お届け先を選択

トスカの接吻 [DVD]

4.0 5つ星のうち4.0 9個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥3,589
DVD 通常版
フォーマット 色, ドルビー, レターボックス化
コントリビュータ サラ・スクデーリ, ダニエル・シュミット, ジョヴァンニ・プリゲドゥ
言語 フランス語
稼働時間 1 時間 27 分

CD・DVD・テレビゲーム・PCソフト お買い得ストア
タイムセール、キャンペーン、クーポン、在庫処分ワゴンセール、バーゲン品、廉価版など、お買い得商品がもりだくさん。 ⇒いますぐチェック

商品の説明

レビュー

『ラ・パロマ』のダニエル・シュミットが贈る、オペラをフィーチャーしたドキュメンタリー。老いた音楽家のための施設を舞台に、往年のオペラ・スターたちの姿を描く。
--
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)

製作: ハンス・ウェルヒ・ヨルディ
監督・脚本: ダニエル・シュミット
撮影: レナート・ベルタ
音楽: ドニゼッティ
出演: サラ・スクデーリ/ジョヴァンニ・プリゲドゥ/レオニーダ・ベロン/ジュゼッペ・マナキーニ/ジュリア・スカラメッリ/サルヴァトーレ・ロカーポ/ジュリエッタ・シミオナート/ジュゼッピーナ・サーニ
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4510242163556
  • 監督 ‏ : ‎ ダニエル・シュミット
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, レターボックス化
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 27 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/2/23
  • 出演 ‏ : ‎ サラ・スクデーリ, ジョヴァンニ・プリゲドゥ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ パイオニアLDC
  • ASIN ‏ : ‎ B00005HUCI
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 9個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
9グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう
商品管理の杜撰さ
1 星
商品管理の杜撰さ
包装を取り出し、商品を見たらジャケットに傷が付いていました。作品の評価とは関係なく、決して安くはない品物なのでガッカリしました。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした

上位レビュー、対象国: 日本

2017年2月20日に日本でレビュー済み
このドキュメンタリーで扱っている音楽家達の老人ホーム『音楽家憩いの家』はキャリアを終え、身寄りのなくなったかつてのスター達を収容する施設として作曲家ジュゼッペ・ヴェルディの発案と基金でミラノに設立された。当時の音楽家の中には豪邸に生活して何の不自由もなく余生を過ごした人もいたが、引退後生活に困窮したり、身寄りのなくなった者は、それまでの華やかなステージとは裏腹の生活を強いられた。ヴェルディは彼らへの敬意から余生の安泰を願って、決して彼らのプライドを傷つけることのないような心のこもったホームを創設したが、この映画ではダニエル・シュミット監督の温かい愛情に満ちた目によって彼らの日常が活写されている。ここに登場するキャリアを終えた音楽家達は誰もが過去の素晴らしい思い出の中に生きているのだが、全員が驚くほどポジティヴに生き生きと生活している。それはこの施設で暮らすことによって過去と現在が決して切り離されることがないからだろう。

登場するのは器楽奏者やオペラ歌手などさまざまで、それぞれが現役時代を忘れてしまうどころか現役さながらに演奏し語り合い、また学習さえ怠らない。またそうすることが彼らの生き甲斐を満足させ尊厳を失わずに生きていくことに貢献しているのだろう。ここでは戦中戦後スカラ座のプリマドンナとして活躍したソプラノ、サーラ・スクデーリ(撮影当時78歳)に焦点が当てられている。自分の歌ったプッチーニの『トスカ』から「歌に生き、愛に生き」のレコード再生で、彼女自身が懐かしみながら一緒に口ずさむ様子といくらか憂愁を帯びた表情が感動的だ。しかし彼女がその驚異的な声で実際に歌う時の表情は更に晴れやかで輝かしく、常に音楽に寄り添って余生を送ることの大切さが伝わってくる。

この作品に映し出された彼らの生活風景を見ていると、ヴェルディの構想が如何に高邁なものであったかが窺われる。長年この施設の友の会会長で、かつての名メゾ・ソプラノ、ジュリエッタ・シミオナートは、短いコメントの中で音楽家の引退の時期について非情に示唆的な考えを表明している。つまり1人の音楽家が引退する時期は聴衆から見放される時ではなく、逆にそうなる前にその人が完全なイメージを遺す形で聴衆から去っていくべきだと言っている。それは全盛期に鮮やかな引き際を見せたシミオナートならではの名言だろう。『音楽家憩いの家』の概要についてはシミオナートの伝記を綴った武谷なおみ著『カルメンの白いスカーフ』に詳述されているが、それによれば入所資格は60歳以上の年金受給者で、プロの音楽家であったことの証明の他に、年金の80%を施設に寄付しなければならない。彼らは敬意を持って迎えられ入居後も自由な音楽活動を保証されていて演奏会やオペラ鑑賞などのレクリエーションも企画されているが、ヴェルディの楽譜の版権が切れ、印税が当てにできない現在では運営資金を寄付に頼らなければならないようだ。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年12月25日に日本でレビュー済み
オペラ好きであろうがなかろうが、人の生き様という視点で見れば感慨深いだろう。年をとったからといって、しょぼくれて小さくなって生きることをしない断固とした気高さ。音楽家としての尊厳ををもって、時に強情なまでの自己顕示をしながら人生最後の時間を生きる出演者たち。実に人間らしい。男は死ぬまで男。女もまたしかり。
このような施設が現存し、同じような人々がいまだ中に暮らしているところに、イタリアと言う国の真の豊かさを感じる。
Va pensieroのコーラス場面では涙が止まらなかった。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
包装を取り出し、商品を見たらジャケットに傷が付いていました。作品の評価とは関係なく、決して安くはない品物なのでガッカリしました。
カスタマー画像
5つ星のうち1.0 商品管理の杜撰さ
2021年3月2日に日本でレビュー済み
包装を取り出し、商品を見たらジャケットに傷が付いていました。作品の評価とは関係なく、決して安くはない品物なのでガッカリしました。
このレビューの画像
カスタマー画像
カスタマー画像
2021年7月6日に日本でレビュー済み
これを、シュミットの「暖かな視線」、老いてもなお「気高く素晴らしい」、という風には私はとらない(見れない)。
人はプライドがあるあまりに、それに雁字搦めになり、歪なものともなり得るーー「それも人間だよ」とは思うが、私にはあまり美しくは映らない。もちろん思い出に生きるのは良い。だけど、そればかり言っているのもどうかと思う(認知症が進んでそうなっているのなら仕方がないが)。

ディスクに付属された解説書ーー<「トスカの接吻」について>というダニエル シュミットの文章では、このドキュメンタリーの出演者は、記憶も曖昧だったりして認知症が進んでいたというようなことも書かれてある(しかし、本編ではそのへんは掘り下げられてはいない)。

私がこの作品を見てなによりも思うのは、引退した音楽家が安心して暮らせる「憩いの家」を建設したジュゼッペ・ヴェルディの桁外れた愛情だ。そこに何よりも感動させられる。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート