メディア掲載レビューほか
元プリンセス・プリンセスの中山加奈子を中心に結成された4人組。ハノイ・ロックスのトリビュート・アルバムへの参加を経て、昨年アルバム・デビュー。これがセカンドとなる。ラモーンズのように、わかりやすくてパンキッシュ、ザ・フーのようにドラマティックでエネルギッシュ。もといたバンドが有名だと、そのイメージから逃れようとするあまり、かえって方向性が定まらない、ということがありがちだが、彼女の明快で奔放な“姉御”的持ち味そのものはプリプリ時代と一貫しているため、違和感なく、気持ち良く聴ける。 (松永良平) --- 2001年04月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)