Product Description
Japanese Version featuring a Bonus Track: Ballad for Belgrade
メディア掲載レビューほか
古巣エンヤ・レーベルでは久しぶりの新作。といってもダスコの場合、基本的なスタンスは不動なので、レーベルがどうであれ、いつもながらの居心地のいいジャズを聴かせてくれる。ワン・ホーン・カルテットによる清々しい演奏だ。ここでピアノを弾いているボブ・デゲンの1曲とホーギー・カーマイケルのスタンダード2曲以外は全部ダスコのオリジナルで、まあそのあたりが一番の特徴といっていい。今年で70歳になるダスコだが、枯れた味ではなく本来の瑞々しさをいつまでも失わないのは驚異的だ。“心に染みるリリカルなプレイ”“50年代のマイルスをほうふつとさせる演奏”といったフレーズはダスコを紹介する時の常套句だが、看板に偽りなしだ。スロー曲もいいが、個人的にはミディアム・ファーストの軽快な演奏に魅力を感じる。ケニー・ドーハム、ブルー・ミッチェル、アート・ファーマー。彼らはもはやこの世にいないが、我々にはダスコがいるじゃないか、とそんな安心感を与えてくれる作品だ。 (市川正二) --- 2001年03月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
現在のジャズ・シーンを代表するトランペッターの新作は、お得意のバラード集。雰囲気たっぷりのバラードに哀愁を帯びた音色が絶妙にマッチして、聴き手を酔わせてくれる。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)