アナログ録音は相当よく、格調高い、祝典的な合奏がいいと思うたです。
1楽章、スピード感と高揚感がよく、2楽章では木管の流麗さがええ。
3楽章は、包容力のある格調高い祝典的な解釈がエエし、4楽章はかなりスローで自然描写とはかなり言い難い。ウィーンフィル出身の指揮者はボヘミアの自然を心に浮かべかんかったんかのう?
5, 6楽章とじっくりと、ただしアンチェル、ドラティ、スメターチェク、ノイマン、クチャール、のかなり共通するコラールを歌い上げる解釈とは違うな(祝典的なドラマチックなクライマックスを目指すが、ちょっとずれているような?)とおおっておりますと、終楽章10分27秒から最後までワテのデノンDCD-SA1で音飛びで聴けなくなりましたがな。これは演奏家のせいではないですが、やはりイスラエル/ヴェラーさんにいくらかの運がなかった、と感じました。