内容紹介
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メディア掲載レビューほか
つねにクオリティの高いサウンドを聴かせてくれるアコースティック・ギター・デュオの移籍第1弾アルバム。2人のギターが生み出す、心に染みいるサウンドのよさがポイントだ。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
独特の審美眼とエキセントリックな趣味性を究めた二人の関西人ギタリスト、ゴンザレス三上とチチ松村によるアコースティック・デュオ、なんて説明はもう不要なぐらいお茶の間でもお馴染みだろう。ゴンチチのレコード会社移籍第1弾となる本作はタイトル通り、二人のギターのみ(97年の『デュオ』以来 )で制作されていて、オリジナル・アルバムとしてはついに20枚目を数える。文筆を始め、多才を持ちながら、センスのいいところを無理に見せつけたり、互いに張り合ったりするところがまるでない。濃いキャラクターとシンプルな楽曲の間に、2本の性格の異なるギターが絶妙のバランスでゴンチチという音像をゆらゆらと浮かび上がらせている。それはまるでチチ松村の愛するクラゲのように捕まえられそうで捕まらない。どこかで聴いたことがあるようでどこにもない全16曲。今回もブラウン管やらあちこちに出現し、「ああ、これもゴンチチ」とまた思い知らされるのだろう。 (松永良平) --- 2001年04月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)