち着いてますね
安くなったのでDVDを購入しました

人気のある作品なのに再発もされずブルーレイ
にもなっていませんね

1999年の洋画というと
「マトリックス」
「ファイト・クラブ」
「ノッティングヒルの恋人」
「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」
などがあり皆ブルーレイ化されています

ソフィア・コッポラ監督は音楽も良く
「ロスト・イン・トランスレーション」
「マリー・アントワネット」
「ブリングリング」
などのサントラCDを持っています
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年12月16日に日本でレビュー済み
舞台は、1970年代、アメリカ郊外、父親は数学教師、母親は主婦、そして5人の美人姉妹。末娘が自殺未遂を図り、彼女に対して放たれた男性医師の言葉。

「君みたいに平和な何不自由ない家庭の子が自殺するような要素なんて一つもないじゃないか」

それに対して末娘。

「13歳の女の子であることはあなたには分らないわ」

男性医師の彼女に対する診断は、本気で死ぬ気はない、思春期にありがちな行動と断定する。そして、彼女は今度は本当に家の窓から庭に飛び降り、庭の柵の鋭い杭に刺さって死ぬ。

それに対して、彼女の両親がとった行動は、柵を庭から撤去すること。

娘が男と外泊して朝帰りしたことに怒った母親は、娘のロックのレコードを燃やさせる。悪い虫がつかないように、学校すら行くことを許さず、家という無菌室に監禁する。

「エアロスミスだけは勘弁して」

と泣き叫ぶ娘。

家のなかでは若草物語のような姉妹の様子。

まさに昔の理想的な家族像だ。

1970年代という時代背景は、アメリカにとって微妙な時代だ。

1969年12月6日カリフォルニア州オルタモントスピードウェイのフリーコンサートにてローリングストーンズが演奏中に、警備をしていた暴走族ヘルズ・エンジェルスが黒人の青年を刺殺する事件が発生。これをオルタモントの悲劇と呼ぶが、これ以降、楽観的なラブ&ピースのロックの時代は終わったと言われている。

そして、70年代に入り、最初の大統領がニクソンだったように、アメリカは保守的な方向へと転換する。

アメリカにおいて、世代というのはロック以前と以降に分けられる。

ロックを受け付けない世代にとって、ロックを聴く世代の子供は宇宙人でしかない。

子供が何を考えているのか分らない大人たち。

ガーリーカルチャーのアイコンであるソフィア・コッポラの監督作品であるヴァージン・スーサイズは女性的な映画であると先入観が非常にあり、僕は見るのを敬遠していた。

男にとって女性映画と呼ばれるジャンルは取っつきの悪いものである。

そんな映画を見る男はゲイと言われる。

あなたの彼氏の家に「PET SHOP BOYS」やら「エルトン・ジョン」のCDが転がっていたら「あれ、この人ゲイなのかしら」と思うかもしれない。

この映画の同じ世代の男の子たちが自由であるのに対し、女の子たちは社会の保守的な役割を背負わされ、自由すら奪われる。

「13歳の女の子であることはあなたには分らないわ」

という末娘の言葉は、「この時代で13歳の女の子であることはあなたには分らないわ」という意味でもあるのだ。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私自身が厳しい親のもとで育ったので、自分と重ねてしまった。この家は敬虔なカトリックのようだ。家の中にも部屋にも自転車にも、あちらこちらに「処女マリア」の小さなカードが出て来るのも印象的だ。母親は娘たちに「処女マリア」のように育って欲しいのだろう。我が子を危険から守りたい気持ちはわかるが、思春期の少女に芽生える自然な恋や性への憧れを閉じ込めたら心が死んでしまう。あの母親に嫌悪感を持ってしまった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
末っ子はともかく、他の子はあと数年すれば家を出ることもできただろうに、なぜ死んでしまったのか。ラックスだけは生き残りそうな気もした。
背景は、ダンパとかアメフト部との恋とか結構下手なアメリカ映画。音楽が懐かしかったけど秀悦さはない。
2007年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
平凡に見えた家庭が徐々に壊れ、次々と逝ってしまった彼女たちに、
少しでも近づきたいと願った男の子たちのはかない追憶の断片たち。

映像や音楽が気だるくて、魅力的で、儚い。
ストーリーの好みは分かれると思いますが、私は好きです。

原作の小説も読みましたが、映画は監督が女性ということで、
さらに少女たちが魅力的でミステリアスに描かれていると感じました。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんとなく刹那的なのに、センセーショナルさがなくて、たんたんとした描写で癒される。
自殺自体は悲劇には違いない。
ただ少女達を「なぜ逃げなかった?」という疑問で見ると、きっといつまでも理解は出来ないだろう。家という閉塞感。親という支配者。外の出来事と内側で起こる落差。どこにでもあるような日常は、いつもちょっと曲がっていて、そして穏やかな景色の中での悲鳴を拒む傾向があったりもする。
実際。自殺を望む少女達の背景は、まさに外の法律と家の内側にある親からの法に板挟みだったように思う。学校でも、友達同士の会話についていけない、あるいは他人の家との違いを見せつけられる結果を経験していた可能性がある。死に急ぐ、は確かに若い彼女らには似合わない。だが、家出をした子の末路もハッピーエンドばかりではなく、帰る場所を失い、途方にくれ、いろんな面でリスクを背負う方が明らかに多いだろう。
少女達の死は、どこにも生きる場所を見いだせない10代そのものであり、決して自分自身ではどうすることも出来ないと悟ってしまった象徴的な「自殺」といえる。
近所の少年が「何とかしたい」と少女達に危機感を募らせるが、やはり少年特有の浅はかで、安っぽく、どこか繊細な感性で夢を見るだけの結末となってしまう。
だが彼らが居なければもっと早くに姉妹の死は訪れていたかもしれない。
けれどやはり少女達の苦しみは、最後まで親のものとはならずに、少女のものとして守りきったように思う。
あまりにも刹那的な日常に、自殺は非現実的に見えるが、本当はどこにでも紛れ込む闇のような存在なのだ。
幸せに見えても、そうではなかったり。
笑っていても、悲劇を背負っていたり。
表面上の社会は個人的な命の孤独や悲鳴、もがれそうなトラウマなんかを実に巧みに隠してしまえる盲目者だ。
この映画は、そんな盲目的な視点ではなく、あくまで少女達と同年代である、少年達を主人公にしているのが見事な感性を導きだしている。
つまり10代の自殺を大人のものにせず、少女達と対等になれる少年達が問いかけていくので、物語がより残酷さだけではなく、共感を呼ぶのだ。特に電話をするシーンは、印象的だ。
会話をせず、ただレコードを流し、ミュージシャンの歌に想いを託し少女達と少年達が「会話」をしている場面だ。
個人的には、そのシーンが一番好きなシーンだった。電話で誰とも会話を許されない少女達に、少なくとも内情を知る少年達だからなせた技だ。正に刹那的に理解者となり、そして少女達に夢を与えたのだ。
だが、助け出せなかった。それこそ、この映画の中での最も残酷に見えるが、恐らく現実にも通じる鮮明なるリアリティなのだろう。
少女達の自殺は連鎖的だが起こってしまう。
何もかも奪われた少女達は、命を絶つことで、少年達からも全てを奪ってしまうのだ。
だが。解放される為には自殺しかないのも、少女達からしたら、ある一種の現実だったのだろう。そして「死にたい」が日常だったのだ。
この映画は、おそらく「自殺は隣人ほど身近にいる」と諭した物語なのかもしれない。
決して遠い国の出来事ではなく、むしろ身近な闇としての警笛のようである。
見終わったあと、あとを絶たない鉄道事故の自殺にホームで舌打ちしている人々が見えた。
どうして他人事にしてしまえるのか、と。
隣人の少女達の悲鳴が聞こえた気がした。
自殺の放送に、舌打ちするスマホの群れに、むしろゾッとしてしまった。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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